利尻山(1719m)
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山域 |
北海道 利尻山 |
山行日時 |
2002年6月25(火) |
天気 |
晴れ(雲海) |
登山形態 |
山登り |
メンバー |
T世 |
行程 |
6月25日(火) 鴛泊⇒利尻山⇒鴛泊
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温泉 |
利尻富士温泉(500円) 利尻富士町HP |
前日のうちに利尻島に入っておき、北麓野営場で泊まる。4時に起きる。こんな時間からどんどん人が利尻山へと向かっていく。下の民宿に泊まっている人たちだ。団体さんがほとんどのようだ。まあ遠い島なので、普通はツアーで来ることになるのかな。天気は海の方は曇っているが、山のほうは晴れている。北海道に来てなかなか天気に恵まれなかったが、やっと山に登れるという感じだ。
登山口(5:06)⇒6号目(6:30〜40)⇒長官山(7:40〜50)⇒利尻山(9:21〜10:00)⇒長官山(11:05〜18)⇒樹林帯に入ったところ(12:34〜41)⇒登山口(13:26) |
甘露泉まではアスファルトの遊歩道。甘露泉は人でごった返していた。興味はあったが、この期に団体さんを抜いておきたかったので素通り。しかし、このあとも団体さんを抜くのに苦労した。5合目で休むつもりだったが、ここにも団体さんがいたので素通りした。
6合目で初めての休憩。長官山がジャマして、まだ山頂は見えない。北側は雲海がビッシリだ。雲海の下が海なので、どうせなら本物の海の方がいいなあ。7合目と8合目の間で、稚内で会った神戸のおじさんとすれ違う。もう下ってきているのでビックリ。聞くと、朝2時に出たらしい。
長官山に出たとたん、眼前に利尻の山頂が現れた。なかなか精悍な山だ。山頂はうっすら雪化粧していた。ここからは風があって寒い。鞍部に避難小屋があり、トイレの看板があったが、どこだかわからなかった。利尻山は環境、とくにトイレ問題に力を入れているようで、登山口で携帯トイレを渡されていた。かなり徹底しているようだ。ここから先、窪んだところや岩と岩の間を通るところでは、きのう降った雪が残っていた。
あれだけの人が登って来ているのに、山頂には他に1人おばさんがいただけだった。あとで数人登ってきたものの、静かなものだった。祠には海老のシッポがビッシリ付いていた。残念ながら北、東、南側は雲海となっていて、本土は見えなかった。しかし、高い山は雲の上に抜けていて、暑寒別岳、大雪山あたりが見えていて感動。見えている西側にしても、礼文島の南端と鴛泊、沓形の町だけ。ちょっと残念・・・。
団体山が山頂に登りきったのを見計らって下山開始。と思いきや、次から次へと団体山が登ってくる。寒い中、登ってくるのを待つ時間が長かった。利尻の山頂を拝めるのは長官山が最後なので休む。ここからはさっきまでの寒さがウソのように暑くなった。樹林帯に入るところで休んだが、このころには雲海がなくなって、ここからでも稚内や礼文島が見えた。今山頂にいたらさぞかしよい眺めだっただろうなあ・・・。帰りに甘露泉で水を汲んでおいた。
北海道登山の旅(2002年)
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