久しぶりに賑やかな山へハイキング

金峰山
山域 |
甲州 茅ヶ岳 |
山行日時 |
2010年11月27日 |
登山形態 |
冬枯れハイキング |
メンバー |
abuちゃん |
温泉 |
家 |
茅ヶ岳・・・別名「ニセ八ッ」。甲府から信州に向かっていると、右に目立つ山が見えてくる。山を始めたばかりの頃は、何度か騙された。八ヶ岳しか知らないもんで・・・。本物の八ヶ岳が見えてきて、あれは偽物だと気付く。目が慣れれば双子を見分けられるように、八ヶ岳と茅ヶ岳を見分けられるようになる。今見たら全然違う山なんですけどね。
深田記念公園登山口(8:45)⇒女岩(9:35〜40)⇒茅ヶ岳(10:30〜50)⇒金ヶ岳(11:25〜12:15)⇒茅ヶ岳(12:50〜13:25)⇒千本桜分岐(13:30)⇒車道(14:15)⇒深田公園(14:35) |
スキーの便りを聞く季節になってきたけど、まだまだ里山ハイキング真っ盛り。今年は少し雪が遅いようですね。まあ、11月に降ると12月に降らないことが多いので、これからに期待ってところです。今日は南の山へ。深田久弥終焉の地として有名な茅ヶ岳に登ってきました。
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深田記念公園登山口の駐車場 |
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登山口には立派なログハウス風のトイレ |
山梨県の山だけど、近い近い!韮崎インター降りて15分で登山口ですから。駐車場にはすでに20台くらいの車が止まっていた。ナンバー見たらほとんど関東。上手く詰めたら50台くらいはいけそうな立派な駐車場だ。ログハウス調の便所も完備。案内板の地図には等高線も入っている。この案内板を撮影してホームページに載せているサイトがあったので、それを印刷して今回の地図とします。ちなみにこの地図、ルートが違ってました。一番最後に訂正した地図を載せておきます。2.5万図に載っている登山道も違います。ちなみに、道は一つしかないので、間違えることはありません。
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登山口にあった看板 |
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歩きだしはこんな感じ |
枯れ葉が敷き詰められた広い道を登り始める。葉っぱが落ちて見通しは良くなってるが、天気は曇りなのでやや暗め。朝は気圧の谷が残るので、午後ほど晴れという予報。舗装したての林道が横切ったりし、だんだんと沢形がハッキリしてくると、堰堤のような女岩に突き当たる。女岩という大きな岩だが、実際は5mくらいの直登不能な滝という感じ。
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女岩 |
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ちょっとピンボケ |
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女岩水場にはコップ完備 |
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女岩から登ってきた方向 |
みなさん休んでいたので休む。岩から滴り落ちる水を樋に集めて水場になっていた。伏流している流れが、岩で表面に出てきただけの水。・・・と考えると趣がない。登山口にあった看板のルートだと、ここから尾根に向かって一直線なんだが、このあとしばらくトラバースで、またまた沢形に戻ってしまった。
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尾根に出る手前 |
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山頂方向 |
ずっと曇りだったが、時々日が差すようになる。茅ヶ岳の山頂に期待!尾根に出てしばらくで深田久弥が没した場所。奥秩父の山々が望める地で、ここには立派な碑が立っていた。あと10分で山頂というところで、茅ヶ岳未踏で終わってしまったそうです。深田久弥のことは、下の深田記念公園に書いてありました。
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深田久弥終焉の地 |
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茅ヶ岳到着! |
茅ヶ岳の山頂は、ごった返してはなかったけど、そこそこのお客さん。残念ながら天気は曇り。ちょうど茅ヶ岳の周りに雲が多いようだ。しかも、ちょうど良い高さに。八ヶ岳がチラッと見えただけだった。まあ、茅ヶ岳からの展望は帰りにとっておくとしましょう。何度も来る山ではないと思われるので、この山塊最高峰の金ヶ岳へ向かう。
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金ヶ岳 |
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石門 |
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石門 |
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石門 |
ガーッと下って少し登ると岩のトンネルがあった。ガイドマップには「石門」とあった。下ほど細くなっていて、しかも脆そうだったので、そのうち壊れてしまうでしょうね。この岩の上に開けた場所があったが、相変わらず雲が多くて展望なし・・・。ガーッと登って金ヶ岳の南峰。そして、少し下って登ったら、本峰である北峰へ。
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金ヶ岳の南峰直下 |
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金ヶ岳到着!しかし雲が・・・ |
金ヶ岳の展望は南アルプス方面だけ。その南アルプス、雲の中になんとなく鳳凰三山が見えてきた。そして甲斐駒も・・・。で、また消えた。本日の最終目的地なので、ここでビールを開ける。のんびりしていると少しずつ雲が減ってきているようで、北岳やらも早川尾根の上に見えてきた。もうお昼なので逆光になり、クッキリと見えなかったはチョット残念だった。南アルプスを見るなら、朝早く登ってこなければ・・・。
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休んでるうちに晴れてきた |
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茅ヶ岳からの金ヶ岳 |
だいぶ雲が取れてきたので、2度目の茅ヶ岳に期待。ガーッと下ってガーッと登って茅ヶ岳。さっきの金ヶ岳では50分、2度目の茅ヶ岳では35分と、最近は休憩の長い山が多くなっている。天気が良くて暖かいからね。茅ヶ岳にいるうちにも、ドンドンと雲が取れてきて、やっとという感じで快晴になってきた。
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南アルプスで見慣れた看板 |
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こちらは金峰山方面 |
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南アルプスは逆行だ・・・ |
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富士山うっすら |
茅ヶ岳は360度完全に伐採して、展望を確保している。伐採されていなかったら、展望ゼロだろう。展望なければお客さんは半減かも・・・?金峰山の見え方が一番いいかな。南アルプスは太陽の向き的に、午前中の早めの時間でないとクッキリとは見えないでしょう。近い八ヶ岳は山は全部見えるけど、右の裾が金ヶ岳に隠れてしまっている。八ヶ岳はやっぱり裾が見えてナンボ。かなりボンヤリだったけど、富士山も見えてくれたので満足。やっぱり高いな。
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八ヶ岳が近いですね |
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南アルプス方面 |
帰りは尾根コースを下る。千本桜方面に5分ほど降りたら分岐となっていた。上の方は感じの良い林で気持ち良かったが、しばらく降りると切り開きとなりガッカリ。切り開きが長く続いて、舗装したての林道に出た。100m弱ほど左に進むと、登ってきたルートにぶつかる。もう完全に下山モードでカッタルイ。
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尾根コースと千本桜との分岐 |
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尾根コース上部 |
せっかくなので深田記念公園に立ち寄る。最近の百名山の進捗状況は、年に一つ消化できるかどうかってとこ。その気になればそう時間はかからないだろうけど、なかなかその気にならないので、いつ100登れるか全く予想不能。この公園はなんとか茅ヶ岳が見えるという位置にあった。
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深田記念公園 |
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深田記念公園 |
登り始めの時間は遅いし、休憩は長かったわりには、早い時間に降りてこれた。茅ヶ岳はアプローチも良いし、かなりお手軽感のある山だった。茅ヶ岳はほぼ独立峰で、囲んでいる山も有名な山ばかり。お客さんが多いのもうなづけます。晴天率もいいはずなので、真冬の冬晴れの日に登ったら最高でしょうな!今回は後半良かったので、今回は今回で満足です。