高瀬川 大白沢大滝を登ります
6月3週目に泊まりの沢登りの予定が入ったので、その前に足慣らしをしとかねば…と、いつもの大白沢へ。昨年はお隣の七倉沢に浮気したけど、足慣らしや講習には大白沢がいいかなと思いますね。大滝(…というほど大きくない)周辺で滝登り、トラバース、懸垂下降を繰り返し練習。ロープを扱う感覚、沢靴で沢を歩く感覚は少し取り戻せたかな…? ■2年ぶりの大白沢へメンバーは7名。翌週の泊まりの沢に参加の3名+初沢のMきちゃんに加え、今回は関東組3名(まー君、まきchin隊)にもお声掛けし、一緒に足慣らしすることとなりました。朝7時に豊科で集合し、ゼロ次会の食材を西友で買い出しし、葛温泉へと向かいます。今日は晴れて30℃くらいまで上がるそうな…。待ち時間の多い講習系は寒いと悲惨なだけに助かります。 最初のWスライダーの滝。ゴロ太君セミに…。ヌメるのが苦手のご様子です。この先もっと難易度アップするので少々心配…だったけど心配はご無用。さっきのは何だったんだ…?というくらい、この先は無難にクリアしていったのでした。下降の時はこのWスライダーの滝を誰よりも楽しそうに滑ってたし。微妙なヌメリに異常反応するのかなあ…?
■入渓から大滝へ釜に流木が刺さる滝の倒木がなくなっていました。何年も刺さってた流木が何のタイミングで流れていったんだろう…?昨年は来ていないので、この2年の間になくなってしまったことになります。流木頼りに登ってたけど、なくなって登攀レベルアップ!まー君やaskが直登にチャレンジするも撃沈。右から巻くことに。この先はとくに変わった様子はなく、トイ状は突っ張りを楽しみ、トイ状を抜けると前方に大滝が立ちはだかります。
■滝登り&トラバース&懸垂下降の練習大滝が立ちはだかる…といっても、落差は10mもなく傾斜が立っているわけでもないです。ガイドによくある表現で『初心者がいる場合はロープ使用』が当てはまりそうな滝です。つまりは講習系にはうってつけの滝なんであります。1回目は上から確保して登ってきてもらいます。S子ママとaskにはビレイ体験を。その間に懸垂ポイントまでトラバースのロープを張っておきました。 今回も焚き火で色々焼く予定。その時になって火を点けたんでは、焼き始めるまでに時間がかかってしまいます。1回目の滝登りが終わった今の段階で着火しておけば、次に登ってくる頃には良い火になっている…はず?程よくマキが集まり、晴れてカラッカラになった木は難なく着火。山になるほどマキを乗せておいて講習に戻ります。 あんまり意味のないかもしれないトラバースの練習をし、最重要の懸垂下降で大滝下に降ります。薮っぽいので本番並みの雰囲気です。そして2度目の大滝登り。今度は固定ロープにして、アッセンダーで登る練習です。これまではプルージック等で練習したけど、結び目を握って落ちてしまった事案がありました。技術としてプルージックとかは覚えておかないといけないけど、滝とか登る時はアッセンダーを使おうと決めたのでした。
■焚火宴会希望者は3周目に行き、残りの人は宴会準備です。セットしたロープ等の回収がてら、ワタクシも3周目に加わります。そして宴会場に戻った時には食材が焼けてる!というナイスタイミング。ベーコンと豚のブロックを串で焼き、目刺しやシイタケなどを網焼き。今日は暑いくらいなのでビールの旨いこと!失敗覚悟のトウモロコシも一部黒焦げになったけど上出来、その他アスパラや玉ねぎも焼いたのかな。雨だとできない焚き火宴会。晴れて良かったけど、沢には勿体ないくらいの晴れだったかも。
■下降はWスライダーで焚き火宴会(ゼロ次会)は程々に、1次会に向けて沢を下降します。大滝横のルンゼ状を懸垂下降します。滑れるナメ状の滝は全部スライダーで。倒木のなくなった滝と最後のナメ滝が楽しいですな。これも晴れて暖かかったからできること。天気に感謝であります。いつもなら葛温泉のどれかに入るとこですが、今回は温泉手形の使える薬師の湯へ。使えるホテルもあったけど、さすがにずぶ濡れでホテルはなあ…
■下山後は我が家で宴会!温泉でスッキリし、1次会の食材の買い出し。メインはたこ焼きと餃子。第二次たこ焼きブーム到来かな。お酒も豊富にございまして、差し入れの日本酒は美味しゅうございました。予備で買った某酒まで手を付けることになったけど、美味しい酒との差を痛感することに。今日の撮れたて動画を見たりしながら夜は更け、日付が変わるまで宴会は続きましたとさ。
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