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今年も正月明けても雪少ない・・・。行く場所が限られる。しょーがない・・・三田原山に行くか。昨年も一昨年もシーズン初山は三田原山だったなあ・・・。三田原山は標高高いし、大事な部分が疎林(下の方はヤブ覚悟)なので大ハズレはないのである。
いろいろ?あって、豊科を出たのは7時20分。途中の小布施ハイウェイオアシスでkoちゃんをピックアップ。杉ノ原スキー場に着いたのは9時前?まあいいや・・・どうせ三田原、時間は余るわ。ゴンドラとリフトを乗り継いでゲレンデトップへ。1500円也。高いところまでリフトで運んでくれるぶん、三田原山はコストパフォーマンスはよくない。
天気は小雪模様。トレース完備。はじめに渡る沢、いつもより深く感じた。雪が少ないからかなあ・・・?現に谷底に普段は見ない灌木がモジャモジャと生えている。対岸に移っても、埋まり切ってない灌木や、いつもなら平らになっているだろうところも、今日はまだ地形がそのまんま出ている。三田原も雪少ねぇ〜。もう2降りは要るな・・・。
今日は男3人。1時間をギリギリ切って2300mへ。途中は風があったが、山頂は無風で、雪が深々と降っている。雪庇の裏で休憩。今日は反対側のカルデラに滑り込むことも考えていた。そのつもりだったが、どんどん雪が激しくなり、視界不良になる。やめとこう・・・。 滑る準備をして、再び稜線に戻ると、いつの間にか風がビュービューになっていた。こりゃ居られない!早く滑ろう。パウダーだ!滑り出しの疎林帯はボコボコして滑りにくかったが、下に滑れば滑るほど良質のパウダーに。風の当たらない樹林の中はフカフカで抵抗のない雪だった。三田原山ってのは南面なので、日が当たるとすぐに雪が腐る。雪質を求めるなら、今日のような天気の悪い日にくるってもんだ。天気が良いと雪は悪いけど、ここの景色は大好きなので、それはそれで楽しめる。やはり三田原山はおいしい山だ。
しばらく調子に乗って滑っていたが、なんだかおかしいなあ・・・と思いだす。なんとなく違うなあ・・・。藪っぽくなるのが早いし、景色も見慣れない。GPSで現在地確認。おやおや・・・えらいこっちゃ!視界不良で滑ったとはいえ、コンパスくらい出して見ろよ!45度違う方向に下っていた。 「怪我の功名」なのかなんなのか、浅い谷が切り開きのようになっていて、文句なしのパウダー斜面出現!地形図の涸沢だ。得した気分で滑ったけど、この代償はけっこうなもんだった。笹ヶ峰の京大ヒュッテのチョイ東の林道に降り着いたが、ここからいつもの下山地点まで推定6キロ。時間にして1時間半。いくら涸沢の無木立斜面がいいからといって、この労を考えると2度と来ないかな。平坦な林道歩き1時間半にやられ、下りだしてからのボブスレーにやられ、長い長いゲレンデで太ももは今日も死亡した。降りたら天気よくなった。 |
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