2017年春分の日3連休は金曜に休みを付け、4連休にして東北に行ってきました。初日は一気に北東北まで走ったので、行程の短い貝吹岳へ。ゆっくり3時間ほどで登ってこれるお手軽な山です。連休初日とか最終日にはうってつけの山かな。この日はあいにくの天気でしたが、晴れてれば山頂からの展望は良いはず!滑りも仙岩峠からのブナの斜面が気持ちよく滑れます。
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前夜は早く出発できたけど、そのまま走ってしまうと高速が深夜料金にかからなくなるので、栄のパーキングで早めの泊まり。3時に起きて北上開始です。天気は微妙で、下界は晴れてるけど山には雲がかかる感じ。北に上がるほど天気は悪くなっていきます。登山口であります仙岩トンネルに着いた時には小雪の舞う空模様。でも、たまに日も射したり…。せっかく来たし、短い山なので登っておきますか…
ここからスタート!
登山口の駐車帯には先客と思われる地元の車が1台。準備してる時に下りてこられました。スノーシューのようです。登り出しは標高500mくらいですが、はじめから感じの良い林の中を歩けました。スノーシューの足跡を追っていると、なんだか急な斜面になってきます。どうも直で尾根に取り付くルートのようで、途中でスキー向きのメローなルートに修正です。
尾根を見渡せる広い場所に出ます。ここは送電線が何本も通っています。貝吹岳は奥羽山脈の稜線上にあるけど、1000mに足りない低い山。昔の街道や送電線が集まるわけですな。いったん尾根に出てから仙岩峠へ。途中のブナ林は雪質も樹間もいい感じ!帰りが楽しみであります。
感じの良い森の中を登っていきます
送電線が何本も通ってます
反射板のある貝吹岳が見えてきました
仙岩峠からは目指す貝吹岳が!北に目をやると秋田駒の土台の部分だけ見えています。雲の隙間から青空と陽射しも届くように!このまま晴れてくれんかなあ…と期待してたら、あっという間に雲がやってきて、一転吹雪模様になってしまいました。…と思ったらまた晴れ間が出たりと忙しい天気。やや歩きにくい稜線を辿って貝吹岳山頂へ。
仙岩峠 右の山は秋田駒ケ岳
こちらは貝吹岳
稜線はトラバース気味に
もうすぐ山頂!
山頂下の尾根
貝吹岳は八幡平テレマークのビデオに出てたので知ってた山。一般的にはマイナーな山になるのかな。スキーではなく歩きの人が多いのかも。地元の。山頂には反射板があるので目立つけど、少し南のピークにも反射板があるので間違えそう…。低くても主稜線にある山なので展望は良さそうです。秋田駒がかなり近いし。今日はあいにくの空模様で残念でしたが、お手軽な山なので、機会があったらまた来よう!
貝吹岳山頂には反射板があって、いい目印です
南に続く山並み
晴れてれば展望良さそうでしたが残念…
天気も悪く風もあるので、とっとと下りましょう。仙岩峠へはシールかなと思ってたけど、カニ歩きでなんとかしのげました。仙岩峠からは少し下るとブナの斜面になります。ブナの生え具合、雪質とも良好!3月のこの標高でもパウダー残ってました。だいぶ締まってはいるけど底がないところをみると、しばらく雨や高温にはなってないなと思われました。さすがに下の方はグサグサでしたけど…。おかげで緩い登りもシールなしでOK!無事下山であります。
早く降りてこれたので、温泉&食事も少し遠出。温泉は網張にある『ありね温泉』へ。土日は混むらしいので平日の空いた時に!食事はさらに足を伸ばして西根まで。前に一緒に行った人たちが美味しそうだった『むら重』へ。生ラムとラーメンを食べました。どちらもとっても美味しかったです。また行きたい!といことで、必然的に道の駅にしね泊であります。
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ありね山荘 | |
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むら重! |