赤禿山 山スキーどのくらい雪が少ないか確認しに登ってました 赤禿山名物、明星山の展望!
平日休みが舞い込んできたものの、今年は1月下旬になっても雪不足。行きたいとこに行けないので、休みが勿体ない…。とくに行きたいとこもないので、小谷・糸魚川エリアの積雪状況確認でもしてくるか。標高は低いけど、ヤブは少なそうな気がする赤禿山へ。天気は長野県は晴れで、新潟県は微妙な予報。境目はどこだろなあ?赤禿山が長野県側の天気になることを祈って出発!帰りに大渚山の登山口であります大草連の状況も見てきました。 ■山之坊集落はどのくらい雪あるかなあ・・・今朝も冷え込みました。これで安曇野は3日連続マイナス10℃超え。道中の霧氷がキレイです。白馬は晴れ。雨飾山は見えてます。これは期待できるかな。平岩付近は雪少なくて、地肌が見えてるとこもありました。山之坊に向かってグイグイ坂を登ると、雪も徐々には増えてきます。両側に雪壁はなくて、やけに視界の良い山之坊までの道でした。 山之坊集落の最終除雪地点。ここから赤禿山へと入ります。多い時は身長より遥かに高い雪壁に階段を作って登ります。今年はせいぜい腰くらいの高さで、間に一段付ければ登れてしまいます。雪の少なさより驚いたのは、最終民家がなくなってたこと。水が流れてるとこの家です。そして、『排除雪中につき駐車禁止』の看板が雪に刺さっていました。赤禿山も人増えたし、トラブルとかあったんだろうな。集落の中に車置いて登る山は、ホント気を遣わなければいけませんね。
■今年のお堂の埋まり具合は・・・段々畑と送電線下の切り開き、そして大峰峠までの車道は、雪が少なくてもノープロブレム。そして、毎年のミッションとなってる大峰峠のお堂の積雪比較。まあ少ないこと!多い年は三角屋根近くまで積もってます。パッと見で2〜3m足りない感じでしょうか。写真は1月だったり3月だったりと時期は違うけど、だいたいその年の雪の量を表していると思います。
■大峰峠の展望台へ!お堂の前に寄り道してました。大峰峠の東側にある700mのポコです。ここには電波塔?が建ってます。ここは展望が良くて、いわゆる360度の大展望です。北には糸魚川の街、東は頸城の山々、南は後立山連峰、西にはこれから登る赤禿山。赤禿山は山の雰囲気はいいけど、大展望を拝める場所はないので、ここに立ち寄っておくといい感じです。予報は微妙だったけど、晴れてくれてよかった!
■杉の植林地の埋まり具合は・・・いつもは尾根通しで登っていきますが、今日は一人なので稜線右の台地を縫うように歩いてみます。例年ですと杉の先っぽだけ出てる植林地、今年はご覧のとおりです。植林地の中には林道が何本か走ってました。途中で稜線に戻ります。細い木が埋まり切ってないけど、スキーで登っていくぶんには問題なし。昨日のトレースがあって使いたいんだけど、スノーシューのボコボコしたトレースが固まってて歩きにくい…。
■赤禿山の山頂です!山頂肩から滑る斜面を覗くと…滑り出しのとこが少々ヤブっぽいなあ…。例年だと山頂東側には大きな雪庇ができています。今年はまだ育ってないです。あわよくば正面から登れるかも…と近付くと、樹林濃くて急なのであきらめて回り込みます。赤禿山山頂は雪庇が発達してないため、いつもより狭い山頂でした。展望は東側のみ。焼山の煙が元気に見えた。
■肩から北東面を滑ってみます登ってる時に、日陰や北斜面は軽い雪でした。今日は滑りに期待できないし、一人なので尾根を戻ることも考えてたけど、探検がてら北東斜面を滑ってみます。初っ端の斜度のある斜面、軽い雪のつもりで滑り込むと、重くて前からこけて顔面から雪に…。襟元とか雪まみれ!このあとは段々状に降りていきます。ヤブは多少あるものの、阻まれるようなことはないです。だいたいのとこで縦に滑るラインが見えました。ただ、雪が重くて、思った通りに滑れず…。
■大草連の様子を見てきました帰りに寄り道して、大渚山の入り口であります大草連へ。雪は想像通りに少ないです。山之坊同様に雪壁ナシ!積雪量としては山之坊よりも少ない感じ。せっかくなので、雪原あたりまで歩いてみることにします。段々畑は小道を拾いながら登ると楽。トラバースの道は問題なし。雪原と思っていたところは、灌木が生い茂る林でした。ここ2〜3mは少ない感じでした。大渚山も登る分には問題なしかな。楽しく滑ろうと思うと難あり!
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