称名滝から室堂へ



天狗平手前で雨のため日帰りに・・・


弥陀ヶ原あたり

■2016年7月30日(土) ■北アルプス 立山 ■天気:くもりのち雨  ■メンバー:ゴロ太君、まきchin、T世
■コースタイム 称名滝駐車場(6:40)⇒八郎坂登山口(7:00)⇒弘法(8:50〜9:00)⇒追分(10:05〜25)⇒天狗平山荘(12:40〜55)⇒室堂ターミナル(13:35)
■温泉:グリーンパーク吉峰(610円)  ■食事:魚津市 山久(ラーメン屋)

梅雨は明けたものの、不安定な天気が続いております。今年は梅雨明け十日はないよう…。行先候補は北アルプス、中央アルプス、南アルプスにそれぞれを一つずつ。予報の良いとこに行こうと思うも、どこも似たり寄ったり、目くそ鼻くそ…。ならば、一番行きたいところへ…で立山と相成りました。結果、雨で残念でしたけど…天気ばっかりは仕方ないですね。


クリックしても大きくなりません…

称名滝への道は夜は通れなくて、朝6時にゲートが開きます。だいたいその時間を狙って、3時過ぎに安曇野出発。6時過ぎに称名滝の駐車場に到着。一緒に歩くまきchinたちはすでに到着してました。駐車場は広いので余裕。山に登る人はそこそこいますが、大半は大日岳方面と思われます。朝からどんより雲が垂れ込めています。

■まずは八郎坂登りから

まずは称名滝に向かって車道歩き。この車道が急で、泊まりの荷物を背負ってると辛い…。そう、今日は泊まりの荷物を背負ってます。結果は日帰りだったけど、予定では泊まりだったのであります。称名滝から雷鳥沢に泊まって、翌日は大日岳経由で降りてくる予定でした。

15分ちょいで対岸に渡って八郎坂に取り付きます。垂直に近い壁を登るんですが、道は緩めのジグザグが切ってあって、わりあい楽に登ることができます。とはいえ、ひたすらの標高差500mは途中からウンザリモード。唯一の楽しみは称名滝が時々見えるくらいかな…。


まずは称名滝への車道を


ここから壁登りの始まり


八郎坂途中の展望台より


中間部をアップで!


■壁登りの後は台地歩き! バス通りに沿う道を

バスの音が聞こえてきたら壁登りは終わりで、弘法はすぐでした。路肩の広場に公衆便所があって、そこで休憩。台地に上がる頃には晴れてくれと祈るも、相変わらず曇り空。室堂に向け延々と木道が敷かれています。車道に沿うところでは、何故だか草ボーボー。T世さんはテンションがガタ落ち…。


車道沿いの木道を歩きます


天気が良ければ大日岳など見えてるはず


弘法の公衆トイレ


車道を外れると雰囲気いい場所も

■弥陀ヶ原から天狗平がいいとこなのに・・・

弥陀ヶ原あたりから池塘やお花畑がチラホラ出てきます。いいとこなんですが、如何せん天気が…。晴れてれば左に大日岳を見ながら気分良く歩いてるんでしょうけど…。このルートは今回が二度目。一度目は2014年の秋。この時も弘法から弥陀ヶ原にかけては雲海の海中。ですので、ここらへんからの大日岳はいまだ見れていません。

川を渡って、悪場を越えて、いよいよ高山の雰囲気になるあたりで、ポツリポツリと大粒の雨が…。これは来るな…って感じです。テン場に着くまでは降らない希望的観測だったのに…甘かった。雨が降って地面近くの雲が消えたのか、大日岳が見えてきました。足元にはチングルマのお花畑。晴れてればなあ…。


弥陀ヶ原付近


池塘とワタスゲ  晴れてたらなあ・・・


獅子鼻岩付近の悪場

イワショウブ オオヤマサギソウ
ワレモコウ オヤマリンドウ
タテヤマリンドウ タテヤマリンドウ

■獅子鼻岩から先がクライマックスなのに・・・雨

天狗平山荘に着いて雨宿りしようと思ったら、宿るところがない…。外で相談。この雨の中、これからテント張るのは辛いよね〜。とりあえず室堂まで歩いて、そこでゆっくり相談しましょう。天狗平山荘を出てしばらくで土砂降りに!風がないので傘で歩いてたけど、足元はびしょ濡れに。室堂に着くころには惨めな状態に…。

@予定通り雷鳥沢でテント張る、A山小屋で素泊まりする、Bバスで降りる…の三択ですな。@は無理!明日晴れる保証もないしなあ…でAもなし。消去法ってこともないけど、バスで降りる選択をしました。ある意味、立山でラッキーだったかな…。普通の山なら、雨の中を歩いて降りないといけないのですから。称名滝へのバスもすんなり乗り継げたのでヨシとしましょう!


キンコウカとワタスゲの池塘


見えないけどタテヤマリンドウもたくさん咲いてます

■下山後は・・・

温泉は立山インター寄りのグリーンパーク吉峰へ。そして、〆のラーメン。温泉の休憩室で会議の結果、魚津の山久というラーメン屋へ。カウンターのみの変わったお店。味噌野菜ラーメンと塩ラーメン、どっちも美味しかったです。靴も装備も濡れ、翌日の山は考えられない状態なので、ここでまきchin隊とはお別れして、安曇野の自宅に戻ることに。なんか疲れたな…





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