霊仙寺山 山スキー![]() 山頂直下の尾根筋
飯縄山の右隣にある霊仙寺山。山頂からちょこっとだけ疎林の斜面になっているのが、長野市内からよく見えます。たいした斜面ではないだろうけど、仕事中とかに見てると気になります。強い冬型が続いて少し緩む本日、飯縄あたりなら晴れるかも・・・?と行ってきました。長野市内からよく見えるだけあって、霊仙寺山の山頂からは善光寺平を見下ろすロケーションは開放的で、その向こうの山々(野沢〜志賀〜菅平〜浅間山)のパノラマを堪能できました。
霊仙寺山のアプローチに使ういいづなリゾートスキー場。HPを見ると、なんと平日はリフト1日券が2000円で、1000円の食事券付になっているじゃーあーりませんかー。平湯方面の山も候補にありましたが、これが決め手になって霊仙寺山にしたのでありました。
ま、行きは高速。時間が読めるから高速にしたのに、長野市内の通勤ラッシュにあってしまった。下道で行ったほうが早かったと思われます。まあ、行程の短い山だからいいんですけど。せっかく1日券なので、霊仙寺山に登る前に何本か滑ることに。このあたりは雪が多いエリアではないので、非圧雪コースと言っても圧雪してないだけの話で、パウダーを楽しめることは少なそう。お天気のほうですが、どうも霊仙寺山と飯縄山にだけ雲があるよう。志賀高原の山々は雲ひとつないし、1日雪予報の野沢温泉スキー場も見えている。晴天率が高いから霊仙寺山にしたのに、逆じゃねーか・・・と思いながらゲレンデを滑っていた。
ボチボチ登るかとスキー場のトップで準備をしてたら、T世さんシールを車に忘れてきてしまったみたい。もうひと滑りのオマケ付きとなりました。1日券でよかった。結局、登り始めたのはお昼になってしまったのでした。本日の先客はナシ。ここ数日のトレースの痕跡はありました。最初はカンバの密林。滑るの大変かも・・・。
密林帯を抜けると、いよいよ下界から見える疎林の斜面。下から見ても気持ち良さそうだが、実際にここを歩いてても気持ちよかった。疎林斜面は完全にリセットされてて、ラッセルはヒザくらい。軽い雪なのでそれほど苦にはならない。それでも400m登るのに1時間45分かかっているので、それなりに時間は食ったってことでしょう。
ずっと雲がかかっていた山頂ですが、登るとともに薄くなって、登ったらなくなりました。なんとタイミングの良いことか。結果的には渋滞に捕まって正解、ゲレンデで滑ってて正解、シール忘れて正解。災い転じて福となったのでした。 霊仙寺山からの展望は馴染みがないから新鮮でした。個人的には善光寺平越しの志賀高原から浅間山のパノラマが一押しかな。北アルプスは雲の中。平湯にしなくてよかった・・・。で、一番雪が降ってそうな火打山、焼山、妙高、斑尾がスッキリ見えてて、なんと日本海まで見えていたという・・・・。なんで日本海側こんなに天気いいの?飯縄にした意味ナシ。越後の山々は見えていなかったので、さすがにそっち方面は雪だったかな。 *** 山頂からの展望です *** ![]() 山頂より 野尻湖
善光寺平に向かって滑っていくロケーションが最高です。疎林斜面はひと滑りで終わってしまいます。一瞬の快楽です。今シーズンは重くて滑らない雪が多かったけど、久しぶりに軽い雪を滑ることができました。滑るの大変そうだった密林地帯ですが、雪がよかったので苦労することなく抜けてゲレンデへ。
1000円の食事券を消化しなければ・・・。食堂まだやってるかなあ・・・?下山は2時半。食堂は3時まででセーフでした。1000円で主食とスナック類が頼めておなかポンポンになりました。安くて多いですね、ここは。登る標高も滑る標高も少ないルートですが、スキー場と合わせてそれなりに楽しめました。散歩気分で登るのにいいかも・・・。
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