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幸ノ川 沢登り / 中央アルプス 正沢川楽しく登れる滝が多くて楽しい沢登り すごい高度感だが、実はそんなことはない
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幸ノ川は次から次へと滝が出てきて、そのほとんどが直登できる楽しい沢。ただ、ちょっと暗めの雰囲気で荒れ気味なのが難点・・・。同じく日帰りで楽しめる中央アルプス東面の西横川などと比べたら、開放感で見劣りしてしまうのは否めない。でも、金かかるんよなぁ・・・西横川は。バス+ロープウェイ(下山で使えば)+バス・・・。反面、この幸ノ川はリーズナブル!水が枯れる前に横切る登山道に出れるし、下山も2時間足らず。コンパクトながら中身が濃いのがウリかな!
最近木曽が多いなあ。今月3回目。狙っているわけではないんだが・・・。日義の道の駅で飯田からのこーちゃんと合流し、木曽駒高原スキー場の一番上の駐車場に車を止めて歩き始める。急勾配の林道を登って入渓点に向かうが、暑い暑い・・・。安曇野も連日35度前後の猛暑。もはや信州は避暑地ではない・・・?今日も沢日和間違いなし!?
登山道が渡渉するところが入渓点。そこから河原を歩き、堰堤を越え、ものの5分少々で最初の滝。右壁を登るがヌメヌメ。最初の滝ということで、まだ免疫ができてないのでチョイと恐め。すぐに2つ目3つ目と出てくるが、転がっている石は花崗岩だけど、岩盤は黒い岩。まだ中アっぽくない。
しばらく歩くと前方に連瀑帯。10m前後くらいの滝が4つ、5つ。ここから岩盤が花崗岩に変わり、中アっぽさが出てくる。今日の目的のひとつに、“訓練系ステップアップ編”があった。普段はテキトーに遡行していて、登ってみて難しかったら上からロープを投げる・・・なんてことが多かった。これではいけない!と一連の登攀システムを学習しようということ。
この連瀑帯の2段目の滝で実践。ロープの出番となるほどの滝ではなかったが。TOPのビレイとセカンド以降のビレイ、支点の作り方等々・・・。まあ、1回やったくらいですぐに身になるもんでもないので、繰り返しやることが肝要でしょう。こういうのは沢でやっても時間を気にしてしまうので、マルチピッチのゲレンデなんかでやるのが効率的だろうな。それ目的で。
次の3段目。クラックっぽい滝。左から巻けば簡単そうだったが直登を試みる。結構やらしい・・・。結局は登ってからロープを投げるという、いつものパターン。さっきやった訓練系の意味全くナシ・・・。この2段目3段目でかなり時間を費やしてしまった。
連瀑帯を越えるとやや荒れ気味の渓相。そして雷が鳴り始め、最初は小粒だったが大粒の雨に変わる。おいおい!まだ10時台なのに夕立?あわててカッパを着込む。すぐにやんだのでカッパを脱いだら、すぐに猛烈なシャワークライミングが待っていた。カッパ着とけばよかった・・・。結局シャワーに根性負けして敗退。左の踏み跡を辿って巻く。
二俣以降も滝は続く。やたらシャワーを浴びまくったので、避暑を通り越してしまった。寒い!下界は今日も猛暑なんだろうなあ・・・。上に行くにつれて水も冷たくなり、手が痛いくらいになってきた。早く温泉に入りたい!ラーメン食いたい!この時期、沢以外ではありえない心境だった。さすがに最後は滝はなくなり、急なゴーロをひたすら登る。こうなると脳が勝手に終了モードになるのか、一気に疲れが襲ってくる。ゼーゼー言いながら登って、やっと登山道が横切って終了。 |
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