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栗駒山 紅葉ハイキング須川温泉付近がすでに散り始めだったが、それでもgoo! ![]()
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東北紅葉遠征第2弾は栗駒山。きのうは焼石岳。やや欲求不満気味・・・。なんとか解消したいところだ。朝起きて天気予報をチェックすると、なんと!秋田県だけ午前中曇りマーク。確かに星は出ていない。最近の天気予報、晴れはハズレるが、雨と曇りは当たる。震災の影響で片側通行だらけのR342を登り、登山口である須川温泉へ。
登山口である須川温泉はすでに紅葉の名所。観光地ムード満点。肝心の紅葉のほうは、このあたりですでに見頃から散り始めという感じ。それでも木の種類や生え方が良いのか、とっても素晴らしい紅葉だ。登山口にしてすでに来て良かったと思えるくらいだった。上はもう冬枯れだわな・・・。
どんよりとした曇り空の中をスタート。少し歩くと名残ヶ原。ここらはまだ紅葉が残っているが、如何せん早朝だし、曇りのため明るさがない。とりあえず最短で栗駒山の山頂を目指そう。帰りは晴れてるだろうから(希望を込めて)、帰りにゆっくりと紅葉狩りだ。昭和湖も薄暗くてパッとしない・・・。さらに登り、須川分岐あたりまで来ると、一気に晴れた。というか、雲の上に出たようだ。どうやら雲海。上空はとってもきれいで澄んだ青空。やっぱり山は晴れに限る!
盛りには真っ赤に染まる山頂部の紅葉は跡形もない。予想通りすでに冬枯れ。おととい前線が通過した時に、すべて落ちてしまったと思われる。でも、今日は風もなく穏やか、山頂で気持ちよくのんびりすることができた。やっぱり山は晴れに限る!山頂でゆっくりしているうちに、雲海の底に沈んでいた須川温泉あたりも、徐々に雲が取れてきていた。ヨーシヨーシ!
せっかくなので産沼経由で下る。笹の緑と青空、まるで夏山のようだった。産沼までは笹の中の退屈な道だった。産沼から先は灌木帯になり、終わりかけの紅葉を楽しむ。須川コースと合流する手前に一本沢を横切るのだが、この周辺の紅葉はまだ健在。木の種類が多いので、色々な色があっておもしろい。例えば涸沢だと、赤はナナカマドのみ、黄色はダケカンバのみとハッキリしている。それもよいけど、これもヨシ。なんのこっちゃ・・・。
名残ヶ原に戻る。すでに雲はひとつもなく、青空全開!名残ヶ原の南端から北の端まで朝通った道を戻る。朝は曇っていたので、もう一度名残ヶ原を堪能しようというわけだ。北端の噴気の出る丘で一休み。ここは絶景ポイント。ポカポカでついつい長居したくなるが、あんまりゆっくりしているとウチに帰るのが遅くなってしまう。
さて、三たび名残ヶ原の木道を歩く。今度はまた南下して賽ノ河原の分岐へ。結局、一往復半したことになるのか。そして今度は賽ノ河原を散策。岩が点在する中に、紅葉&黄葉、原っぱにはススキも生えていて、まさに盛りだくさんの秋景色。須川温泉あたりは山に登らなくても、十分に紅葉を満喫できる。
さらに道は分かれる。こうなったら全ての道を歩きたい!・・・が、そうもいかないので、真ん中の道を途中まで歩き、先が読めるところまで進んで引き返した。そして、一番西端の道へ。このあたり、ロケーション的に最高の場所だったが、よりによって木道工事中で、ブルーシートに包まれた資材があちこちに放置してあった。どこを撮ってもブルーシートが映ってしまう・・・。紅葉&黄葉の中にブルーシート。ブルーシートが一番目立ったのだった。賽ノ河原は木が生えてなくて白黒の世界。前後が華やかだっただけに、とても対照的であった。
そんなこんなで須川温泉に戻ってきた。駐車場には車があふれかえっていて、路駐するのも大変なくらいの混雑。焼石岳と同様に、栗駒山も宮城県側はアプローチ不可なのだが、入込数の違いは歴然。いいところには人は集まるんだなあ・・・。とともに、焼石岳はそれほど人気がないんだという印象が付いてしまった。 |
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