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戸倉山(糸魚川) ハイキング


1000mに満たない山だが、そうは思えないポテンシャル


戸倉山山頂は後立山北部の好展望台です


 山域  頚城 戸倉山
 山行日時  2011年6月3日
 登山形態  ハイキング
 天気  晴れのちガス
 メンバー  単独
 温泉  

糸魚川に戸倉山というのがあることは、スキーでよく行く大渚山から見えるので、存在は知っていました。しかし、こんな観光地みたいなところってことは新潟県の山を買って読んでみて初めて知りました。塩の道が麓を通っていたりと、興味深いエリアです。

原の館(7:40)⇒白池(8:00〜15)⇒角間池(8:30)⇒戸倉山(9:00〜15)⇒白池(9:40)⇒原の館(9:55)

金曜日にお休みがもらえました。今年は記録的に梅雨入りが早い。梅雨の走りにしておけばいいものを入梅にするもんだから、長い梅雨の中休みになってしまう。中休みと仕事の休みが合ってくれれば幸運。1人ということでいまいちズクはなかったけど、朝しっかりと目が覚めたのでGO!

 
原の館駐車場 白池までは車道を歩きます

根知谷入口の交差点に「戸倉山」の看板があったが、今まで全く気付かずにいた。「白池」も。自分が知らなかっただけの話で、実はメジャーな場所だったんですね。原の館付近は整備されていて、大きな駐車場が完備。平日の8時前では、さすがに誰もいなかったが・・・。ここから車道を進んで白池に向かう。

 
車道もいい感じです 白池

ここらへんは標高600mくらい。ウチとたいして変わらない。しかし豪雪地帯の雰囲気をひしひしと感じる。白池は白くない。どっちかというと青緑。広葉樹の明るい森が広がっていた。

白池を一周する散策路があった。帰りだと面倒臭くなりそうだったので、先に周っておくことにした。対岸あたりはしっとりとした感じ。帰りにはガスガスになったので、結果的には先に周っておいて正解だったか。でも、山頂で雨飾山が見えなんだので失敗か。

 
白池一周してみます 駒ヶ岳→鬼ヶ面→鋸岳
 
見る角度によって色が違う 白池というよりも・・・
 
このあたりは山登りというよりも散策です 池の反対側
 
秋はかなり良さそうな気配 白池と戸倉山
 
ここは塩の道なのです 一段上から白池

白池からは山道。塩の道だ。新緑の中を歩く。白池周辺もそうだが、きれいに紅葉しそうな木がたくさん生えている。これは秋にも来るしかないなと思った。しばらく登るとブナ林となり、角間池に着いた。ここが新潟県と長野県との県境になっている。少し南に大網峠があって、こちらの方が標高は高いけど、県境は角間池のある峠。地形図を見てみると、このあたりの県境は稜線通しとか川とか明確な地形に付けられているわけではない。かなり複雑。

 
サンカヨウ 角間池手前のブナ林
 
ここは長野・新潟県境 塩の道のロゴ?
 
角間池 途中の切り開きより

角間池はあまりキレイな感じではない。ログハウス風の小屋があった。塩の道の碑があったりで、歴史を感じさせられる。昔は茶屋もあったとか。ここから戸倉山に向かうので塩の道からははずれ、尾根道となる。戸倉山は急峻な山だが、南側が一番緩やかになっている。

 
新緑にツツジ 戸倉山さんちょうより 後立山北部
 
雪倉&朝日 明星山

はじめはブナ林だが、そのうち灌木のトンネルのような道になる。途中で一ヶ所だけ切り開きがあって、後立山北部の展望が開ける場所があった。この尾根道も紅葉時期は素晴らしいんじゃないかと想像できた。こりゃ秋にも来るしかないなと思った。ジグザグが切られてないので道は急。

 
雨飾りはこれが最高だった 戸倉山山頂は木が生えてないだか伐採されてるだか

山頂は木が低いのと刈り払われている(?)のとで、展望はすこぶる良好です。後立山北部の山がキレイに見えている。だいたい白馬乗鞍岳から黒負山にかけてがメイン。ただ、一番期待していた頚城の山々の展望だが、これがまた残念なことに海の方からガスが流れて見えなくなってしまった。雨飾山も残念・・・。頚城の山々、とくに駒ヶ岳、鬼ヶ面山、鋸岳は谷を隔てただけの至近距離にあるはず。是が非でも秋に見てみたいところ。

 
文久元年とある 帰りはガスガス

登りは写真撮ったりマッタリ登っていたが、ガスに巻かれている下山はパッパカ下るのみ。白池あたりにまでガスが降りてきていた。どうも海からの湿った気流が根知谷を遡上しているような感じ。登る時に晴れていたので、ヨシとしましょう。


午後から用事があって早めに帰りたかったけど、せっかくなので高浪の池に寄ってみることに。高浪の池には今年の3月にスキーで来ている。夏はどんなとこなのか検証してみたかったのと、さらなる可能性を探しに来たのでした。高浪の池はいいとこでした。主役は池と明星山。

 
高浪の池に寄ってみました 池の中から木が生えてます
 
車道の上の方から高浪の池と明星山 冬にはお馴染みの建物の中には・・・
 
夏のお堂 冬のお堂

冬は山之坊で冬季閉鎖になる大峰峠への道。峠にある建物でいつも積雪のバロメーターにしていたが、夏の建物はどんなもんなのか・・・?意外や意外・・・お堂になっていて、中には観音様が。写真を見てもらえれば積雪の多さがわかると思います。






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