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黒姫山南西面 山スキー


天気も雪もボチボチ・・・可もなく不可もなく・・・

 エリア  北信 黒姫山
  山行日  2010年1月24日(日)
  天気  くもりのち晴れ
  ジャンル  山スキー(テレマークスキー)
  メンバー  Kリー、Tポン、T世
  温泉  なし

山スキーデビュー第3戦目のKリー、2戦目のTポン。これまで2人は深雪に遊ばれている。果たして遊び返すことができたのでしょうか・・・?はたまた2年前にこの黒姫南面に大発生した大モナカに板を食われ、いまだに膝痛と足首のねん挫に悩まされているわたくし。果たして仕返しはできたのでしょうか・・・?

戸隠大橋(8:40)⇒分岐(9:25〜40)⇒外輪山稜線(12:00〜40)⇒戸隠大橋(13:40)

“困った時の黒姫山”。黒姫山ってのは本命になりにくい山。天気が悪い日のための補欠的な山だ。今日もご多分にもれず、微妙な予報で困ったので白羽の矢が当ったのでした。同じ黒姫山でも東尾根はパウダーを滑りに行くルートで、この南西尾根はどちらかというとロケーションを楽しみに行くルート。今日はビギナー2名いるし、この前東尾根を滑ったのでこっちに来たという具合です。

駐車スペースは一杯で場外多数 歩き始めは晴れていた

集合の15分前に“今起きた・・・”と、TポンからTEL。Tポンもブラックリストに追加!30分遅れのスタートになったが、これがあとで幸運となったのであります。戸隠大橋の駐車スペースは満車で、路駐の列がすでに10台以上・・・。こりゃ30分早く着いてても無理だったな。キャンプ場の方もクロカンのイベントだかで満車。幸いなことに駐車スペースの端っこに隙間があり、軽の利を生かして隙間に止める。昼ごろから回復かと思っていた天気だが、すでに晴れてきている。

晴れてりゃよかったが・・・ リンゴ畑みたい

これだけの車があるので、トレースもカッチカチ。これなら帰りの心配ご無用。分岐では2:1で左の乙妻方面の交通量が多かった。右の黒姫方面はワカンのトレースが多い。ワカンのトレースを避けながら登る。スタートでは晴れいたのに、いつの間にやら青空がなくなってしまった。なんでやの・・・?

戸隠牧場 いっぺんに晴れた!

えっちらおっちらと南西尾根を登り、ちょうど12時に稜線に出た。稜線は雲の中。今日はここまで。曇ってるおかげで、ここ最近降った雪は腐らずに残ってくれている。南面ルートは晴天と雪質の両立が難しいが、今日は雪質の方を恵んでくれたということかな。

複雑な枝ぶり ダケカンバの巨木が多い

雪質に恵まれるとはいっても、氷板の上に新雪が20センチほど乗った状態。底ありパウダー。これが好都合だったのか、底なし雪に玉砕されていた2人は、今日は見違えるような滑り!水を得た魚のように気持ちよく滑っていた。これで感覚を覚えたら、次の底なし雪もしっかり滑れるでしょう!

高妻山がお目見え 戸隠山もお目見え

滑り始めるまでは雲に覆われていた空だが、ほんのひと滑りでほぼ快晴に!ものの10分ほどで9割以上あった雲が、1割以下に減ってしまった。こんなに急に雲がとれるものなんだ・・・。もう10分山頂にいればよかったかも・・・。もしTポンが寝坊してなかったら、もうほとんど下まで滑ってしまっていただろう。ロケーションの良いカンバ林で晴れてくれてラッキーだった。Tポンの寝坊に感謝!

黒姫南面のブナはしょぼい カラマツ林が意外と癒し系

前回の反省から、今回はルート取りが上手くいき、効率よく滑ることができた。例によって動画を撮りながらのんびり滑るが、あっという間に終わってしまった。ビギナー2人も満足そうだったし、個人的にも大モナカのリベンジができた。今日で良くない黒姫南西面のイメージを払拭。我が家の準定番くらいに組み入れることにしよう。

戸隠西岳  鬼無里の展望台より おやきのいろは堂

まだ時間が早く、天気も気分も良かったので、帰りは下道で帰ることに。鬼無里の展望台でド迫力の戸隠西岳に驚き、鬼無里のいろは堂のおやきで満腹になり、小川村では逆光の北アルプスに“まあこんなもんか・・・”と思った。

今シーズンは積雪は順調に増えているぶん、パウダーには当たっている。ただ、なかなか晴れてくれないので、今年行きたいと考えている新ルートに手が付いていない。パウダーも滑りたいけど、晴れた新ルートのほうがいいなあ・・・。は贅沢か。ま、まだまだこれからだ!

 GPSではないのでてきとーです





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