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鬼面山 紅葉ハイキング


晴れなくて残念だったけど、しっとりとした紅葉を楽しんできました


落ち葉がカラフルでした


 山域  信州 南信
 山行日時  2011年10月23日
 登山形態  紅葉ハイキング
 天気  くもり 時々日が差す
 メンバー  T世
 温泉  小渋温泉 赤石荘(500円)

”伊那山地”って知ってる人どのくらいいるんでしょうか・・・?南アルプスと中央アルプスの間にあるマイナーな山地なんですけど、マイナーな中でも名が知れてるのが戸倉山と鬼面山。戸倉山はおととし登ったので、今回は鬼面山に登ってきました。何気なく地図を見てると、伊那山地といってもこの二山は小渋川によって分断されているんです。尾根ではつながっていないんですよね。これが”山脈”ではなく”山地”と言われる所以なのでしょうか・・・?

地蔵峠(9:30)⇒貴ノ峰(10:15)⇒鬼面山(11:20〜40)⇒貴ノ峰(12:35)⇒地蔵峠(13:05)

体育の日の3連休は天気に恵まれたけど、そのあとのは2週連続週末だけ天気が悪い予報。せっかくの紅葉シーズンなんですが、予定の山を消化できません。今週末も予定していた○○山は中止に。日曜日は何とか雨が上がりそうだったので、当て駒的に鬼面山を持ってきたのでありました。鬼面山は紅葉がキレイだというウワサもあったので・・・。

 
登山口 美しい村 大鹿村

朝起きて天気予報を見たら、前日よりも悪くなっていた。回復が少し遅れている様子。早く着いても晴れそうのないので、時間稼ぎで下道を走る。休憩込みで3時間近くかかった。登山口は地蔵峠。鬼面山に登るルートは2つあるが、楽な地蔵峠を選択。こんな天気にもかかわらず、先客の車が5台くらいあった。しかも全部県外。

 
登山口にあったお地蔵様 登り始めはまだ淡い

ゆっくり下道を走ってきた甲斐なく、登り始めは曇り空。山頂までの2時間で果たして晴れてくれるんかいな・・・?紅葉のほうはよくわからん感じ。紅葉していた葉っぱは地面に落ちて落ち葉になってしまい、木にくっついている葉っぱはまだ紅葉し切っていない様子。登山口からしばらくと、登山口までの道中がこんな感じだった。

 
前半は痩せ尾根 貴ノ峰の斜面

前半は広い平均台のような尾根道と急坂を繰り返す。途中にある1585mのピークには「貴ノ峰」の看板がかかっていた。貴ノ峰から鬼面山本体が見えそうだったけど、少し上からガスの中で見えなかった。時々太陽の気配は感じられるけど、空はビッシリ雲に覆われていて、すぐに晴れてくれそうな感じはない。貴ノ峰では3人が休憩中。

 
鬼面山本体 貴ノ峰

貴ノ峰からはいったん下る。このコル前後の紅葉が一番きれいだった。カエデ系の木が多く、それらが疎らに生えていて庭園のような趣き。けっして派手さはないけど、しっとりとした落ち着く紅葉だった。このあたりにはブナの大木もあった。ほんの少しだけだったが・・・。

 
コルへと下る 同左
 
コルにあったブナ コルあたりが紅葉最高

登るにつれて紅葉する木の割合が減っていく。山頂直下では常緑樹だらけになり、苔も生えてたり。ここは北ヤツか・・・。伊那山地の主稜線に乗っかると、ほんの少しの登りで鬼面山の山頂に着いた。まず目を引くのが展望ヤグラなのだが、すぐに手前に立つ個人宅用のステンレス製のポストの方に目が行く。この中には雑記帳が入っている。

 
鬼面山山頂の展望台 山頂の看板

とりあえずヤグラに登る。床は丸太が並べてあるだけスケスケ。この上では落ち付けない感じ。展望は晴れていたらいいんだろうな・・・と感じた。飯田の市街地などが見えていた。鬼面山の山頂あたりでガスったり晴れたりの繰り返し。期待の中央アルプスや南アルプスは残念ながら見える気配なし。

 
落ち葉がカラフル カエデ系が多い山でした

鬼面山は眺望が良いということだったが、山頂の木を伐採して展望を確保したみたい。その伐採した木でヤグラを立て、土留めを作ってあった。これぞ「地産地消」ですな。粘っても晴れる気配はなさそなので、20分ほどで山頂を後にする。

下山後は小渋温泉の赤石荘へ(500円)。大鹿村は「美しい村」に選ばれたり、「大鹿村騒動記」のロケ地になったりで盛り上がっている様子。大鹿村の中心部の蕎麦屋でウドンを食って、もうひとつの名所である分杭峠へ。ゼロ磁場のパワースポット。分杭峠を越えて長谷に抜けたってだけですが。道中の紅葉がなかなか素晴らしかったです。今日は行きは全部下道で帰りもドライブしたりで、鬼面山の登り下りよりもドライブ的要素の方が高い観光の一日だったように思います。





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