三田原山 山スキー
沢屋集団と山スキー2日目は三田原山です。ちなみに1日目は鍋倉山。天気はイマイチだったけど、樹氷がキレイで雪もまずまずで楽しめました。三田原山はここ数年はマツキン山スキーデビュー企画で使っています。早くから滑れて、登りが少なくて、手頃な斜面が続くということで…。今年はこの企画のために温存しておりました。
予定より早めに上のリフトが動き出します。さっきのポツンと1つある雲がみるみる増殖し、妙高外輪山の中腹を覆うようになってきました。リフト終点がちょうど雲との境目。今のところ三田原山にかけては快晴の領域。なんとかこのまま…。昨日山スキーデビューしたばかりのS村っちを先頭に出発。拒否らないのは流石です。先客あるのでトレースを追うだけですが。
三田原山は登り始めからロケーション最高です!まあ、登りはじめが1850mですからね〜。ダケカンバの疎林の斜面が素晴らしくいい感じです。疎林を縫って歩いていくのがまた最高です。展望の主役は笹ヶ峰越しに見える高妻山と乙妻山。2日前に乙妻山の北東斜面に行っているので、どうしてもそれに目が行きますね〜。アップで撮った写真には2日前のシュプールが写ってました!
登るにつれて北アルプスも見えるようになります。若干遠目ですが白銀の屏風です。黒姫山もよく見えるんですが、見えるのは西半分だけ。東半分から下界にかけては雲海の底に沈んでしまってます。雲海の水面が上がってこないことを祈るのみ…。今日は天気良いし、人も多いかと思ったけど、それほどでもなかったですね〜。スキー場は結構な入込に見えましたが…。
2300m点からやや西の稜線に出ました。無骨な妙高本山もバッチリです。快晴なのですが、やや風があって寒いので、とっとと準備して滑って、途中の良いところで腰を据えて休憩するとしましょうか。ここから斜面なりに滑ると、笹ヶ峰の方に向かってしまう可能性があるので(前科あり)、万全を期してやや東に戻ってから斜面に滑り込みました。
雪は…微妙!風にさらされて、いかにも稜線直下の雪って感じ。…ではわかりにくいか…。雪片を巻き散らしながらターンする感じ。少し降りると浅いパウダーになって滑りやすくなります。恐れていたモナカ様はまだ生成されておりません。きのうは日射がなかったってことかな。助かりました〜。モナカでないのは助かったけど、雪質は安定しません。軽い雪で調子に乗って滑ってたら、突然モフモフになったり、ガリガリになったり…と雪質七変化で気が抜けません。あちこちで悲鳴も…。まあ、そんなことも含めて楽しいのが山スキーであります。
中腹で休憩。夕べの宴会で残った500mlのビールをプシュ!人数多いから500ml持ってきたけど、意外にもみなさん飲まなかった…。中腹の針葉樹帯に突入!今日のは少々手強いぞ。三田原山はいつも適当に降りているので、いつも違うラインで滑っているような…。針葉樹を抜けるとブナ林。ここからの斜面は今日のラインが良さそう!コンスタントな斜度で降りていくので…。
雪原に出たら後はテキトーにトレース拾いながら林道へ。林道辿ってゲレンデへ。最近はスキー場の下まで滑って、シングルリフト(300円)で駐車場に戻ることが多かったけど、今日は500円奮発してフード付きのリフトに乗ります。この方がたくさんゲレンデを滑れますんで。個人的にはゲレンデ滑りたくないんですけど…。この長いゲレンデは何度も辛い目に遭ってますので…。林道くらいから雲の中に入って、ゲレンデは小雪の舞うお天気でありました。山は晴れてて良かった!近所の苗名の湯へ。数分遅ければ洗い場にあり付けなかったかも…。間一髪団体さんの前に滑り込めました!そして、名古屋組とはここで解散。最高に楽しい2日間でした!
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