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神楽ヶ峰 これも山スキー?



 山域  上越 神楽ヶ峰  
 行程  かぐらスキー場⇒神楽ヶ峰⇒中尾根⇒中の芝沢⇒和田小屋
 山行日時  2006年3月26日(日)
 天気  くもり
 登山形態  山スキー(テレマーク)
 メンバー  T世
 温泉  





前日の西ゼン滑降で疲れたわけでもないし、満腹になったわけでもないが、予定していた谷川岳の西黒沢本谷はやめにして、お気軽な神楽ヶ峰に変更。今の時期の神楽にたいした興味はなかったが、パウダーシーズンには興味津々。その偵察というか、ここまで来る価値のあるエリアなのかを確認するのが今日の目的。はたして・・・?


前夜は湯沢の駐車場で車中泊。たっぷり10時間以上は寝させてもらった。天気はどんより曇り空。天気予報の感じだと、夕方からは雨模様だが、朝のうちは晴れっぽかったのだが・・・。モチベーション低め。かぐら・みつまたスキー場は、千葉に住んでいた頃に何度か訪れたことがある。もう15年も前の話だ。なんだかなつかしかったが、苗場までゴンドラでつながっていたのには超ビックリ!

予想はしていたが、予想以上であった・・・・というのは、スキー場トップまでのリフト代。ロープウェイ⇒クワッド⇒ゴンドラ⇒クワッド⇒ペアと乗り継いでやっとトップ。おまけに下山時にペア⇒ロープウェイに乗らなければいけない可能性も。一回券を合計すると、最悪で3600円にもなる。まじかよーー!半日券は3000円也。迷わず半日券を購入。上まで運んでくれるぶん、コストパフォーマンスが高すぎる!

振り返ると谷川連峰と田代湖
目指す神楽ヶ峰の稜線
三角点のあるピーク

すこぶる水平距離の長いスキー場だ。一番上のリフトは3月にならないと動かないみたい。ここは上越の栂池・・・?スキー場TOPから神楽ヶ峰の間にはたくさんの人がいた。その中で山スキー装備の人は半分いただろうか?ゲレンデスキー&ボードの人がウヨウヨだった。ここは山スキーエリアというよりも、いわゆる“バックカントリー”エリア。リフト終点からわずかで稜線に達し、スキー場のとなりの尾根や沢を滑ることができる。まさに絵に描いたようなお気楽コース。そんな感じなので、斜面がどうのこうの、雪質がどうのこうのという以前に、気持ちが山モードになるのが難しい。ただ、真冬は一番上のリフトが動いてないぶん、山っぽさが期待できるかも・・・?そう、景色はすこぶる良好なのだ。今日は空が灰色でイマイチだったが、谷川連峰の眺めは相当に良さそう。真冬は降雪直後の晴れた日に訪れたいと思った。

神楽ヶ峰と苗場山
中の芝沢の真ん中あたり
左に同じ

リフト乗り場では神楽ヶ峰周辺の危険区域や雪崩発生点を記した地図(五万図を拡大したもの)を配布している。それでいくと、主なエリアは雁ヶ峰へと続く尾根、中尾根、田代スキー場上部の3つに分けられる。それ以外は危険区域となっている。今日は一番メジャーそうな中尾根を滑ることに。
中間部は木がほとんどない
中尾根の斜面はゲレンデ状態
もう右手はスキー場

稜線に出て、ひとつ北側の小ピークから派生する尾根が中尾根。尾根上はカリカリだったので、尾根の南側の中の芝沢を滑ることにした。沢の中も硬かったが、尾根よりは少しはマシ。稜線近くは多少木が生えているものの、途中からは無木立のバーンとなり快適。ゲレンデのとなりを滑る頃になると、ほどよい樹林帯となって気持ちが良い。そのまま沢を滑っていくと、自然に和田小屋に出ることになる。急斜面を滑りたい場合は、途中まで中尾根を辿ってから尾根の南面を沢に向けて滑れば楽しめそう。


まあ、一応標高差600m以上は滑れたし、満足満足!でも、せっかく半日券を買ったので、和田小屋の下にあるフード付きのクワッド(ここはなかなか良い斜面)に2本乗って滑っておいた。もう足はガクガク・・・。そして、下山開始。ゴンドラ脇の斜面は水平に毛が生えたくらいの斜度が延々続く。で、一本リフトに乗って、ひと滑りしたところがロープウェイの山頂駅。ここからの下山コースが開いてなかったので、下りもロープウェイに乗ることに。半日券を買っててよかった。

さて、本題。厳冬期に神楽ヶ峰まで来る価値はあるのかないのか・・・?答えは微妙。悪くはないが、ここを滑るためだけにわざわざ安曇野から来るには遠すぎる。他のどこかとからめて来ることになりそうだ。日白山とかと。
※ GPSではないのでテキトーです





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