取立山 山スキー福井遠征1日目 いこいの森からの往復です 山頂直下の斜面 普段の年なら真っ白け?
2月最初の週末は福井シリーズ。山的にも距離的にも微妙に遠い福井の山へ。行きたいと思いつつ、なかなかね…って感じで。今回はASC-OB会として企画。取立山と銀杏峰に登ってきました。予報は悪かったけど、登ってみれば予想外の好天(予報と比べて)。個人で計画してたら、悪い予報に怖気づいて行かなかっただろな…。ホント天気はわかりませんな。土曜の晩は六呂師高原のコテージを借り、9名で賑やかな宴会と相成りました。 取立山の登山口であります『東山いこいの村』までは220キロほど。そこに9時集合です。峠越えがいくつもあり、雪が降ったりすると時間が読めないけど、5時間みて4時に松本を出発。雪は多少あったけど、無事に8時過ぎに到着です。道中はところどころでドカドカと雪が降る空模様。いこいの森に着いた今は小康状態といったところです。樹林帯の中なら荒れても遊べるでしょう。辛くなったら戻ればいいということでスタート! ■いこいの森入口から林道を辿りながら登っていきます本日のメンバーはスキー組が6名、ワカンの部が3名という構成。新雪は10〜20センチくらいかな。昨日以前のトレースが薄く残ってて助かります。基本は林道で、可能なところはワープしながら進みます。ワカンの部は直登が基本。初めての山なんですが、切り込み隊長のM野氏がいるので楽チン。後から写真撮りながらのんびり付いていくだけ。天気は思いがけず悪くなく、背後には越前兜(多分)が見えてます。なかなかカッコイイ山! いこいの森の先で林道を離れて尾根に取り付くのかと思ってたけど、そんな雰囲気ではなかったです。今年は雪の少ない冬なんですが、取立山もかなり少ないと思われます。普通の年なら多分埋まってるブッシュもボーボーに生えています。基本林道で進みます。900m弱のところに平坦地がありました。夏場はここまで車が入るんだろか…?電話ボックスもありました。直線的に登ってきていたワカンの部とちょうど合流して休憩タイム!
■ここ取立山もヤブが旺盛です!目の前には急な三角斜面。かなり急。そしてモジャモジャに生えてるブッシュ。どうやって登るんだろ?よく見るとジグザグの道っぽいのが見えます。近付いてみると、やっぱりありました。登山道にしては広いし、車道にしては狭くて急。この道がないとスキーで登るの不可能ですな。滑るのはもっと不可能。この道を利用して三角斜面の頂点へ。お天気の方は気まぐれ。雪が降り始めてきてカメラをザックに納めたら、また晴れてきて出す…みたいな。 取立山は1300mくらいで高くないです。なのに、シーズン序盤から行った記録をよく目にします。なんでかなあ?開けてんのかなあ?とか思ってました。答えはこの林道ですな。三角斜面の頂点まで林道が使えるので、雪が少なくてもなんとかなってしまうと。雪がしっかり積もってくれば、自由にコース取りできそうです。
■緩やかな尾根を辿って取立山山頂へ三角斜面の頂点からは快適な尾根歩き。ブッシュはたくさんありますが、ロケーションいいですね〜。ロケーションいいとこで太陽と青空が出てくれてありがたい話です。ただ、展望となるとイマイチ…。周囲の山にはだいたい雲がかかってます。その中でも近くの赤兎山や大長山は時々見ることができました。白山見えたら感動するだろうに。
■取立山山頂は展望良好なんだろうなあ・・・取立山の山頂は長い頂稜の東端。その先に短いけど良い斜面が!今日は登ってきた感じでは、まともに滑れそうな場所は少なそう。せっかくなので1本滑っておきました。標高差はせいぜい50mくらいだと思うけど、新雪が軽くて気持ち良かったです。ただ、新雪は薄いので底ありパウダーでした。滑ったのボクだけだったので、食い物食う暇もなく出発準備!
■ヤブは多いけど雪が軽いので快適快適!山頂からの尾根滑りは軽くて走る雪が快適!ヤブは多いけど、自由に滑れるので大丈夫。新雪の下地は先週降った雨が固まった層かな?もし新雪が降ってなかったら、この堅い層を滑ることになってた…?三角斜面は林道以外滑るのは不可能。倒れたブッシュや雪の塊りに注意しながら滑ります。駐車場のある雪原に滑り込む斜面が楽しかった。駐車場からは林道を辿ります。ところどころショートカットで楽しみます。キャンプ場あたりからは雪が重くなり、最後は法面滑りを楽しんで終了です。 取立山はしっかり雪のある年の晴れた日にもう一度!
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