糸魚川市平岩の北にある里山、辰尾山に登ってきました。辰尾山は大峰峠を挟んで赤禿山の東側にある山です。大峰峠~辰尾山の稜線の北側はほぼ杉の植林地で興ざめ。山頂だけ奇跡的?に開けててナイス展望。滑るのは北面の送電線切り開きですが、灌木が生長してきたのか、まだ雪が少ないのか藪が元気でした。ちょっとイメージ下がったかな~。2115年3月に行った時と比べてですが…
日程: 2018年1月14日(日) 天気: 晴れ時々曇り ジャンル: 山スキー エリア: 糸魚川西部 メンバー: T世 コースタイム: 山之坊集落(10:55)⇒700m電波塔(11:50~12:05)⇒辰尾山(13:00~30)⇒切り開き登り返し(14:05~15)⇒大峰峠(15:10)⇒山之坊集落(15:30) 登山口情報 山之坊集落除雪終点 数台は置けますが、除雪作業、近隣の方に配慮しましょう 温泉: 食事: |
前夜は小谷・糸魚川はガッポリ積もりました。集落スタートの山は除雪作業が終わってからになるな。そんなこと思ってたら寝坊。スキー場スタートが無難だなと思い栂池に行くも、近い駐車場は満車になり、雲海の雲がちょうど悪いとこにかかってます。で、パス。赤禿山も考えたけど、今日は中途半端なので辰尾山にしときました。五転六転しました。
2115年3月の辰尾山は南面の国尻から登って、北面の送電線切り開きを滑って、車道で大峰峠に登り返して、南面滑って国尻へ…というルート。今日は時間も雪も微妙なので、大峰峠から辰尾山を目指します。山之坊の除雪終点には3台の先客。赤禿山だろな。おととしから除雪の終点には止めにくくなったけど、最終民家が解体された跡地に止めれて助かります。もちろん雪が降った時は、除雪が終わってから駐車しましょう!
小谷で50センチ積もったから山之坊はその倍?…もなく、ラッセルもスひざ下程度。ありがたく先客トレースを辿りますが、すぐに車道から離れたので先頭に。先頭といっても後ろはいませんが…。大峰峠のお堂の積雪はちょうど半分くらい。最盛期と比べると少ないけど、1月半ばと思えばまずまずか…?
除雪終点には先客3台
集落の様子 積雪はボチボチ
杉林も新雪と青空だと爽快!
大峰峠のお堂 1月半ばにしてはまずまずの積雪?
2017年1月29日
2016年2月 | 2016年1月 | 2015年1月 |
大峰峠のお堂 毎年恒例の雪比べ |
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大峰峠からはまず、ここんとこ自分の中で流行ってる700mの電波塔へ。北アルプス方面の展望が乏しい赤禿山に登る際、朝のうちに眺めておきましょう!…という場所。若干雲は多めですが、今日もまずまずの展望。北アルプスは蓮華温泉を取り囲む山がよく見えます。あとは頚城の山々ですね。海谷三山に雨飾山、焼山の眺めが素晴らしです。あと、姫川が真下に見える感じなのもいいです。
赤禿山を背に700m電波塔へ
電波塔からの赤禿山
これから向かう辰尾山
海谷三山、焼山、雨飾山
700mから一段下ります。ここで板が雪に埋まって転んで雪まみれに…。南面や日当たりよ良いところは雪が重いです。しかもビンディングに雪が挟まるわ、シールは団子になるわで大変。途中で北側の杉林に入ります。こちらは雪も軽くてラッセルも楽。すぐ下、尾根に平行して林道が走ってます。この林道は大峰峠からつながってるようなので、効率だけを考えると林道使うのが良いです。ただ、杉林で日陰で展望ないからつまらんけど…。
最後にクイッと登ると辰尾山の山頂。杉に覆われてるけど、山頂だけは河童の頭のように禿げてます。おかげで展望良好!まあ、700mの電波塔と大差はないですけど。姫川がさらに近くなりました。無風でポカポカです。ラッセルで汗をかいたのでビールが旨かったです。
送電線の切り開き
切り開きと林道の合流点
明星山
辰尾山山頂より 雨飾山、真那板山、大渚山
姫川と平岩集落
赤禿山
真那板山
辰尾山の南面は杉林ではなく灌木。滑るのに適してるけど、如何せん日当たり良くて100%悪雪。南面以外は杉だらけ。そんな中、前回送電線の切り開きをみつけました。とりあえず。その切り開きを目指します。ひと滑りしたら板に雪団子が…。手入れが悪いな。全然滑らない代わりに、小さな窪みの登り返しが楽でした。
お目当ての切り開き斜面に出ました!しかし!藪藪!背丈より少し高い灌木が元気です。2年前はいい感じだったのに…。まだ雪が少ないのと、灌木が生長したからだろうなあ。それでも隙間を縫って滑っていきます。雪は北斜面なのでまあまあ軽いです。それでも藪の元気さには勝てず、滑るのは不完全燃焼でした。
明星山に向かって滑ります
前は車道まで滑ってから大峰峠に登り返しました。今日は切り開きの末端近くまで滑って、登り返すことにしました。この先、谷も尾根も細くなり、今の雪の量ではハマる確率あり。車道もラッセルになると、時間が読めないなと思ったのでした。登り返すのは面倒くさいけど、時間が読めるという意味で安心。悪いのは遅すぎる出発なんですけどね…
基本、往きの道を辿ります。700m電波塔はちょっとしたピークなので、右から巻いて大峰峠へ。なんだかんだ、ラッセルあったとしても横の林道を歩くのが一番楽だったかも。大峰峠に戻ると、夏中方面から登り返してきたトレースがありました。先行者が滑ってくれてるので、林道はよく滑ってくれそうです。最後は田んぼだか畑だかの中の重雪を滑って終了です。
100mほど滑っておしまいに
滑った斜面を登り返します
滑った斜面 ここらは疎林で快適
林道まで登り返してきました
本日は温泉も食事もナシ。家に直行!