明星ヶ岳＆明神ヶ岳

下界は真夏日な中、箱根の外輪山であります明星ヶ岳から明神ヶ岳を歩いてきました。丈の高い箱根笹の密林の中に道はありますが、時折開けたところからの展望は良好！金時山ごしの富士山や箱根の中央火口丘の眺めがとくによかったです。このあたりは空気の澄んだ冬に登りに来ることが多いです。今回はくそ暑い天気にもかかわらず、まずまず澄んだ空気でした。

日程：　2019年5月26日（日）　天気：　晴れ時々くもり

ジャンル：　ハイキング

エリア：　箱根

メンバー：　T世

コースタイム：　

明星ヶ岳登山口（7：10）⇒明星ヶ岳（7：55）⇒明神ヶ岳（9：05～45）⇒矢倉沢峠（11：15）⇒金時山登山口（11：35）

登山口情報

登山口付近には手ごろな駐車場はなさそうです。下山口であります金時山登山口付近にあるので、バスを利用して通り抜けるのがよろしいかと。

温泉：　ももの里温泉（620円）　JAF割あり　　

食事：　元祖とんこつ久留米ラーメン山亭（甲斐市）

この週末は訳あって箱根へ。箱根といえば300名山。駒ヶ岳から最高峰の神山、大涌谷と歩きたいところだけど、火山活動が活発化してて入山禁止…。さらに少し前から噴火警戒レベルが2に引き上げられました。大涌谷まで立ち入り禁止となってしまいました。土曜日は観光の予定だったけど、観光にも影響ありです…

箱根は山に登るのに駐車場が限られてて困ります。そのぶんバスは発達してて、通り抜けには便利。登山向けの駐車場は金時山周辺にあるくらいみたい。駐車場やらバスの便やら調べてたところ、T世さんの膝の調子が悪いようで、一人で歩くことになりました。ということで、送迎付き。いろいろ調べたことは無駄だったけど、結果的には良い形になりました。

宮城野からまずは明星ヶ岳を目指します

宮城野橋から車で登山口付近まで送ってもらってスタート。今日は下界は猛暑日になるところもあるとか！箱根の山も暑いだろうな…。涼しいうちに歩き始めたかったけど、なんだかんだで7時過ぎの出発に。登山道はきちんと手入れがしてあります。ずっと展望はなかったところ、大文字焼きのところで展望が開けます。強羅の街と箱根の中央火口丘、金時山と富士山が見えました。

明星ヶ岳の登山口

新緑の急登を

大文字焼きから箱根の中央火口丘

富士山も！

明星ヶ岳は樹林に囲まれ展望なし

大文字焼きのところから、もうひと登りで明星ヶ岳。縦走路から防火帯の切り開きを少し東に入ったところに山頂はありました。平坦だし樹林もしっかり生えてて展望は全くもってナシ。休憩する雰囲気でもないので先に進みます。

防火帯の切り開きを進むと・・・

明星ヶ岳の山頂　展望なし

明星ヶ岳から明神ヶ岳へ　時おり展望良好！

明神ヶ岳に向かいます。稜線歩きは時々展望あり。金時山が徐々に近づいてきて、その向こうに富士山があるという景色。展望のない時は立派な広葉樹の森の中か、背丈の高い箱根笹の密林の中かのどちらか。まあ、ひたすら歩くって感じのところです。明星ヶ岳が見どころないところなので、宮城野から直で明神ヶ岳に登ってもいいのかな～なんて考えながら歩いていました。でもまあ、明星と明神はセットかな～とかも思ったり。

明神ヶ岳の山頂手前から展望が良くなります。見える景色はあまり変わらないけど、角度が少しずつ変わっていきます。大涌谷が正面に見えるようになってきました。煙がモクモク上がってますが、普段よりも多いのかな…？

時々富士山が見えます

箱根の中央火口丘

広葉樹の森を歩く場面もあり

灌木の見晴らしの良い場面あり

入山規制の大涌谷が見えてますね

大涌谷アップ！

明神ヶ岳の山頂手前

明神ヶ岳の山頂で大休止

明神ヶ岳の山頂に着いたと思ったら、ここは明神ヶ岳展望地と呼ばれるところでした。まあ、ここに山頂標柱も立ってたし、山頂の一角には変わりないのでいいんですが…。ちなみに本物の山頂は100ｍちょっと北にあるみたいです。展望地にはベンチとテーブルあり。ビアを開けてここで大休止。

日差しは強くて暑いけど、時おり心地よい風が吹いてきます。気持ちよい山頂なので長居ができる感じでした。明星ヶ岳＆明神ヶ岳はそれほど人気ないのか、人影は疎らです。山頂に1時間近くいたのですが、3組5人が休んでいきました。ちなみにトレランの人たちは通過です。この登山道はトレラン向きのような。

明神ヶ岳の山頂

ちょうど金時山と重なります

こちらは箱根山

富士山を見ながらの明神ヶ岳からの下り

丹沢の山々

道中にあった花々

明神ヶ岳から矢倉沢峠までは退屈だったかな・・・

12時を目途に仙石原に降りることにします。明神ヶ岳の山頂を過ぎ、下り基調になるところが展望良かったです。正面に富士山＆金時山を見ながらの下りは爽快でした。ただ、そこが終わってからは、とくに見どころのない単調な道が矢倉沢峠まで続きます。明神ヶ岳はなかなか良い山と思うけど、どちらから登ってもダラダラ長い道のり。

矢倉沢峠に着くと、いきなり外人さんがたくさんいてビックリです。可能のついでに登りに来てるんでしょう。普段着のままの人が多かったです。暑かろうに…💦。もちろん日本人も多いです。きっと金時山は賑やかだったことでしょう。仙石原に向けて下ります。下りたところにあるセブンイレブンで待ち合わせ。

金時山とぴったり重なります