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白馬 金山沢山スキー


旬を過ぎた金山沢を登って滑ってきました


真ん中が船越の頭


 山域  北アルプス 小蓮華山
 山行日時  2011年5月21日
 登山形態  山スキー
 天気  晴れ時々くもり
 メンバー  K下、J平、N村
 温泉  倉下の湯(500円) ロッカー100円戻らない

違うとこへ行くつもりにしていたが、トマさん(童人トマの風)のN村君からお誘いがあった。せっかくなので混ぜてもらうことに。行き先は白馬の金山沢。まあ、この時期天気さえ良ければどこでもいいや・・・って感じだ。下の方がどうなってるやら情報がないので、下から登ることになった。登ったぶんだけ滑るのが基本?

猿倉(6:50)⇒金山沢出合(7:30)⇒小蓮華山手前稜線(11:35〜12:30)⇒金山沢出合(13:45)⇒猿倉(14:15)

トマさん御一行、夜のうちに猿倉に入り、7時出発予定とのこと。5時20分に家を出たら6時20分に着いた。スキーシーズンが終わってるので、早朝の道はガラガラだった。マツキン女子部が大雪渓に入ってるみたいだが、それっぽい車は止まっていた。Sパ組も白馬鑓の予定だが、Sパの車は止まってなかった。

 
駐車場のすぐ上  雪すくねー 新緑気持ちよか

板を背負って出発。どこから履けるか・・・。歩き始めの林道には全く雪がない。多い年ならこの週でも駐車場まで滑ってこれるが、今年は少ないみたいだ。というか、一気に雪融けが進んだ様子。GWまでは少ないとは感じなかったので。天気はビミョー。稜線にはベッタリとした雲がかかり、下界上空の空もシラーッとした青くない空。

 
金山沢出合はしっかり埋まっている 金山沢出合から本流の上流

第一関門の金山沢出合。心配ご無用で完全に埋まっていた。雪が少なくない年でも埋まってなかったりするが、どういう具合なんでしょね・・・?第二関門は金山沢が左に屈曲した先のノドに当たる部分。さすがにここは雪が途切れていた。でも、途切れた部分はしっかりと踏み跡があり、この部分の利用頻度が高いことを感じとれた。

 
左に曲がると予想通り割れてる この先で板はずす
 
土砂地帯 落石地帯

雪が途切れているのはここだけ。この先で落石地帯があるが、これを抜けると開けていつもの(ってほど来てないけど)金山沢になる。それにしても風が強い。追い風なので助かるけど。前線が日本海にあって南風が吹くのはわかるけど、谷を歩いててこんなに強い風は初めてかも。向かい風になる滑る時が大変だ。

 
開けてきました さらに開ける

金山沢は栂池スキー場からアプローチするとお気楽山スキーとなる。そんなもんで、あえて登ろうとは思いにくい。でも、考えてみたら白馬鑓はさらに標高差があり、さらにさらに小日向の登り返しがある。大雪渓を登るにしても金山沢よりもキツイ。金山沢は白馬尻手前から取り付けるし、コンスタントな斜度で詰め上がっている。一番効率のよいルート。ただ、栂池アプローチがあるために俗っぽい金山沢になってしまっている。スペック的にはスバラシイ金山沢だが、俗っぽさで敬遠してしまってる金山沢。旬を過ぎたこの時期は人が少なくて俗っぽさがなくていいかも。

 
最後の大斜面 同左

本日のトマさんメンバーは、いつものK下さん(アルペン)とお初のJ平君(テレ)。そして、いつも取り持ってくれるN村君(テレ)。お初のJ平君、モーグル上がりのようで小刻みにターンしていた。明日も山の予定があったようだが、天気が悪いので今日だけにするみたい。

 
遠くの台地は栂池自然園 稜線出た!
 
雪倉と奥に五輪&黒負 白馬三山

登るにつれて強い南風は収まり、天気もなんだか朝よりもよくなってきた。てっきり下り坂で悪くなる方向かと思っていた。ベッタリした雲がまとわり付いていた白馬三山もすっかり雲がなくなって晴れている。おかげで山頂も穏やか。コンビニで買った冷やし中華も食べれた。強風でそれどころでなく、食いそびれるかと思っていた。

稜線直下の大斜面。今日は松本で32度を超えたらしいが、そのわりに雪はザクザクになっていない。ここんとこ新雪が降った形跡はないので、だいぶ夏の雪渓に近付いてきたのかも。おかげで滑りやすい雪だった。大斜面が終わり中斜面へ。ここらから縦溝が気になってくる。基本的に雪が柔らかいので弾き飛ばされる感じではないが、押さえるのに力を使うので太ももが大笑い。

 
こちらは小蓮華沢 喉ガラガラで湧水にあり付く

途中で中休止を挟むが復活せず。しかし、下に降りるにつれて縦溝はおさまり、フラットな滑りやすい雪になってくれた。ありがたかった。今日はとてもノドが乾く。ジュース1リットルとビール350mlでは足りない。滑るだけなのでもう要らないかと思っていたけどダメ。途中の斜面から湧いている水を飲んで潤った。

 
ここは板をはずして・・・ 朝より水量増えた

落石地帯で地雷を踏み、雪が途切れるところで板を脱ぐ。午後は水の勢いが倍増。あとは流して本流と出合う。林道は半分くらいスキーで降りれた。少なめですな。新緑と残雪がキレイだった。駐車場に着くと、すでに女子部のモノと思われる車はなくなっていた。代わり(?)にSパ氏の車があった。

 
杓子岳を眺める 新緑がキレイだ!

白馬では普段は温泉に入らないが、今日は倉下の湯へ。何年ぶりだろう・・・。500円はいいけど、ロッカー有料はいただけん。600円でロッカー無料の方が好印象。ここでSパ氏登場。今日は白馬鑓だったよう。トマさんは今晩は白馬泊まりとのこと。温泉で別れた。お疲れ様でございました。







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