ゴールデンウィーク日帰り山スキー最終日は、もともと鳥海山の予定だった。しかし、東北地方の天気予報は芳しくない。とくに展望期待の鳥海山(鉾立から登って海に向かって滑る予定)だけに、天気の悪い日にわざわざ登りたくはなかった。これといった代替案もない。そこで、連休明けの週末に予定していた至仏山へ行くことに。来週の天気が保障されているわけではないし。行ける時に行っておこう。
前日の湯殿山から新潟経由で長躯鳩待峠へ。戸倉から先は開通しているけど、凍結の恐れがあるためか夜間はまだ通行止め。ゲートが開くのは7時半。6時半ごろ着いて、開門待ちの列の最後尾についた。どうだろう、前には20台くらいはいただろうか・・・?コーヒーを沸かして飲んだり、シートを倒して寝たりして時間をつぶした。鳩待峠では駐車場代を徴収するおじさんが待ち受けていた。ゲゲゲッの2500円。ハナから路肩に止めている人がいたが、2500円ってのを知ってて止めたんだろうなあ・・・。まあ、これを駐車場代を思わず、入場料と思って渋々支払う。
鳩待峠(8:10)⇒至仏山(10:45〜11:35)⇒ワル沢出合(12:15〜35)⇒鳩待峠(12:55) |
ゲートの開通時間があるので、みなさんほぼ揃っての一斉スタート。ここは山スキーの山ではない・・・が第一印象。山スキーはもちろんのこと、ツボ足組みも大勢。ツアーと思われる大群もいる。そして目立ったのが、ゲレンデスキー組。お手軽だから集まるのだろうか・・・?
手前は小至仏
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振り返ると上州武尊山が
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大回りはするものの、この尾根歩きは気持ちが良い。尾瀬ヶ原とその向こうの燧ヶ岳を右に見ながらののんびり尾根歩き。傾斜も緩くてややこしい部分もない。初心者には最適だ。結局、鳩待峠から山頂まで、一度もクライミングサポートのお世話になることはなかった。それでも600m以上の登っているのだからすごい。