赤城山 ハイキング樹氷の美しい駒ヶ岳、黒檜山へ 駒ヶ岳山頂
2015年末関東周辺ハイキングの旅もいよいよ最終日。これまで4日は冬型の時に晴れそうな山を選びました。最終日は冬型が緩んでると踏んで赤城山へ。赤城山は冬型の際の雪と晴れの境目の山と想像しております。ここ数日の冬型で少しは雪が積もってるのを期待。冬晴れのプチ雪山ハイキングを目論んだのでした。 ■おのこ駐車場からまずは駒ヶ岳方面へ
■駒ヶ岳南の肩からは快適稜線歩き!駒ヶ岳南の肩の部分に登り上げました。実質ここから稜線かな。寒いと思ったらポカポカ陽気!登山道は稜線のやや東側に付けられてます。風下側にあたり、しかも樹林が風よけに。東側は疎林になってて眺めも最高です!広い広い関東平野に、昨日登った筑波山に、5日連続となる富士山も。地面に近いところに霞みたいなのが溜まってて、それが茜色に染まっててキレイでした。 進行方向は太陽を浴びて明るいです。林床は笹で、広葉樹が点々と生えています。空は真っ青。そして、霧氷だか樹氷だかが枝に張り付いています。地面にもほんの少しですが雪。振り返ると関東平野の景色。赤城山、いい山ですね〜。赤城山は針葉樹の森かと思っていました。名前が悪いですよね…『黒檜山』。欲を言えば、一ヶ所でいいから遮るものなく大沼を見下ろせれば…。
■駒ヶ岳から黒檜山へダラダラと登っていくと駒ヶ岳。そして、黒檜山との鞍部へと下ります。懸念は黒檜山だけにかかっている雲。地形なのか高さなのか、何故か黒檜山だけに雲がかかります。赤城山より北の高い山は、完全に寒気の雲の中ですね。黒檜山に向かって歩きますが、雲がかかったり、日が当たったりと見てるぶんには面白かったです。
■黒檜山山頂は展望ナシ→北の展望台へ黒檜山本体の登りにかかります。変わらず、日が差したり陰ったり。黒檜山の方が樹氷が濃いので、日が当たった時は賑やかですね。右から道が合流し、すぐに左から道が合流。降りる方向の道カナ。そして、すぐに黒檜山山頂。黒檜山山頂は低いけど樹林に囲まれていて展望なし。赤城山は火山で、黒檜山は外輪山。最高峰が外輪山。一字違いの黒姫山も外輪山が最高峰。山の形はちょっと違いますけどね。 黒檜山山頂から少し北に行ったところが展望台になっているようです。ほぼ水平に北へ。頂稜の末端のようなとこが展望台になっていました。しかし、展望は良くないです。展望が良くないというか、北の山にはベッタリ雲がかかっています。晴れてれば上州武尊山や谷川連峰などがよく見えそうなんですが…。武尊山は裾だけ見えてました。あそこに武尊山があるんだな…というのはわかりました。
■下り道は薄ら雪が乗っかって厄介・・・黒檜山から大沼に降りる道は急です。薄く雪が着いているもんでタチが悪いですね…。山頂にアイゼン着けてる人がいたけど、これなら納得です。かたや、こちらアプローチシューズ。モントレールだからトレランシューズになるのか。意外とグリップ良い。堅い靴よりツルッと滑ることはない気もしました。ただ、通気性は抜群!今日に限っては急なこちら側の道から登り、緩やかな駒ヶ岳側に下るのが正解でした。登りも下りも駒ヶ岳側からでも良かったかも。 下りがはかどらないので、下まで長かったです。黒檜山からおのこ駐車場までは約1キロ。途中、赤城神社に寄り道。神社は半島みたいになったとこにあり、半島の先から橋が架かっていて周れるようになっていました。嫌な車道歩きも観光気分になってよかったです。今になって黒檜山の雲が取れてきたようです。まあ、もういいけどね。
5日間の関東周辺の山旅もおしまい。あとは帰るだけだな。スキーはできなくて残念だけど、5日連続ハイキングできて満足であります。夏は鬱陶しいかもしれない山も、冬は葉っぱが落ちて明るい山となります。天気が良いのは確実で、あとはどんだけスカッと晴れるか…という贅沢な悩みはありましたけどね。帰りは沼田側に降り、途中の南郷温泉しゃくなげの湯に立ち寄り汗を流します。汗かいてないけど。
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