銀杏峰(げなんぽ) 山スキー



宝慶寺いこいの村からの尾根往復です


部子山へと続く稜線

■2016年2月7日(日) ■福井 銀杏峰(げなんぽ) ■天気:くもり時々晴れ一時小雪 
■メンバー:M野、トシ君、K俣、ask、T世。ASC3名
 コースタイム 宝慶寺いこいの森P(8:30)⇒前山(10:45〜11:00)⇒銀杏峰(12:00〜20)⇒前山(13:00〜05)⇒憩の森(14:05)
■温泉:九頭竜温泉 平成の湯(600円) ■食事:
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ASC福井シリーズ2日目は銀杏峰『げなんぽ』。山の名前が面白いので登ってみたくなりました。山選びの動機が不純です。お隣の部子山『へこさん』しかり!2016年の冬は雪が少なくて薮薮警報発令中!基本的に尾根滑りなので、修行になるのは避けられないでしょうな。まあ、大所帯で初めての山なので、致し方ないところ。


もちろん縦横逆です

昨日は取立山に登り、そのあとは六呂師のコテージで宴会。遅くまで飲んで楽しみました。みなさま朝からシャキッと起き出し、予定通り7時にチェックアウト。銀杏峰の登山口になってる宝慶寺憩いの森へ。下の三差路で除雪は終わりかと思ったら、夏道登山口までは除雪してあり、駐車スペースも完備でした。雪が少ないからかな。その駐車スペースには8時で車たくさん!昨日の取立山は9時で誰もいなかったのに…。

■登山口の宝慶寺いこいの村へ

本日のメンバーは昨日からの引き続き6名と、日帰りでASC現役3名、合せて9名の大所帯。どうなりますやら…。銀杏峰には2ヶ月前の12月に下見に来ておりまして、前山まで登っています。一度来てる山は色んな意味で安心感があります。最初の取り付きをこの目で見てますんでね。その取り付きの斜面と前山直下の斜面が急なことは把握済。しかし、この雪の少なさは想像してなかったですね。難易度アップしてまう…。


登山口にはたくさん車があってビックリ!

■登りはヤブっぽいけどなんとか・・・

週末は寒波襲来の予報だったけど、朝から青空が広がっています。ただ、銀杏峰の山頂あたりには雲がかかってます。時間とともに消えてくれることを祈りましょう。取り付きのハシゴは登れないので、左の斜面から登ります。なんとかスキーでOK!帰りは厳しけりゃ背負うってもんだな。ひと登りで平坦な尾根になりひと安心。杉林は雪が堅かったり、広葉樹ではブッシュが濃かったりするけど、登る分には問題なしと言えましょう。

今日の銀杏峰には何人入ってるかわからないけど、ほとんど歩きの人でした。スキーは少数派なのか…。雪がしっかり積もってれば、谷を滑りに入るスキー客も多いかも。ウチらは初見なので、雪がたっぷりでも登った尾根を滑ります。まあ、大所帯という時点で谷は無理だわな。面白くなかったとしても、安全に無難に尾根。本日はスキー登山であります!


取付きは急な杉林


仁王の松


おっ!白山見えてる!


細い木が所狭しと生えてます


前山直下からは樹氷が・・・

■前山は展望良好の休憩所

前山まで登り上げます。この直下は薮が濃くて急で、下りは苦労しそう。前山からは大野盆地と白山周辺の展望が素晴らしいです。ただ、少し下では見えていた白山が、雲に隠れちゃいました…。残念…。あと、昨日登った取立山が確認できました。何の特徴もない山に見えます。銀杏峰山頂は手前のピークに隠れて見えないけど、とりあえず雲はかかっていません。上空には雲があるので、ここらも晴れたり曇ったりのお天気となっております。


前山より 大野の盆地と白山・・・は見えず


この中に昨日の取立山があるはず


お隣の部子山は純白斜面


前山にて

■前山から先は樹氷を見物しながら登ります

12月はここ前山で引き返しました。ここから先は初めて。少し下ってブナの急斜面。ブッシュがなければ良さそうな斜面ですが、ブッシュあり!ブナ斜面を登り切ると尾根っぽくなります。このへんの樹氷がキレイでした。で、この尾根の東側の谷は滑ると気持ちよさそう。下に堰堤が見えて、地図には林道もあります。ちなみに西側の谷はあまりそそられませんでした。

ニセピークを越えると、銀杏峯本峰までは無木立の稜線。風にたたかれたとこは雪が堅く、溜まったとこは柔らかい。少し下ってひと登りで山頂。車がたくさんだったわりに、人は少なくて山頂貸切。少し前に出た団体さんはニセピークの少し下で宴会してました。団体さん以外のお客さんはポツポツ程度ってことですね。


これから目指す山


樹氷がいい感じになってきました


同じような写真ばっかり撮ってました


雪が多いと雪庇が発達してそう


右上に銀杏峰の山頂が見えてきました


歩くの楽しいです!


樹氷越しの大野盆地

■銀杏峰山頂へ

山頂はこんもりとした丘のよう…と思ったら、南側の祠のあるとこが山頂でした。山頂に来ると、初めて南側の山々の展望が…。よくわからないけど、一番立派なのが能郷白山とみた!あとは山頂部が純白なお隣の部子山。これを見ると、次は部子山だなと思います。といいますか、先に順番としては先に部子山だったかもです。今回は『げなんぽ』の響きが勝りました。白山方面には相変わらず雲。


ニセピークより部子山


銀杏峰の山頂


ここはホントの山頂ではない


部子山へと続く稜線

■滑りは修行系でございます!

シールをはずして修行タイムの始まり〜!山頂からの最初の滑りは意外と雪良くて楽しい!その先の尾根も、狭いけど雪が軽くて気持ちいい!ブナの急な斜面はブッシュが濃くなって、だんだんと不快指数が高くなってきます。急斜面になると、新雪の下の堅い層までスキーが届いてしまいます。でもまあ、特に問題なく降りてきて、スキーはずして少し登り返して前山へ。

核心と思われた前山直下の急斜面。斜面は急だけど横に広いので楽勝。拍子抜け…。下るにつれてブッシュは濃くなります。でも、斜面が急なところは横に広く、細い尾根のところは斜度がないため、それほど苦労することなく降りていけました。最後は杉林になります。日が当たらなくて、新雪が乗ってないのでカチカチでデコボコ。最後の急斜面はブッシュも濃くて苦労しました。全身運動。翌日筋肉痛に。ま、でも9人全員めでたく無事下山であります。

下山後は黒龍売ってる酒屋に立ち寄り、九頭龍温泉『平成の湯』で汗を流し、ここでみなさんと解散です。昨日の取立山と今日の銀杏峰、どちらも滑ったというよりも降りてきたという感じで、良い登山となりました。信州より西へ行く機会は少ないけど、機会を作ってまた来よう!





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