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  菱ヶ岳&野々海池 山スキー

前日に赤禿山から高浪の池に行ったので、今日は池をシリーズ化して、菱ヶ岳から野々海池に行ってきました。野々海池は単なる大雪原。その周囲に広がる丘がいい感じでした。鍋倉山の続きの山だけあってブナが立派!菱ヶ岳はスキー場がある北面と、登った南面では別の山かと思うほど山容が違いましたね~。滑る斜面は少しだけでしたが、今日もたくさん歩いてきました。

日程 2018年3月25日(日) 天気 晴れ 春霞

ジャンル 山スキー

エリア 信越 関田山脈

メンバー T世

コースタイム 

キューピットバレイスキー場トップ(9:30)⇒野々海池(11:00~50)⇒菱ヶ岳(13:30~35)⇒スキー場(13:45)

登山口情報

キューピットバレイスキー場 ゴンドラ片道1000円

温泉:雪だるま温泉(600円)   食事:上越屋(ラーメン)

6時にウチを出て糸魚川経由で8時半にキューピットバレイスキー場です。上越市内は雪はさっぱりないけど、安塚に入ると雪がたっぷり。さすが豪雪の関田山脈のふもとにある街です。キューピットバレイスキー場の営業は今日が最後のようです。雪はまだしこたまあるのに…。ゴンドラ1回券(1000円)でスキー場トップへ。変わった雰囲気のスキー場だなあ…。

アプローチはキューピットバレイスキー場

今日も天気は晴れなのですが、霞みがかかっていて視界はイマイチ。妙高とか辛うじてボンヤリ見える程度です。仕方ないので近くの景色を楽しみますか。近くといえば、至近距離に菱ヶ岳が聳えています。ブロックとかここまで届いてきそうで怖い…。


菱ヶ岳のふもとに広がるキューピットバレイスキー場

まずは野々海池に行ってみましょう

今日は野々海池と菱ヶ岳の2本立て。どっちから行こうか迷いましたが、最後が滑って終わりにできるので菱ヶ岳を後回しに。野々海池から回ってみることにしました。まず、ゴンドラ山頂駅の東にある湿原に滑り降ります。50mほどの標高差ですが、ブナの気持ちよい斜面でした。

野々海池に行くには県境の稜線を越えないといけません。関田山脈の新潟県側は傾斜が強いので、できるだけ緩そうなところを狙います。雪さえ堅くなければ問題ない斜度だったのですが、朝の北斜面はまだカチカチ。T世さんは2ヶ所アイゼンに切り替えて登りました。関田山脈の稜線に出てしまえば、傾斜も雪も緩んでひと安心です。


スキー場トップからの入山口


湿原までブナ林を少し滑ります


ゴンドラ山頂駅の東にある湿原


関田山脈の稜線へと登っていきます


稜線直下が少し急になっていました


稜線に出ると雪も斜度も緩みます


菱ヶ岳 見る角度で全く違う山見たい


遠くないけど米山が霞んで見えます

関田山脈の稜線から野々海池に滑り込みます

信州側には緩やかな山並みが続いています。いったん夏道が通る1131mのポコに乗っかります。ここから野々海池へと滑り降りましょう!ひと滑りで湿原。もちろん雪原。地図より広く感じました。湿原は滑らなくて歩き。湿原の先端から野々海池までも、意外と谷が深くて滑るって感じではなかったなあ…。谷の右側の斜面をトラバースして野々海池へ。


稜線から湿原に滑り込みます


湿原を横切って野々海池の方へ

野々海池は広大な雪原になってました

野々海池に降り立つや否や、轟音と共にスノーモービルの団体がやってきました。野々海池は大雪原なので走りたい放題。ものすごいスピードで疾走してました。このスノーモービルたち、信州側の丘のような山並みを縦横無尽に走りまくり。最後にボクが菱ヶ岳に着いた時には、菱ヶ岳の山頂に10台くらいのモービルを並べて日和ってました。この轟音さえなければなあ…と思うのですが。

野々海池はただの広い雪原。良ければ1周しようかとも考えてましたが、そんなでもなかったので水の出口の先にある小屋まで行くことに。そこで少し休んで戻ることにしました。


野々海池にはスノーモービルの跡が・・・


池から水が流れ出る場所


野々海池は一周するまでもないので、この建物までとしました


奥の方からやってきました

帰りはブナの丘経由で菱ヶ岳へ

同じルートで戻るのも芸がないので、立派なブナが生えてる丘経由で。登ってみると立派なブナがいい感じで生えてます。効率よく歩くことより、いい感じのところをつなげて歩いてました。緩いアップダウンが続いて、ウロコ板にはもってこいのところです。稜線に戻って稜線を西へ。1150mの台地状のピークへの登りが急な以外はまったりした稜線でした。

1150mからは今日初めて関田山脈の西側の山並みが見えました。鍋倉も見えてます。今日も大人気かな?ここから今日唯一のまとまった滑り。といっても100mほどですが…。前半の斜面はキレイだったけど、後半は谷が深くて下りただけって感じ。T世さんは菱ヶ岳には登らずスキー場に戻りました。


野々海池の西にある丘へ


ブナがとてもいい感じ


野々海池よりブナの丘の方が良い


気持ちよさそうなところを縫いながら進みます


信州側はたおやかな山容で歩いてて気持ちいい!


鍋倉山の続きにある山なのでブナも鍋倉ゆずり


これから向かう菱ヶ岳


1150mのポコで初めて鍋倉山が見えました

最後の〆は菱ヶ岳登頂!

菱ヶ岳へは下りたところにあった谷を詰めてみます。登りは遠回りして右の谷から。途中で傾斜が強くなってきたので左の台地に上がります。ここには手頃な斜面が広がってます。帰りはここを滑ろう!

頂稜まで登り着くと北側の展望が広がります。…が、霞みが濃くて妙高が辛うじて見える程度。ただ、スキー場がほぼ真下に見えるこの高度感は凄かった!スキーを履いたまま頂稜に立って下が見えるんですからね~。山頂にはスノーモービルの団体さんが陣取っていたので、そそくさと下山開始です。


菱ヶ岳の南斜面 北斜面とは対称的すぎる!


菱ヶ岳の頂稜です


山頂はスノーモービルが占拠 右のは神社かな?


山頂の北側はすごい高度感です

菱ヶ岳南面は適度な斜度のブナ林が広がっています

しばらく手頃な斜度の斜面が続くのですが、如何せん南向いてて雪がグサグサ。一度突っかかって転んじゃいます。ズボンの横全開だったので、雪の塊が侵入。今日はタイツではなく短パンなので冷たくて気持ちよかった!融けてからが厄介ですけど…。谷筋に下りるとあとはスキー場へと戻るのみ。このスキー場、結構楽しそうなので機会があれば来てみたいな。


スキー場脇 ゲレンデまで届いてこないのだろうか…?


ロープウェイの山頂駅まで戻ってきました

下山後のお楽しみ

隣接の雪だるま温泉に入ります。のんびりするほど時間はないけど、床暖の休憩室で昼寝。上越市の『上越屋』で〆のラーメン。食べ始めは美味しかったけど、途中で苦しくなってきました。次に来ることがあれば、スープは薄目でお願いしよう。

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