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安房山のはずが小船 山スキー山スキーデビュー企画第一弾はKリーと高P
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シーハイルルートをトマの風企画に便乗。オンブにダッコのようなツアーになるはずだったのだが・・・
安房山の核心は車を止める場所。いつか行かねば・・・と思いつつも実現しなかったのは、この駐車場所の問題。冬の上高地が観光地化するまでは、釜トンネルの脇に駐車できた(ホントは違反だが)が、今はバリケードが置かれている。中の湯温泉に止めさせてもらえらばラッキー。ダメなら下から歩くかというつもりで臨んだ。今回はたまたま(しぶしぶ?)置かせてもらえた。アテにしないように!
天気は弱い冬型で、このあたりは小雪が舞う空模様。正月からずっと気温が低い日が続いていて、雪質は保証されたようなもん。デビュー戦のスタートです。歩き始めはR158の旧道。1ターンして戻ってきたが、中の湯温泉はすぐ下。ウォーミングアップには良かったけど、あまりにも高度を稼げないので、次からはショートカット。
スーパー林道の手前から斜面に取り付く。尾根に取り付く予定だったけど、浅い沢形を登る。斜度はそこそこあり、雪もそこそこ深い。さっそく一つ目のキックターンでデビュー戦の洗礼を受ける。バランスを崩してドテッ!ま、このあたりはお約束ですな。シールの滑りやすい乾いた雪、キックターンの踏み出しが急斜面だったこともあり、悪戦苦闘の連続!だんだんとトマさん+マツキン1名との差が開いていく。「足手まといになるようなら、分裂するのでお先にどうぞ・・・」と、最初に言っておいたが、現実となってしまった。
安房山から北に派生する尾根に登りついたのは、出発から4時間近く経った12時であった。標高差は約400m。安房山まであと300m。普通なら1時間ってところだが、今日は時間が読めない。ま、山頂は諦めるか・・・。問題はトマさん御一行とどう合流するか。もう山頂に着いてる頃だろうな。予定は安房山から小船に滑りこむ。トマさんたち、どう考えてるかなあ・・・?しばらくは山頂で待つとしても、登ってきた尾根を滑ることはないだろう。予定通り小船に滑りこむだろうと考え、1911m北のコルから小船へと滑ることにした。
コルから30mくらいは露出した笹がうるさい斜面だったが、そこから下は程よい樹間の快適斜面。雪質は底があるかないかの上質パウダー!辛く言えばやや重か・・・。標高差250mのプチ斜面だったが、100mずつ2回のパウダーランでご満悦でした。滑り下りた小船というのが、これまた別天地。完全な窪なので風もほとんどない。安房山山頂からのラインを読んで、その下で滑ってくるのを待つことにした。いいとこでした、小船。
滑ってきた尾根に登り返すとロスになると考え、小船から車道に出て、車道を辿って中の湯に戻ることにした。小船からコルに向けて少し登ったところで、作業道のようなものに当たり、それを辿って旧道に出た。ここでシールをはずすが、旧道は斜度がなく、ほとんど平坦なラッセル。雪崩斜面も何か所かあり、車道を歩くのはあまりお勧めではないようだ。白谷山や焼岳の南面を観察できたのが、唯一の収穫だった。尾根を回り込んだところで携帯が通じた。結局、トマのみなさんは登った尾根を滑り、だいぶ前に中の湯に戻っていたようだった。読みははずれていたのでした・・・。 |
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