毎年恒例の行事はあいにくの雨の中・・・

大滝を登る練習
山域 |
北アルプス 高瀬川大白沢 |
山行日時 |
2011年6月18日 |
登山形態 |
沢登り |
天気 |
くもり時々雨 |
メンバー |
N川、M山、H尾、K田、T山、M坂、H野、M木、K藤 |
温泉 |
葛温泉 仙人閣(700円) |
今年で何回目になるのか・・・大白沢での沢講習。以前はこんなに沢登りをやりたいっていう人がいなかったので、こんな企画はする必要がなかった。ここ数年は毎年数名がここ大白沢で沢デビューを果たしてます。今年もデビューする人、経験者を含めて10名での講習&足慣らしとなりました。
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1つめのナメ滝 |
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次のナメ帯 |
大白沢は短い区間に小滝、大滝、ナメ滝、釜、トイ状・・・と、沢登りのエレメンツが詰まっています。渓相も明るくてボチボチなので、講習系にはもってこいなのであります。昨年は蒸し暑くて沢日和だった記憶がありますが、今年はあいにくの空模様。入渓時は曇り空でしたが、そのうち雨模様となり、以降ずっと強弱を繰り返しながら降り続きました。
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釜付き倒木付きの3m滝 |
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次の5mナメ滝 |
肌寒いにもかかわらず、釜に流木が刺さった小滝は水線突破。この流木は何年も動いていない。このあともナメ滝、トイ状と続く。いとも簡単に通過する人や、苦労している人がいて面白い。そんなこんなで、あっという間に大滝のたもとに到着です。
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スゴい人工密度 |
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突っ張りで抜けるトイ状 |
昨年は大滝を通過してドン突きまで進んだので、練習する時間がほとんどないまま終わってしまった。今年は遡行は大滝まででやめておき、ここで繰り返し反復練習をすることにした。まずは大滝をトップで登る。そして中間や末端で確保した状態で登る練習をする。みんなが登ってくる間に、やや下流側で懸垂のポイントを作った。そこまでのトラバースがいい具合に悪かったので、フィックスロープを張る。悪いトラバースを体験できて良かったと思う。懸垂下降もいかにも沢登りの懸垂下降といった感じで、ヤブをかいくぐりながらの懸垂。
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同右上 |
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これが大滝10m |
懸垂で降りた後は2度目の登攀練習。2度目はロープをフィックスし、アッセンダーや巻き結び等で登る練習。プルージックにしても巻き結びにしても、テンションをかけてもイマイチ締まってくれない。きっちりやれば止まるんだろうけど、きっちりできなければ止まらないのなら、やらない方がいいような気がする。
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懸垂ポイント |
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10m滝上から |
2度目の登攀練習のあと、入門者と希望者はもう一度懸垂下降し、フィックスロープを登る練習。合計で大滝の登攀、懸垂下降ともに3回ずつできたのでヨシとしましょう。
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ここまで来れば階段状 |
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豪華串刺しランチ |
昨年も豪華ランチを企てたが、各自持ち寄りにしたところウインナーだらけになってしまった。そこで今年は集合場所を西友にし、みんなで買い出しすることにした。これでダブる心配なく計画的なメニューを組める。今年は昨年流行った串刺しとジンギスカン、ジンギスうどんが主なメニュー。小雨降る中だったが、気にならない程度で助かった。
豪華ランチ後は最後のメニューである大滝懸垂下降。ここは自分で落石を起こすリスクはあるものの、ヤブっぽくなくてスッキリとした懸垂を体験できる。2週前に大町人工壁で初めて懸垂下降を体験した約○名。大町ではビクビクだったが、さすがに沢で3回体験すれば体が覚えたことでしょう。沢を下降し、あっという間に車道へ。そしてオシマイ。
温泉は仙人閣へ。熱い葛温泉にしては熱くなかったけど熱かった。湯船がいっぱいあるんだから、熱いのやらぬるいのやら品揃えをしてほしいなあ・・・。せめて露天はぬるめで。