猿倉に車を置いてこないといけないので、6時に松川道の駅を出発。金山沢出合は埋まっているとの情報はあるが、こうも雪が出てこないと不安になってしまう。猿倉の間際になってやっと雪が出てきた。猿倉の上の駐車場はすでに満杯寸前。今年は滑れるエリアが限られているので、おのずとみんな集まって来るのだろう。
栂池ヒュッテ
|
|
栂池の駐車場もまあまあの混み具合。でも、もっと多くても不思議ではないような気がするが・・・。ゲレンデスキーヤーが少ないので、こんなもんなのかも・・・?ここでK橋氏と合流。お手柔らかに・・・。
今日もお天気最高!今年のGWは悪天もあったが、晴れる日にスカッと晴れてくれるのでありがたい。こんなに良い天気なので、稜線を歩いて小蓮華まで行ったほうが気持ちいいかなあ・・・とも思ったが、まだ通ったことのない栂池自然園突っ切りコースで行くことにした。ロープウェイ下車後のレクチャーだが、それだけでいいの?というくらい簡素だった。蓮華温泉への振子沢は割れてしまって、スキーをはずさなければいけない部分があるようだった。前半に行っておいてよかった。 |
いきなり暑い!自然園を横断する。通いなれた(ってほどではないが・・・)栂池だが、自然園からの景色は初めてだったので新鮮。自然園越しに白馬三山と小蓮華山が絶妙な角度で並んでいる。前には集団が2つとバラが点々と。きのうに続いて今日も大賑わいだ。
稜線に出る前の最後のポコで中休止。ここは絶好の休憩ポイント。平らだし金山沢が一望できる。白馬の山並みもいいし、後ろの自然園とハクノリもまたヨシ。稜線に出ると寒いかもしれないので、ここでビールを開けた。ここからひと登りで稜線に立つ。稜線に出ると反対側の景色が楽しみ。今回はとくにGW前半に登った朝日岳や五輪山が見えるので、なおさら感慨が深かった。
さあ、広い金山沢、どこから滑るや?昨日が初滑りで今日が滑り納めの可能性が高いKo−ちゃんに任せた!登り着いたところはツアー御一行が占領していたので、2つ先のピークまで行ってみる。その手前のコルからきれいな斜面が落ちていたので、滑降点をそこに決定。安全第一派のHa−ちゃんのみ、斜度が緩くなるもう1つ先のコルからスタート。稜線を移動中に雷鳥がウロウロしていた。
金山沢斜面と杓子以南の後立
|
|
|
小蓮華山へと続く稜線
|
|
切り込み隊長はKo−ちゃん!カメラが集中。緊張の一瞬だ。斜度的には35度程度なんだろうが、なにしろ雪が悪そうで滑りにくそう。案の定グサグサ雪に板が言うことを聞かない感じだ。今日は細板よりも太板で臨んだほうがよかったかもしれないくらいだ。とはいえ、下部の落石を考えると、やっぱりまだ新しい太板はもったいなさ過ぎる。一人ずつ滑ってシンガリがボク。あっけなく撃沈。底に近づくと斜度が落ち、少し滑れるようになった。カメラも向いているし、調子に乗ったら吹っ飛んでしまった。板が頭にぶつかったが、ヘルメットさんが防いでくれた。アルペンだと板がはずれない限り頭には当たらないが、テレマークはどこにでも板が当たってくる。ヘルメット必携だよ!Ko−ちゃん。
あとは車の回収のみ。1台では全員乗れないので、運転手と来賓のK橋氏を乗せて栂池へ。K橋氏とはここでお別れ。またの機会があればうれしいな。残された3人は林道をトボトボと歩いて来ており、途中で拾って2台に分乗し、そこで解散となった。
★今年のゴールデンウィーク
前半に4泊5日で朝日岳、五輪山&黒負山。戻ってきて1日休んで乗鞍岳、そして今日の金山沢。2日休んでお仕事再開というパターンになった。山行きと休養の組み合わせに、晴れと雨がバッチリとはまった。申し分ないGWだったと言ってもいいでしょう!
希望としては9泊10日で奥深い山を縦横無尽にトレースしたいところだが、なかなかそうもいかないわなあ・・・。 |
GPSではないのでテキトーです
|
|