今年は雪が少ないというか、雪融けが早いので、様子見がてら笹ヶ峰に行ってみました。行ってみるとやっぱり雪は少なくて、笹ヶ峰の駐車場まで既に除雪済み。黒沢に架かる橋まで除雪は完了です。雪壁も腰の高さくらいで、平年がどのくらいなのかは???ですが、だいぶ少ないのは間違いないところでした。
日程: 2018年4月14日(土) 天気: くもり時々晴れ ジャンル: 山スキー エリア: 妙高 笹ヶ峰 メンバー: 単独 コースタイム: 登山口情報 4/14には黒沢橋まで除雪されていて、笹ヶ峰の駐車場も確保されてました 温泉: 食事: |
前日は飲み会だったのと、天気は午後から下り坂ということで、上の方までは登らないつもりでやってきました。ダムを渡って反対側、氷沢川を遡ってみようかと。天気は下り坂っぽくはあるけど、まあまあ晴れ。ダムを渡るには、いきなり下りになります。朝は寒いので登りたい。ってことで、まずは黒沢の偵察からにします。
火打山登山口あたり 雪は腰の高さより低いです
いつもなら最短で黒沢橋に向かうけど、今日は黒沢沿いに登り、流れを見ながら歩きます。ブナの台地と黒沢の川床は段差があって崖になっています。川の向こう側には『笹ヶ峰』という山があります。こんな機会でもないと登ることはないので、『笹ヶ峰』のピークに登ってみることにしました。この付近一帯が『笹ヶ峰』というイメージですが、この牧場地形はどうみても『峰』ではないですもんね。
少し進むと崖じゃないとこがあり、対岸もすんなり登れそう。川に下りてみます。肝心の雪がつながってないです…。雪が少ない分、雪面と流れの段差は少なくて、それほど苦労なく渡渉できました。はじめは笹ヶ峰の北のコルに登るつもりでしたが、成り行きで山頂へ直で登る格好に。笹ヶ峰の東側の斜面は、程よい間隔でブナが生えるいい感じの斜面でした。
黒沢は雪が途切れていました
ここで渡渉
笹ヶ峰ピークへの斜面
笹ヶ峰の山頂です
樹林の隙間から焼山が見える
山頂は大きなブナが生えています。ブナ林の雰囲気はいいのですが、展望はナシ…。ブナの隙間から焼山や火打山が見える程度。せっかくなので西側の斜面を下りてみます。こちら側は若いブナの密林。雪融けが早く、枝も起き上がりはじめてて、滑るのが…というか、下りるのが大変でした。林道まで下って、あとはダラダラと林道を登ります。
笹ヶ峰に登ろうと思ったキッカケは、鍋倉谷などを下りてきた際、最後はダラダラ下って、林道をダラダラ登ることになります。それがカッタルイので、笹ヶ峰北のコルに登り返して、上りのルートに合流できればな…と思ったのでありました。微妙ですね。
西面はヤブがひどかった・・・
黒沢橋あたり 雪少ない
さて、ダムまで下ってみようかと思うも、笹ヶ峰の駐車場からだとただの林。せっかくなら牧場を滑りたい!歩いて牧場に向かうも、途中で思いとどまって車で移動。良い斜面のあるところを車に乗りながら物色。良い斜面は最初だけで、あとダム湖までは緩~い斜面が続きます。途中でやになってやめました。ダムの対岸はまたそのうちに。
ここまでほとんどテレマークしてません。なので、今度は上へ。一応三田原山の方に登ってみます。100mほど登って滑りました。少しはテレマークしたけど、三田原山の林道に近いあたりは、細い木の密林で気持ちよくは滑れず…でした。ということで、今日はほとんどいいとこナシで終わっちゃいました。収穫は笹ヶ峰登頂くらいかな。
黒姫山と佐渡山
天狗原山と金山
焼山
笹ヶ峰やら杉ノ原やら、数えきれないほどではないにしろ何度も来ています。しかし、苗名滝は未だ見たことなかったです。今日はたまたま関川沿いに新しい道ができてて、それに誘われるように苗名滝に行ったのでした。駐車場から徒歩500m。残雪にヌカルミはサンダルでは辛かったです。でも、滝を見れてよかったです。雪融け水で水量多く、大迫力の苗名滝を拝むことができました。
下流の堰堤からして水量が多かったです
大迫力の苗名滝