志賀高原ハイキング 鉢山〜赤石山〜寺子屋峰


丈の高い笹で展望のないルート 赤石山だけ展望ありました


赤石山から見下ろす大沼池

 山域  志賀高原 鉢山、赤石山、寺小屋峰
 山行日時  2013年6月29日(土)
 登山形態  ハイキング
 天気  くもり時々晴れ
 メンバー  T世
 温泉・メシ  温泉:湯田中 楓の湯(300円) 湯田中駅構内にある温泉
 コースタイム 硯川バス停(8:00)⇒登山口(8:15)⇒鉢山(9:20〜30)⇒赤石山(11:10〜30)⇒寺小屋峰(12:45〜50)⇒発哺温泉近くの車道(13:45)

晴れれば白馬に行くつもりだった週末ですが、どうもパッとしない予報で午後は雷雨とか言っています。白馬は長いし木が生えていないところが長くて怖いのでヤメ。そこで、先週登山口敗退した志賀高原へ。やっぱりパッとしない天気でした。ただ、ルートのほとんどが丈の高い笹に展望を阻まれているので、逆に晴れたらもったいないくらいだったかも…?そんな中で唯一展望のある赤石山で晴れてくれたおかげで、今日は来てよかったなあ…と思わせてくれました。


予定のコースは硯川から鉢山に登って、赤石山、寺小屋峰と尾根を辿って発哺温泉に降りるというもの。通り抜けなのでバスを利用します。自宅を5時過ぎに出発し、7時頃に発哺温泉へ。7時半前のバスに乗ると蓮池で上手く接続できて硯川へ。ちょっとしか乗ってないのに370円+380円。高いなあ…とか思ったけどしょーがない…。

 
硯川のバス停からスタートです 登山口がわかりにくかった

朝は晴れてた志賀高原ですが、バスに乗っているわずかな時間で一面曇り空に。今週もダメなのかと沈みますが、もうバスに乗ったので行くしかありません。硯川から車道を歩きます。地形図通りに一つ目のヘアピンで車道から離れてゲレンデへ。道があるかと思いきや、それっぽいものはナシ…。キョロキョロと探すがナシ。結局は2つ目のヘアピンに登山口がありました。

 
丈の高い笹に囲まれた道 鉢山山頂は展望ナシ

先週もそうでしたが、今週もタケノコ採りの人がたくさんいます。ってことは道の両側は笹ヤブ〜。草津峠近くの稜線に出るまでは、以前は林道だったと思われる広い登山道。両側はもちろん丈の高い笹の密ヤブ〜。時々背後に雲のかかった笠岳が見え隠れする程度。稜線に出ると少し植生は変わったものの、鉢山の山頂も展望ナシ。少し休んだだけで出発です。

 
横手山には雲が レトロ?な標識

鉢山から赤石山の間もほとんど笹で展望なし。たま〜に開けた場所があって横手山や目指す赤石山が見えますが、天気がパッとしないですね〜。とにかく両サイドが笹なので、もし晴れてても笹が邪魔で展望がないなあ…とか思いながら歩いていたことでしょう。無心で歩くのみです。無心で歩いていたら久しぶりに蛇を見て、心臓がバクッとなりました。

赤石山への最後の登りになり、正面に岩が見えてきたかと思ったら裸地に。ザレが赤っぽかったので、これが赤石山の由来かな…とか勝手に思いました。裸地になったので、当然展望ありです。岩峰越しに大沼池を見下ろす感じが良かったです。

 
赤石山直下の岩 赤石山直下は砂礫地になってます
 
大沼池をバックに 横手山が見えてきた

赤石山の山頂は岩峰になってます。本日唯一の360度の大展望。さっきまで雲が優勢だったけど、横手山にかかっていた雲もなくなり、岩菅山にかかっている雲も減ってきて、ついで空も明るくなってきたような…。暗くて青くなかった大沼池も、日が当たって青くなってきました。暑くもなく寒くもなく、赤石山の山頂では気持ちよく休憩できました。


山頂からの大沼池 後の山は志賀山

天気もよくないし、展望のない歩きが続いていて、今日は消化試合の様相でしたが、赤石山で一発大逆転。ホント良かったのはここだけですが、今日は来てよかったな…と思えるのが面白いところ。あとは雷や夕立に遭わないことを願うのみ。午後の降水確率はかなり高めとなっています。ちなみに一昨年の池巡りの時は夕立を食らいました。

 
山頂の看板は樹林の中 赤石山山頂には祠もありました

寺小屋峰までも似たような道が続きます。ただ繋ぐだけって感じですね〜。繋ぐといえば、野反湖から赤石山の稜線も繋ぎたいし、秋山郷の切明から岩菅山も繋げたいなあ〜。まあ、そのうちってところでしょう。この間で本日2度目の蛇を見たけど、やっぱりドキッとしますね〜。蛇は苦手です。見た瞬間だけなんですが…。あとは落ち着いて見れるのに…。

 
金山沢の頭 志賀高原トレイルマウンテンの案内が

エアリアでは寺小屋峰の手前のピークが金山沢の頭となっています。岩菅山へと分かれるジャンクションピークとなっています。地形図ではここが寺子屋峰。金山沢の頭は虫だらけでパス。寺小屋峰もとくにゆっくりできる場所ではないですね〜。でも一休みしておきます。ここから 志賀高原マウントトレイル の標識が目立つようになります。ところがぬかるみが酷く、トレランどころではないように思います。あとで調べてみると、今日がそのトレランの開催日だったみたい。

 
トレランの看板 寺小屋峰の山頂は休憩する感じではない・・・
 
ゲレンデに出ました! 意味不明・・・?

少し降りるとゲレンデに出ました。ここの方が開放的で気持ちいいです。ここで休憩すればよかったです。天気はまた雲が主体となってきました。さっき赤石山に居る時が一番良かったようです。あとはゲレンデの中のブル道みたいなところを降りて車道に出て、無事車に到着です。意外とぬかるんでたりで不快でした。ゲレンデを直で降りるルートの方が快適だったかもれません。

 
発哺温泉に向けて直進 最後はここに降りてきました

温泉は湯田中へ。このあたり腐るほど温泉はあるんでしょうけど、あまりよく知りません。無難に湯田中駅構内にある楓の湯に行きます。なんといっても300円ってのが魅力。狭いと言えば狭いけど、露天はあるし、シャンプー、石鹸、ドライヤーも完備。集中すると混みそうだけど、過去2回は空いていました。休憩室の窓の外には線路があって、至近距離で電車が見れるのが面白いです。

 
湯田中駅前 楓の湯 休憩室の窓の外は線路です

感想としては・・・。志賀高原は稜線を歩くよりのではなく、池や湿原を巡るのが正しい楽しみ方と思いました。とはいえ、一度は稜線を歩いてみないとね〜。

   




山登りのページ 山登りのページ
山登りのページ −ぶなぱう−

ぶなぱう ホーム
ぶなぱう速報
山行記録(年度別)
山行記録(山域別)
山スキーの記録
沢登りの記録
北アルプス全山縦走
南アルプス全山縦走
いろんな百名山
北海道100日登山
You Tuube
リンク
プロフィール
メール