高瀬川 大白沢 沢登り体験&講習
今年で何年目かな〜 恒例の沢登り体験&講習です
山域 |
北アルプス 高瀬川 大白沢 |
山行日時 |
2013年6月23日(日) |
登山形態 |
沢登り講習系 |
天気 |
くもり時々晴れ |
メンバー |
M山、K俣、K10、O曲、K嶋、Y澤、T世 |
温泉・メシ |
葛温泉 高瀬館(700円) |
コースタイム |
車道(8:30)⇒大滝(9:00) 講習&BBQ 大滝(13:50)⇒車道(14:55) |
大白沢もいい加減マンネリ化してきて、そろそろ他の新鮮な場所を…と毎年思うのですが、なんだかんだで様子のわかっている大白沢になってしまいます。計算できますからね〜。マンネリ化しているのは自分だけで、対象となるこれから沢を始めようかという人たちにとってはマンネリでもなんでもないはず。目的として考えれば、ここでいいのかな〜。
梅雨だから当たり前ですが、沢講習の時は雨が多いです。そんな中、今年は天気に恵まれました。あまり天気が良いと、こんなところで講習は勿体ないし、雨だと寒いし辛い。この日は曇りベースでたまに日が差すという絶好の沢日和。滝とかでの待ち時間も唇が青くなるほど寒くなることもなく、午後のお楽しみであります焚き火BBQもできたし、まずまずの沢シーズンスタートとなりました。
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さて、8人がゾロゾロとスタートです |
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この倒木はいったいいつからあるのでしょう・・? |
今年の沢デビュー者は3名。うち1名は30年ぶり2度目の出場という古豪。内容は例年通り…というか、例年よりコンパクトに。大滝まではいつものように適当に遡行ます。大滝(といっても大きな滝ではない)でロープ出して登る練習。トップで支点作る練習とかはしなかったけど、セカンド以降のビレイを数人で回して練習。
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楽しいナメ滝 |
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トイ状の滝はいつも面白い |
大滝登ったところからは右岸の泥と草の斜面をトラバース。高巻きでよく出てくる場面ですね〜。トラバースし終わったところから沢に向けて懸垂15mちょい。そしてまた大滝を登り、トラバースして懸垂…を2周しました。で、3度目の大滝を登ったところでBBQタイムに突入です。
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大きくない大滝です |
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右岸の壁を懸垂で沢床に |
豚バラと鶏肉、しいたけ、シシトウ、玉ねぎが串に刺されて焼かれます。ただ、焚き火を起こして、ガンガン燃えて、良いオキになるには時間がかかりますね〜。泊りの時はいつの間にか良いオキになっているんですが、最初から焼く気満々だと待ちぼうけを喰らう感じです。ちょっと待ち時間が長かったな…。早く焼ける物、焼かずに食える物、じっくり焼いて食う物をバランス良く準備するってもんですね。反省…。
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講習が終わったらお楽しみのBBQ |
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最後はおにぎりまでも焼かれ・・・ |
BBQ後は大滝の左岸にあるルンゼを懸垂して、あとは同沢下降となります。使ったロープが3本ともザックに入ります。ロープだけでなく、ヒモ類、金物類もたんまりで全て濡れていて、夏山テント泊より重いザックとなりました。最後は自分も濡れてさらに重くなって到着です。濡れたまんま高瀬館に行き、温泉に浸かって生き返りました。
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大滝右のルンゼを懸垂下降 |
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トイ状を下ります |
毎年やってる沢登り体験&講習ですが、続く人が少ないのが悩みの種。まあ昔流行った3Kですから。危険、汚い、キツイ。あとは松本という地域がら、沢登りには恵まれていないエリアといえます。手頃な沢が少ない。手頃な沢が遠い。沢人口が増えない、減っていくというのは必然でしょうか…?とはいえ、早く誰か頭角を現してこないかなあ…。
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