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瑞牆山 ハイキング

ふもとの紅葉と山頂からの大パノラマを満喫!



疑問!赤岳、横岳、硫黄岳には雪があるのに、権現岳に雪がないのはなんで?

 山域  奥秩父 瑞牆山  
 山行日時  2007年10月28日(日)
 天気  快晴!
 登山形態  ハイキング
 メンバー  T世
 温泉  なし





この週末は北信のとある山を予定していたが、二人揃って風邪を引いてしまった(たいしたことはないが)ので、コースタイムの短い山に行くことにした。で、瑞牆山。瑞牆山は1995年に登っている。13年ぶり2回目。この時は、金峰山と瑞牆山を日帰りしている。若かったんだなあ・・・。まあ、時間的には無理な感じではないけど。ヒョッコリと山頂に着いたら、大展望が!・・・が、その時の乏しい記憶の中での感想だ。

瑞牆山荘(7:50)⇒富士見平(8:30〜40)⇒天鳥川渡渉点(8:55)⇒瑞牆山(9:50〜10:25)⇒瑞牆山荘(11:55)

前日は台風の影響で一日中雨。台風は時速85キロで駆け抜け、あっという間に東に抜けていった。当日は台風一過の晴天となった。松本盆地は霧、諏訪に入ると晴れていた。八ヶ岳には新雪が・・・。昨日の雨はそんなに寒くなかったので、山も雨かと思っていたら、八ヶ岳あたりでも雪になったみたいだ。北岳や甲斐駒にも雪が付いていた。そして、金峰山にも・・・。今日は良い景色が見れるかもしれないゾ!

瑞牆山荘から富士見平の間の紅葉
増富温泉の少し上の渓流は、いい感じで紅葉していた。ただ、前日の台風で渓流が濁流に。さらに林道を進むと、瑞牆山が見えてくる。おおっ!瑞牆山にも雪が付いているではないか!瑞牆山荘の駐車場は車が一杯!先週の焼岳に続いて、今日もにぎやかな山となりそうだ。さすがにお手軽な百名山といったところ。

富士見平まではミズナラ(多分)の林の中。ほとんど黄色ばっかりの紅葉(?)だったけど、景色全体が金色で気持ちよか!でも、昨日の台風の影響でか、かなり葉っぱが落ちてしまっていた。おかげで踏み跡が不明瞭。ただでさえ踏み跡が錯綜しているというのに・・・。

富士見平でひと休み。天鳥川へとトラバース道に入る。今までの明るいミズナラ林から一転、暗くて展望のない針葉樹の林となる。気分は↓。つまらん・・・。時々狭い針葉樹の隙間から、瑞牆山の岩峰が見えるのだけが救いだった。

天鳥川へのトラバースの途中
山頂直下の○○岩


天鳥川を渡渉すると沢形の登りとなるが、水が流れていて登りづらい。モントレールで来たのは失敗だった・・・。岩は滑るし・・・。1800mくらいから、チラリホラリだが雪が出始める。地面にはほとんどないけど、木に付いた雪が太陽に照らされて落ちてくる。小雨よりも強い降りっぷりだった。展望のないひたすらの登りのまま、瑞牆山の山頂へ。

お決まりの富士山!
岩峰の山頂と八ヶ岳
南アルプスはしら〜っとしてしまっている
金峰山にも雪が積もった


こんなに鋭い岩峰の山頂なのに、テクテクあるいているだけで山頂に着くというのはすごい!山頂は障害物ナシの大展望!ホント山頂の手前5mまで視界が利かないのに、このギャップはある意味面白い。金峰山、富士山、南アルプスは、やや逆光だったのが惜しいところ。八ヶ岳は申し分なし。北の展望では白い浅間山(写真を載せるには遠すぎ)がひときわ目立っていた。北アルプスは鹿島槍以北の山々が見えていた。「槍・穂が見える・・・」とか言うおっさんもいたけど・・・。下山は予想通りにすれ違いに苦労。覚悟があっただけに、ストレスたまりまくりというほどではなかった。


帰りは紅葉ドライブ。増富温泉には戻らず、信州峠を越えて川上村へ。この間の紅葉は見事!車もひっきりなしに通っていた。天狗山・男山も紅葉が盛りだ。そして、野辺山経由で松原湖へ。松原湖は初めてだったが、イマイチ・・・。ただ、池の入り口にあった1本の楓だけはお見事!写真の木です。池田の大峰高原の大楓に比べると大きさは小さいが、彩りはなかなかであった。

黒森集落からの瑞牆山
松原湖にあった楓


松原湖からは麦草峠を越える。ほとんどがカラマツの黄葉で、いい加減飽きてしまった。ビーナスラインを走って美ヶ原経由で帰るつもりだったが、麦草峠越えで疲れてしまって、茅野に降りた。とくに欲しいものはないけど、せっかくなので、久々にモンベルショップへ。そして、高速に乗って帰ったのでした。




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