山登りのページTOP 山行記録 山スキーのページ 沢登りのページ 北アルプス全山縦走 南アルプス全山縦走 リンク PLOFILE |
内蔵助平定着 立山東面山スキー![]() 丸山からの立山連峰
今朝も玄関開けたら快晴!夜はあまり寝れなかったわりに、遅くまで寝てしまいました。今日は最終日なんですが、ただ帰るだけでは芸がない。丸山に登ってみることにします。丸山は内蔵助平の南にある、単なる尾根上のピークといった感じですが、最東端には有名な丸山東壁があります。
東壁のある2023mが一番山っぽいけど、丸山という山名は2048mに付いてます。まあ、ここらを総称して丸山と呼ぶんでしょうけどね。丸山に最短で登るにはちょっと谷が急です。遠回りにはなるけど、1954mのコル経由で向かうことにしました。このコルへの斜面が一番きれいだった・・・てのも採用の理由です。
右の斜面を斜上して、最後に少しジグザグを切るとコルまで登れました。西には2279mのピークがあります。そのさらに西のコルに昨日はいたことになります。そんなこともあって、景色はそれほど新鮮ではありません。黒部湖が見えるのと、針ノ木などが少し近いかなといった程度。
尾根はツボ足で歩くことにしました。日を浴びているところはズボズボはまります。できるだけ太陽の影響の少ない面を選んで歩きます。スキーでも歩けないことはなかった気がするけど、微妙なところだな・・・。
距離にして500m、標高差は100mもないけど、そのわりに時間を食ったし疲れた。やっぱりスキーの力は絶大だと感じた。スキーを履いてきていれば、コルまで戻らなくても、どこからでも滑り降りることができた。でも、コルからの斜面が一番キレイだしなあ・・・。
眺めは絶品です。さっきのコルからの眺めよりもパノラマです。黒部別山には劣るかなあ・・・?立山は近いけど剣が遠くなったからか。全体的な広がりも違う気がする。まあ、黒部別山は初日、ここは3日目ということで、目が慣れてしまったというのもあるかもしれませんな。
コルからの滑りは想像通りの快適さ。テン場へは多少登りになるけど、シールを着けずに登り切れた。そしてテント撤収。名残惜しいがお別れです。内蔵助平。さあ、ここからは重荷を背負っての滑り。腰はだいぶ良くなったものの、重荷を背負うと無理。不本意だが仕方ない。ツボ足に切り替える。
スキーで滑ってアッという間に黒部川と思っていたのに、やっぱりツボ足では時間がかかる。出合手前の雪が切れる部分では、やはり苦労した。ザックを背負ったままでは下降不能。黒部川に出てからはシールで歩く。途中で2回板をはずしたが、ずっとスキーで歩くことができた。疲れた体にはありがたかった。おまけに最後のトロリーバスまでの登りもスキーで登ることができた。ヨレヨレで時間がかかったけど。
トロリーバス乗り場に着くと発車寸前だった。荷物券がないので乗せてくれなかった。降りる時ではダメなのかい・・・?おかげで30分無駄に待つことになってしまった。まあ、もっと元気よく登っていれば余裕で間に合ったんだけどね。最後の最後、扇沢の駅から駐車場までのアスファルトの下りは足が痛かった。
内蔵助平に定着して2泊3日遊んだけど、立山は奥が深いですな。ルート集などで紹介されているコースだけでも数多くあるが、それ以外にもキリがないくらいにルートができそう。山が大きい、地形が絶妙、豊富な積雪量がそうさせるんでしょうね。近いうちにまた行ってもいいなと思った。 ![]()
|