2014沢シーズン開幕です!足慣らしに・・・

山域 |
北アルプス 七倉沢 |
山行日時 |
2014年6月8日(日) |
登山形態 |
沢登り(というか沢遊び) |
天気 |
くもり たまに日が差し、たまに小雨 |
メンバー |
K俣、S藤、M坂、Y澤、ask、Yなーる |
温泉・メシ |
七倉山荘(650円) |
高瀬川の支流、七倉沢に行ってきました。シーズン最初の足慣らしです。下の方チョロっとだけ。例年だとお隣の大白沢に行くところなんですが、今年は隣の七倉沢に浮気です。大白沢の方にも翌々週に行く予定にはなっておりますが…。大白沢に比べて沢が広く大きく明るく、水量も多く、渓相もよく、足慣らしには十分のスペックでございました。
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七倉沢に架かる橋 |
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七倉沢に入渓 |
なんだかんだでメンバー7名に。これが沢講習でいいじゃねーかと思いました。梅雨入りが遅いと聞いてたのに6月初めにして入梅。当日は不安定な様子ですが、午前中は持ちそうな予報。ところが起きたら小雨でテンション下がって、インドア宴会モードになりかけましたが、とりあえず集合して現地まで。湿っぽいけど空は明るくなり、北アルプスの稜線が見えるくらいまでは回復です。焚き火BBQは断念…。
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堰堤出現! |
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温泉だ!風呂だ! |
七倉の駐車場には登山者の車は2台のみ。まだまだシーズンオフですね〜。七倉沢の橋を渡って、船窪小屋への登山道に入ります。踏み跡を使ってテキトーなところから七倉沢に。岩は花崗岩で明るくて渓相まずまず。足慣らしということで、わざわざ飛び石したり、水流のあるところ中心に進みます。空気が生温かいと思ったらお風呂がありました。そして、その先には大きな堰堤が…。
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堰堤からは気を伝っております |
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水量はそこそこ |
右岸から巻きます。堰堤からは立木を使ってスルスルと降りました。まだ数分しか歩いていないのに、上着はドロドロに…。結果論ですが、堰堤を越えてから沢に降りると巻く手間が省けました。再び七倉沢に降ります。絶好のテン場がありますが、ここに泊まる意味を見出せません…。宴会のみってことですかね。谷は徐々に狭まりますが、今のところ何も出てきません。水量多くて岩が大きいので、それなりに楽しいです。
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やっとナメが出てきました |
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最初の滝らしい滝 |
谷が右に急カーブしてからアトラクションが続いて出てきます。やや樋状のナメ小滝が中心です。水勢が強いので流れの中を登るのは無理。へつりながら進みます。すると厄介そうな滝が…。滝の落差は3mほどですが、右壁がツルツルで大変そう。ボルトが連打してあります。七倉沢はあまり記録がないですけど、山岳協会?が講習で使ってるとかは聞いたことがあります。このボルト連打はその名残なのか…?残置のロープとかもありましたし…。
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へつりの練習にもってこい |
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右壁ツルツル3m滝 |
せっかくの足慣らしなのでロープを触っておきましょう。ボルトに沿って進もうとするが行き詰ります。…というか無理。トップ用の中間支点ではなく、別の意図があるボルトでしょうか…。仕方なく直上しますが、足が滑ること滑ること…。進退窮まりかけてたら左足がプルプルしてきて、やばいやばいとギリギリ次の一歩へ。ツルツル花崗岩地帯を抜ければ灌木もありホッと一息。
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水路のトンネルから滝となって |
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花崗岩で渓相はよいです |
変なロープの流れになり、自分でも何やってるかわからない感じ。無理矢理ロープを出したのが失敗の始まり。まあいいか…。沢に戻る時に、ミニ懸垂もできたし。よくある2,3mの懸垂。この先にナメ釜ナメ釜ナメ釜の観光地風のところがありました。このへん気持ちよかった。遊びながら登ります。
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ナメ+釜+ナメ+釜+ナメ+釜 |
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ナメ釜地帯は左岸の岩を |
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さて、どう登りましょう |
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楽しい感じのとこですね |
しばらくで二俣。左俣は結構迫力のある滝で出合います。右俣は出合は貧相そうに見えました。水量的には3:2くらいかな。流域で見てもそんな感じ。ここでやめる選択肢もありましたが、せっかくなので迫力のある滝を越えてみましょう。左側をへつり気味に登ると、その先に2条の10mクラスの滝が控えております。ここでやめる選択肢もありましたが、せっかくなので越えてみましょう。
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左俣は滝で出合います 右俣は平凡 |
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奥には二条8mの滝が |
水流は二条になってて、その二条はかなり間が開いてました。その間の岩に残置ロープあり。かなり劣化してそうなロープでした。補助的に使いつつ滝上へ。滝上は広くなってて滝場は一段落という感じでした。ま、ここでオシマイかな。時間も時間だし。プシュ!軽く一杯。けっこう寒かったけど美味しかった〜。
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m【滝 |
こんなものが! |
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8m滝は帰りは懸垂で |
10mはないので二条8mとしておきましょう。この滝は懸垂。二俣まで戻り、快適に下降します。ロープを出した3mの滝では使ったロープをそのまま残置しておいたので、下降で使います。トラバースし、最後は本日3回目の懸垂下降。滑り台を楽しみつつ下ります。堰堤に上がるには大きく手前から回り込むことになります。往きに使った木を利用して登ってみるか…。これがかなり大変で、全身のパワーを使い切りました。後続は張ったロープを自己脱出方式で登ってきました。堰堤からは右岸の踏み跡を辿ると、登山道が川から離れる地点に出ます。で、おしまい。
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いい感じのとこです |
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帰りも無理やり木を伝って堰堤の登ります |

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