氷ノ山 ハイキング
わかさ氷ノ山スキー場より 氷ノ山越から登って仙谷を下る

氷ノ山山頂からハチ高原
山域 |
中国山地 氷ノ山 |
山行日時 |
2011年11月3日(祝) |
登山形態 |
ハイキング |
天気 |
晴れ |
メンバー |
T世 |
温泉 |
若桜ゆはら温泉(400円) |
11月4日の金曜日を休んで4連休にしました。そして中国四国遠征へ。山は2つ組み込んだけど、基本的には帰省と旅行。氷ノ山に登って実家に戻り、しまなみ海道で四国に渡り、四国の山を一つ登って、仕上げに讃岐うどんハシゴツアーという盛りだくさんのメニューでした・・・予定は。結局は土日の天気が悪くて、山はこの氷ノ山だけになってしまいましたが、楽しい中国四国遠征となりました。
響の森(8:25)⇒氷ノ山越(9:10〜20)⇒仙谷分岐(9:55)⇒氷ノ山(10:10〜35)⇒こしき岩(10:45〜11:00)⇒仙谷登山口(12:10)⇒響の森(12:50) |
仕事から帰ってしばらくで出発。途中3時間ほど寝て氷ノ山に向かう。ガイド本も登山地図もないので、半ば当てずっぽう的にコースを決めた。アプローチも下山後も予定が押していたので、単にコースタイムが短い鳥取側からのコースを選択いた。なんとなくハチ高原側からのイメージが良かったんですが・・・。
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響の森 |
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登山道は元伊勢参道 |
わかさ氷ノ山スキー場からは仙谷コースと氷ノ山越えコースがあり、それらを使って周遊することにした。車は響の森という施設の駐車場に車を止めさせてもらった。公共っぽいので大丈夫でしょう。予報は日本海側ほど悪い予報。日本海側が悪いと山はダメなことが多いけど、とりあえず雲は多いものの晴れている。ヨシヨシ。
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駅の看板みたい |
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最初は杉林 |
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細かい石が固まって大きくなったさざれ石 |
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やっと雰囲気よくなってきた |
少し車道を歩いて氷ノ山越コースの登山口へ。このルートは元伊勢参道だったようです。古道。登山口は草がむさ苦しく、そのあとは杉の植林の中。興ざめな登山道が続く。しばらくで杉林を抜けると、待ってました!広葉樹の林に。紅葉は終わりかけだったけど、気持ち良かったです。気持ち良かったのはあっという間で、すぐに氷ノ山越に着いてしまった。
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氷ノ山越えの避難小屋 |
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あと○○キロの標識が随所に |
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稜線はブナ林 |
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バラの花みたい |
氷ノ山越には避難小屋があった。十字路になっていて交通の要所といったところか。あちこちから登って来た人が休憩していた。稜線から見えた感じでは、兵庫県側の方が森が良さそうに見えた。そこそこ紅葉もしていたし・・・。ま、今日は仕方ないので、次回は兵庫県側から登ることにしよう。
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立派なブナもあります |
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紅葉真っ盛りだとキレイでしょうね |
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ブナ林が終わると笹原に |
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ポッチは氷ノ山山頂の避難小屋 |
氷ノ山越からは稜線歩き。稜線歩きといっても広い稜線で、ブナ林になっていた。目指す氷ノ山はお椀を伏せたような形で、そのてっぺんに避難小屋が建っているのがわかった。ダラダラと登っていくと下る予定の仙谷分岐。さらにその先にこしき岩があった。こしき岩は稜線上にある岩峰。帰りに寄ることにしよう。
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山頂直下は笹の中のジグザグ道 |
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氷ノ山山頂 |
こしき岩からは笹の中の道。大きなジグザグを切りながら山頂へ。氷ノ山の山頂にも三角屋根の避難小屋があった。氷ノ山越の避難小屋と同じかなと見てみると、山頂の避難小屋の方が少し大きく、2回から出入りするためのハシゴが設置されています。中はキレイでした。山頂にはもう一つ建物が・・・。行ってみるとトイレでした。水洗式でなかなかのハイテクトイレでした。
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こちらはハイテクトイレ |
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トイレの説明書き |
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トイレより |
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トイレの外より |
展望は・・・。氷ノ山はこのあたりで一番高いので360度の展望が得られます。でも、なんかシックリこないなあ・・・。知ってる山が他にないからか・・・?例えば信州の里山に登ったとすると、山自体は低くても周囲には北・中央・南のアルプスさんがあります。まず、それらを探してしまいます。探さなくても見えてきます。しかし、氷ノ山周辺にはタラ〜ッとした丘のような山しかなく、メリハリのない展望に感じてしまいます。海とか見えたらまた違うのかも。山頂はポカポカ陽気でした。
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山頂から南の展望 |
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北の展望 |
帰りにこしき岩に登ってみます。逆層になっていてかなり渋い登りでした。上まで登るとナイス展望!少し登っただけで高度感が出ました。上から見るとこしき岩へのルートはもう1本。こっちの方が簡単に登れそうでした。下からだと気付かないんですけどね。
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こしき岩 |
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寄り道にしてきました |
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直下は気持ちの良いブナ林 |
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鎖場が何ヶ所かありました |
帰りは仙谷コース。稜線の分岐からしばらくは谷ではなくて斜面下り。なかなかいい感じのブナ林でした。だんだんと沢形になり、鎖場とかも出てきます。難しくはないんですが、スタスタとは降りれない感じです。仙谷は昼になっても日が差さなくて暗いんですが、なんかそれが逆にシットリとした雰囲気を出していました。
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終わりかけの紅葉 |
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仙谷はしっとりとした谷間の道 |
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何の木か知らない・・・ |
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立派な木もあります |
登りの人とも結構すれ違いました。お子様を含むファミリーもいたりで。谷底までは日は差してこないものの、斜面の上のほうには日が差して紅葉がキレイだった。登りの時は兵庫県側から登った方が楽しかったかな・・・と思ったけど、仙谷コースは想像していたよりもずっと良かった。ま、次に兵庫県側から登ればカンペキだな。
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仙谷下部 |
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権現岳のスラブ |
仙谷コースは一気下りなので、すぐに登山口に着くと思っていた。怠けたわけではないのに、意外に時間がかかった。さらに時間がかかったのが、スキー場に下山してから響の森までの車道歩き。近道に気付かずに大回りしてしまった。かなり下り過ぎたので、そのぶんも含めると倍くらい余分に歩いてしまった気分だった。
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仙谷登山口 |
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日本の棚田百選である春木棚田 |
温泉は最寄りの若桜ゆはら温泉。400円也。熱かった。このまま島根の実家に戻り、翌日にはしまなみ海道を渡って松山へ。昔の会社の後輩が働いているコンパスというアウトドアショップに立ち寄り、そのあと焼鳥屋で遅くまで飲んでいた。その翌日は四国の山に登る予定にしていたが、夜のうちから雨が降り出して中止。最終日に予定していた讃岐うどんハシゴツアーを1日前倒しした。最終日は全国的に雨予報だったので、土曜日のうちに信州に帰ったのでした。
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