　三峰山　山スキー

美ヶ原と霧ヶ峰の間にある三峰山に登ってきました。雪の多いエリアではないんですが、笹の山なので少し積もれば滑れるようになります。その少しがなかなか積もらなかったりするんですが…。今日も行ってみないとわからない状況ではありましたが、3日前に低気圧の雪が少しは降ってるはず。滑れなくてもスキー登山にはなるだろう…と行ってきた次第であります。

日程：　2017年2月12日（日）

ジャンル：　山スキー

エリア：　長野県中信

メンバー：　T世

コースタイム：　和田峠除雪終点（8：20）⇒稜線（9：30～40）⇒三峰山（10：35～11：00）⇒和田峠除雪終点（13：15）

温泉：　武石温泉　うつくしの湯（5００円）　　食事：　

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日本海側が晴れてくれれば苦労はしないんですけどね…。強い寒波がやってきてるので日本海側の山はパス。寒気が強いと内陸の山も雪雲かかるけど、果たしてどうか…？朝起きてカーテン開けるとスカッ晴れ！曇ってたらゆっくりスタートのつもりだったけど、急いで準備して向かいます。和田峠までは約1時間。

まずはビーナスラインのクロカンから！

和田峠の旧道は冬季閉鎖なのかと思ってたら、閉鎖にはならなくて、ちゃんと除雪するんです。それを知ったのは2年前の三峰山の時でした。その時は閉鎖かと思ってて旧和田村周りでいったのでした。今日は諏訪回り。和田峠のビーナスラインの入口付近には数台の車が止まってます。そこそこ人は入ってそうだけど、みなさんどこへ行くんだろ…

ビーナスラインを歩きます。観光道路だけあって、晴れるとロケーションいいです！クロカン気分で気持ちよく歩けます。雪はわりかし新鮮で、日陰は軽いままで残ってます。木曜日に低気圧が通って、内陸の山にも雪が降りました。3日経ってどうかな…と心配してたけど、いい感じで保存されています。

ここからスタート！

ビーナスラインにつき当たります

ゲートなくても通れませんな…

車道歩きが気持ちいい！

稜線からは中信地方の山が一望です

車道が稜線に近付いたところで、車道から離れて稜線歩き。一応冬型なので風は覚悟してたけど、拍子抜けなくらいにほぼ無風。雪は少な目だけど、展望はいいですね～。ただ、北アルプスは雪雲の中に隠れてしまってます。目指す三峰山の山頂はまだ遠い…。

吹きさらしなので稜線の雪は少なくて、笹が出てるところが結構あります。そんな感じなのに、スノーモービルが笹と雪の斜面を走って、三峰山の山頂まで上がっていきました。せっかく気分よく歩いてたのに、水を差されてしまいました…。その他、前にはスキーヤー2人が登ってるのが見えますね。ちなみにスノーモービルの人はスノーボード。

カラマツ林もいい感じ

稜線に出ると目指す三峰山が

稜線を辿っていきます

ごく一部樹氷になってました

三峰山が近づいてきました

控えめな雪庇

青空と雪の白はいいね

鉢伏山

稜線は雪ペラペラです

蓼科山、八ヶ岳、霧ヶ峰

グリーンシーズンでも見た道標

辿ってきた稜線が見えます

山頂までもう一息だ！

左側は滑り２回目の斜面

諏訪湖や伊那谷の北部も見えます

ちょっとアップで！

浅間山

山頂に到着です　　左は鉢伏山

三峰山山頂からの展望は最高！

山頂からの展望は素晴らしいです。北アルプスや信越国境の山と違って雪は少ないけど、ほんわかしたロケーションですね～。長野県の真ん中になるので、松本平、伊那谷、諏訪湖、佐久平…を一望。さすがに善光寺平から北は見えませんが…。

山はといいますと、北アルプスは残念ながら雪雲の中だけど、それ以外はだいたい見えました。北は美ヶ原が近くて、東は浅間連山や荒船山など、南はたくさんあります！霧ヶ峰の向こうには蓼科山や八ヶ岳、、南アルプスに富士山。南西に中央アルプスがあって、西には鉢伏山があります。これで北アルプスが見えてたら完璧なのですが、まあ出し惜しみということで。

今年のエビの尻尾は控えめ

美ヶ原

荒船山はどこからでもよく目立つ

北アルプスには寒気の雲　　平地は安曇野

山頂の東斜面を２本滑ります

滑るのは山頂からすぐの東斜面をビーナスラインまで。斜度は手頃でロケーションの良い魅惑の斜面です。ただ、雪質が…。雪は風と日射が大敵ですな。林の中はフカフカの雪が残ってるけど、無木立の斜面はモナカ化しておりました。ところどころに軽い雪が残ってて、そこは気持ちよかった！

普段は登り返して滑ることはまずしないけど、さすがにここは1本だけでは…。滑ったところを登り返して、南隣の斜面に移動。こっちの方が純白で雪庇もあったりでアルペンチックです。できるだけ北斜面を絡めるように滑ると、比較的軽い雪が残っています。1本目よりも少し滑りやすかったかな。ビーナスラインまで滑っておしまい。

１本目の斜面