守門大岳 山スキー



二分から大岳に登り中津又岳からの尾根を滑りました


もうすぐ守門大岳の山頂です

■2016年3月12日(土) ■越後 守門岳 ■天気:くもり時々晴れ ■メンバー:ゴロ太君、まきchin、T世
 コースタイム 二分除雪終点(8:50)⇒長峰(10:05)⇒保久礼小屋(10:30〜50)⇒守門大岳(12:20〜45)⇒北側の尾根⇒保久礼小屋(13:40)⇒登り返し点(13:50〜14:10)⇒二分除雪終点(14:35)
■温泉:神湯温泉 700円(クーポンで600円)  ■食事:百福宴(小出の台湾料理店)
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この週末は越後遠征。遠征ってほど遠くはないか…。守門大岳と阿寺山に登ってきました。どちらも標高差1000m以上あって、2日目の阿寺山が終わったあとはかなりお疲れモードとなりました。2日ともスッキリ晴れではなかったけど、まあまあのお天気。まきchin隊との合同山スキーということもあり、山に、山以外に楽しい週末を過ごしてきました。しかし、守門はまだしも阿寺山は雪少な過ぎ!

 クリックで少しだけ大きくなります

道の駅ゆのたにでまきchin隊と合流予定。4時に安曇野を出れば7時前には着くかな。ところがお腹の調子が芳しくなかったりでズレ込みます。二分の除雪終了点に着いたのは8時半頃になりました。既に路駐の車がズラズラと並んでいて、その最後尾に付けます。終点からは100mくらいはあったのかな…?

■二分の除雪終了点よりスタートです

登山口あたりで雪壁は1mくらいですかね。場所によってバラつきはありますが・・・。例年に比べてどんだけ少ないかはわかりませんが、他のエリアに比べるとかなりマシに感じます。ここまで来る間に、栄村、津南、六日町…と豪雪地帯を通ってくるわけですが、六日町あたりの雪の少なさが目立ちました。湯沢なんて積雪ゼロですしね…。天気の方は現在くもり空。山頂は見えてます。予報は回復傾向なので期待しましょう!

9時前という遅めのスタート!おかげで前後に人がいません。大岳に登るのは2007年以来の9年ぶりとなります。ほとんど記憶にございません。今日は昨年も大岳に登ってるゴロ太君にお任せだ。ヘアピンのとこから長峰に直で登ろうとしますが、雪不足で厳しそう。ノーマルルートでいきます。ノーマルルートも歩きやすいし、地図を見る限り直ルートが近いわけでもないような…。


登山口には路駐の列が・・・


ここからスタートです


初っ端から癒しの雰囲気


林道から尾根に取り付きます

■これから晴れてくるのかと思いきや、逆に雲が増えてきて・・・

2007年の守門大岳も雪が少なかったです。4月1週目だったので単純に比較はできないけど、今年の現時点よりも2007年の方がずっと少なかったですね。今度はしっかり降った年に来てみたいです。出発時には晴れ間も出てていい感じだったのに、なんだかまた雲が増えてきました。長峰手前までは浅い沢形を進み、長峰からは緩い尾根を歩きます。このへん雪が少なくて困るようなことはなかったです。

緩い尾根を少し下った鞍部に保久礼小屋。ここで小休止。すっかり曇って、かいた汗が冷えて寒いくらいです。ここからが本格的な登り。本格的といいますか、手頃な斜度がコンスタントに続きます。シールでほぼ直登できるので効率もいいですね。シールの食い付きも良好。こんな登りはストレスもないし疲れない。そんなこともあってか、標高差約700mを休憩なしで一気登り。


保久礼小屋手前の切り開きのような尾根  大岳がぼんやりと


保久礼小屋


保久礼小屋上のブナ林


立ち枯れっぽい尾根になり


キビタキ小屋

2007年4月1日の保久礼小屋とキビタキ小屋

■樹林が疎らになってくるあたりで青空が見え始めます

ブナ林を抜けて疎林になる頃から時々晴れ間が出てきます。太陽も当たるように。空と同じで気持ちもどんよりしてましたが、空が晴れると気持ちも晴れてきました!灌木の樹氷が輝いてます。あとはバックが青空になってくれれば最高!…なのですが、また雲が盛り返してきました。山頂に着く頃には再び全面雲に…。


普段の年なら全部埋まってる?


日が当たるようになってきました


振り返ると・・・ごろ太君


北隣の尾根は日が差す時間が長い


山頂に近づいてきました


見えてからが長いんだな〜


こちらは南隣の尾根 こちらもよさそう!

■守門大岳山頂は賑わってます!

山頂は賑やかでした。その中でひときわ賑やかな…raccoさんチームがいました。今回は3名様のようです。みんなで記念撮影です。空は曇りですが、近くの山の視界はなんとか確保されています。北にはまだ行ったことない粟ヶ岳。守門岳の山頂の左には3年前に行った守門黒姫と思われる山も。南西方向の立派な山は、はじめ最初越後三山あたりかと思ってたら違って、権現堂山の山並みでした。越後三山などは視界が悪いのか、雲がかかってるのか、見えませんでした。

予定では登った尾根を滑るつもりでした。…というか、なんにも考えてなかった。山頂手前を登ってる時、中津又岳から派生する北隣の尾根を滑る人が何名か。北隣の尾根を滑ると、保久礼小屋あたりで戻って来れるらしい。どんな尾根だかわかりませんが、少なくとも登ってる尾根より雪面はキレイだろうな…。登っている尾根はスキーのトレース、ツボの跡、滑った跡などでギタギタです。というわけで、まきchin隊もまだ行ったことのないという北隣の尾根を滑ることに。


こんもりとした広い山頂に人がたくさん


遠くに守門黒姫


raccoさんチームと合同写真(写真はraccoさんより)

■滑りは中津又岳から派生する尾根を

raccoさんチームも北隣の尾根に向かっていきました。しばらくでウチらも出発です。滑り出しはガリガリで太ももに力が入ります。今年は小さめだけど巨大雪庇の付け根を滑り、中津又岳はトラバースして巻きます。尾根に乗るとなかなか良い斜面が続いてるじゃないですか!堅い雪の上に新雪が数センチほど。時々ガリガリするけど、新雪がクッションになって滑りやすい。荒れかけたゲレンデを滑っているようでした。荒れたゲレンデよりずっと気分はいいですが…

最初は無木立斜面。灌木が密になってきても、滑りやすいので樹林を縫うのが楽しいです。900m近くなると斜度が緩みます。対岸には保久礼小屋の少し上で見た木の生えてない斜面が見えます。ボチボチ沢を渡るタイミングかな。raccoさんチームに詳しい方がいるので、金魚の糞のように付いていきます。小屋の少し上流で沢を渡り、沢の左岸をトラバースして保久礼小屋へ。今年は雪が少なく、渡渉ポイントも限られるのかと思いきや、沢は大半が埋まっていました。もうしばらくは問題なさそうですね。

保久礼小屋からの少しの登りを頑張って登って汗かきます。そして、ビールタイム!今日はどちらかというと寒い感じでしたが、ビールがじょわ〜っとしみ渡ります。ここからは緩い尾根滑り、沢形滑りです。板が良く滑り、ヒョコヒョコ滑るのが面白いです。あっという間に車道に出ました。車道のショートカットもロケーション良くて気持ちいいです。今日は天気はイマイチだったものの、楽しく滑れた守門大岳でした!

■温泉入って台湾料理店へ

下山後温泉は旧広神村にある神湯温泉へ。クーポンで700円→600円に。広くて設備も良くて快適でした。夕食の前にひと仕事。T世さん寝袋忘れたのでシマムラに毛布買いに行きました。今夜の宿であります『道の駅ゆのたに』車を置いて、徒歩で2キロ離れた百福宴という台湾料理店へ。まきchin隊が昨年も行ってておススメのお店。安くて美味しくて量があって満足です。道の駅に戻って二次会。遅くまで飲んでしまって、翌日に影響することになるのでありました。

小出の台湾料理店『百福宴』にて夕食&宴会




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