■7月22日(月) くもり 林道ゲート⇒幌尻山荘予報では今日は1日くもり。明日は晴れる予報に変わっていた。本当にコロコロと予報が変わるもんだ。明日の晴れは変わらないでもらいたい。国道から林道のゲートまでは約40キロ。ダートらしいのでかなり時間を食いそうだ。でもまあダートといっても穴ぼこだらけではなかったので、わりとスムーズに走れた。
■7月23日(火) 幌尻山荘⇔幌尻岳⇒林道ゲート
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幌尻山荘(5:00発)⇒命の水(6:12〜23)⇒約1800m(7:19〜28)⇒幌尻岳(7:56〜8:30)⇒森林限界あたり(9:35〜45)⇒幌尻山荘(10:35〜11:05)⇒徒渉終了点(11:55〜12:15)林道ゲート(14:12着) |
久しぶりの日帰り荷物で快調に登る。30分くらいで13人の団体を抜いた。命の水で休憩。ここからは戸蔦別〜額平岳への稜線が見えている。今日は降水確率0%で気分も良かった。幌尻〜戸蔦別の1周コースの予定。急登を登り切ったら北カールの縁に出て、展望の良い尾根歩きになるはず。・・・だったが、樹林帯を抜けたらガスで真っ白け。かろうじて北カールの底まで見える程度。戸蔦別への稜線はもうガスの向こう。花はそこそこ咲いていたが、あの知床の花を見たあとだけに、見劣りしてしまう。山頂直下には熊の糞が。撒き散らしているような糞の仕方だ。糞の中には草がいっぱい混じっていた。
山頂に着くが、真っ白で何も見えない。粘って晴れるものなら戸蔦別に向かおうとも思ったが、これでは可能性がなさそうだったので、来た道を戻ることにした。結局、幌尻がどんな山なのかさっぱりわからないまま、下山することになってしまった。
山荘で沢靴に履き替える。きのう、今日の中ではこの徒渉の区間が一番楽しかったような気がする。徒渉が終わると、たいへんつまらない下山。林道は早く歩ける変わりに、肩にズシズシきてつらい。
下山後はまた沙流川キャンプ場に泊まるつもりだった。遅くなると思ったからだが、早く戻って来れたので新冠に行くことにした。持っている温泉ガイドに新冠の「レ・コードの湯」というのが載っていて、そこがすごく良さそうだった。行くとしたら今日しかないので、ちょっと遠いが行くことにしたのだ。
泊まりは「レ・コードの湯」の近所にある「判官館森林公園キャンプ場」。先にテントだけ張っておく。ここはテント床が砂地になっている。水はけは良さそうだが、濡れているテントに砂が付いてしまった。今日のお客さんはウチらだけだった。「レ・コードの湯」は想像どおりの素晴らしいところ。牧場の中の高台にあって、露天は海の方に開けていて気分良し。今回何度目かわからなくなった豚丼が今日の夕食だった。