銀杏峰 前山まで プチ雪山ハイキング



銀杏峰は建て前。。。メインは越前大野観光がてらの酒蔵巡りとログハウス宴会

山のページのはずなのに・・・

■2015年12月6日(日) ■北陸 ■天気:くもり時々晴れ 
■メンバー:Wキー、トシ君、いさg、mきちゃん、k子、ask、T世
 コースタイム 宝慶寺いこいの森(9:00)⇒銀杏峰前山(11:10)
■温泉:九頭竜温泉 平成の湯(600円) ■食事:

12月の1週目の週末、ASC-OB会非公式企画(?)として、福井の酒蔵巡り&ログハウス宴会。そして、一応山の集まりなので、翌日に銀杏峰にプチ雪山ハイキング。宴会にハイキングに、楽しい週末となりました。酒蔵は越前の小京都と呼ばれる大野市を中心に。こじんまりとまとまっていて、歩いて観光するには好都合な街。酒蔵の他には越前蕎麦や『いもきんつば』なんかも楽しみました。泊まったログハウスも値段の割に豪華で、調達した日本酒をさっそく飲み比べです。

■宝慶寺いこいの村から名松コースで銀杏峰を目指します!

メインイベントは明らかに酒蔵巡り&宴会ですが、山のホームページなので山のお話から始めることにします。宴会明けの朝、朝食やら片付けやらチェックアウトやら時間を食います。銀杏峰の登山口であります宝慶寺いこいの村のキャンプ場には9時前着。だだっ広い駐車場には先客ナシ。この時間で誰もいなければ、本日のお客さんはウチらだけか…?

名松コースを登ります。銀杏峰から北に派生する尾根の末端から取り付く格好です。急坂をひと登りで平らになって、その先は緩急を繰り返しながら高度を上げていきます。生えてる木は杉の植林だったり、雑木林だったり。1000mに近くなるとブナが混じるようになります。樹間は密林ではないけど、広いってわけでもない感じ。


宝慶寺いこいの森キャンプ場 名松コースの登山口


まずは尾根末端の急坂登り

■銀杏峰は山スキーの予習です

観光&宴会メインでオマケ的な銀杏峰ではありますが、無理やり付けた名目としては山スキーの下見。雪のない時期に下見で登っても、普通はたいした成果は得られないです。しっかり雪景色にならないとね。とくに具体的に滑るコースなんてものは…。ただ、一番肝心の取り付きが見れるのは大きな収穫です。あと、山のイメージ付けられるのと。

今年は11月が異常に暖かくて、松本などで観測史上最も暖かくなったとか。寒気がやってこないので、日本海側の山に雪が降りません。11月の立山にしても、最後の最後でギリギリ滑れたという状態。ここ銀杏峰も例に漏れず雪が少ない…。標高にして500〜600mくらいかな、やっと雪がチラホラ見え始めます。直前に降った雪でしょね。前山で20センチ程度だったかな。溜まるとこでヒザ下くらい。例年だとどんな感じなのかな?時期的には降ればしっかり雪山だし、降らなければまだゼロ…ってもんか。ちなみに昨年は、12月6日の大野市で45センチの積雪となっております。去年は去年で異常…。


盆栽にしたいような


徐々に雪は深くなっていきます

■銀杏峰前山で本日はやめときます

天気は曇り空。とくに銀杏峰の上空に雲が多い…。雲は高いので視界に影響はないです。登りながら時々白山方面が見えてました。ひと際白いです。銀杏峰前山で初めての大展望。盆地の大野市街と白山、経ヶ岳、荒島岳などが大パノラマ。太陽と青空がないのが残念なところ…。真冬に来て晴れたら、さぞかしキレイだろうなと思いました。

前山から本峰までは小一時間ってもんでしょうか。ただ、皆さん装備の格差が大きくて…。ピッケル持参の完全冬山装備の人もいれば、トレランシューズでノースパッツの人も…。装備に関して念を押さなかったのは悪かったです…。ただ、この時期の日本海側の1500m前後の山に対する認識が、人によってこれだけ差があるとは思わなんだなあ…。ということで、本日は前山までで終了!


銀杏峰前山からの白山


越前大野の市街地


白山アップ!


銀杏峰前山で20センチ程度かな

■雪の下りは童心に帰ります

雪の下りは楽しいですね〜。上の方はともかく、下の方は雪薄いからどうかと思ったけど、心配は無用でした。ドカドカ下っていけました。順調に下れたおかげか、12時頃には下山です。銀杏峰本峰まで登らなかったから、早く降りてこれただけの話か…。九頭龍温泉『平成の湯』に入って、名古屋方面の面々とはお別れでございます。冬がどんな景色になってるか楽しみです。


***** 話は1日目に戻ります *****

■越前大野の前に永平寺町にて

ここから話は前日に逆戻り。メインイベントの酒蔵巡りとログハウス宴会です。名古屋チームとの合流は、10時に永平寺町役場。越前大野に行く前に有名な(?)黒龍に行っておきましょう。松本チームは欲張って、さらにその前に永平寺観光も組み込みます。松本を朝4時に出発。普通なら飛騨高山経由で行くけど、雪が降ったので高いとこ通るのはちょっと…。永平寺観光はおろか、集合時間にも間に合わない事態もあり。ということで、遠回りにはなるけど北陸道回りで。

なんとか予定の時間に永平寺に到着。ギリギリ観光できそうです。永平寺は初めて。京都のお寺とか、日光東照宮のイメージでいましたが、永平寺は派手なところが全くナシ。永平寺は修行をするところのようです。参拝料500円を払うと、回るのは全て建物内。修行僧が案内してくれたりしました。急ぎ足で周って、集合時間ピッタリに永平寺役場へ。小雨の降る中、まずは黒龍へ。共同購入と個人用を1本。帰って飲んだけど美味しかった!


まずは永平寺観光


そし黒龍へ

■越前大野に移動して観光です

そして越前大野へ。越前大野の酒蔵は4軒あって、全部が歩いて回れる範囲にあります。酒蔵だけでなく、その他の観光地も徒歩圏内にあり。七間通りというのがメインのようです。車は『結ステーション』の駐車場に無料で止めることができます。車での観光の拠点といったとこです。

遠い方からということで、源平酒造に向かって8人ゾロゾロと。途中の宇野酒造場に立ち寄り、源平酒造へ。そして、やや早いお昼。七間通りにある『七間本陣』で越前蕎麦を頂きます。越前蕎麦は大根おろしを使うのが特徴みたい。食後のデザートは『伊藤順和堂』の『いもきんつば』。甘いものは得意ではないワタクシでも、とても美味しく感じました。どこがどう美味しいとかはわかりませんが…。


越前大野城


七間通りは楽しい通り


一軒目は宇野酒造場へ


升の部品、一つ目ゲット!


続きまして源平酒造へ


なかなか味のある酒蔵でした


お昼は越蕎麦


銀行までこの店構え


いもきんつばを食べに


人気があるようでお客さんもひっきりなしに


みんな美味しいって言ってた!

■越前の小京都で酒蔵巡り

そして、残る2軒の酒蔵、真名鶴と南部酒造場へ。南部酒造場は日本酒好きのトシ君期待の酒蔵で、代表銘柄は『花垣』。4軒の酒蔵とも正面玄関に風格があって、回ってて楽しかったです。

最後に観光協会へ。何故に最後に観光協会かと言いますと…。ちょうど今『酒升コレクションラリー』というのが開催されています。升は4つの側面と1つの底面でできてまして、4つの酒蔵を巡って4つの側面パーツを買い(100円)、最後に観光協会で底面を買って組み立てる…というわけであります。すぐに組み立てられるのかと思いきや、バリ取り→組立→ヤスリ→目止め…と、結構な手間。途中で嫌になりそうになったけど、よいお土産ができたかなと。


3軒目は真名鶴


ここにも魅力的な酒たちが・・・


最後は本命の南部酒造場へ


『花垣』が主要銘柄


観光協会へ行って升を形にします

4軒回って集めた部品 四辺を組み込みます
ヤスリで磨いて 底を打ちこみます


完成!

■ログハウスにて本日調達した日本酒を・・・

買い出しのあとは、本日の宿であります『六呂師高原キャンプグランド』へ。ここの『フィンランドログハウス』を予約。ただいまバリューシーズン価格で1棟30000円/8名。なかなか豪華な造りとなってて快適です。併設の温泉にも入り放題!最初はビールですが、すぐに日本酒に移行。酒蔵回って調達した7本のお酒を、当日の晩にみんなで飲めるというのは至福です!7本飲めるというのも、人数いるからこそできる業ですな。


フィンランドログハウス


中は快適!


本格的な二段ベッド


本日集めた日本酒たち

翌日は冒頭に戻って、銀杏峰ハイキング〜と続くことになるわけであります。





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