阿武隈山地最高峰の大滝根山に登ってきました。阿武隈山地といっても、ちゃんとした場所はよくわからないです。東北道と常磐道の間の山…ってくらいしか。まあ、目ぼしい山はなさそうです。今回は膝が悪いから行程的にちょうど良いのと、一応は300名山なので登っておくことにしました。実際に登ってみましたが、悪い山ではないけど、わざわざ信州から登りに行くような山ではないかな…って感じでした。
仙台平駐車場(7:15)⇒鬼穴登山口(7:25)⇒大滝根山(8:50~9:10)⇒送電線切り開き(9:15~30)⇒鬼穴登山口(10:25)⇒仙谷平駐車場(10:40)
鬼穴登山口近くに3台分くらいのスペースあり。仙台平には大きな駐車場とトイレ(この日は冬季閉鎖)があります。
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前日は霊山に登っていました。少し南下して車中泊は『道の駅ひらた』。同業者はいなくて静かな夜でした。トラックも少ないし。朝は冷え込みました。イコール晴れてるってことかな。里は雲海になってるところが多かったです。鍾乳洞で有名なあぶくま洞の近くを通ります。グイッと登って仙台平。
仙台平あたりの雰囲気が良かったです。紅葉もこのあたりがピークかな。キャンプ場があるけど、もう営業していませんでした。トイレも閉鎖。登山口付近にも3台は停めれるスペースがあったけど、なんかパッとしなかったので、仙台平に戻って広い駐車場に停めました。余分に歩かないといけませんが、まあこっちの方が安心かな。
仙台平の駐車場 一等賞でした
鬼穴登山口に下る道 紅葉がキレイ!
ここが鬼穴登山口
仙台平からは急な下り坂。標高差は100mはないけど50mは軽くありそう。帰りがイヤだな…。車道に下りて、少し歩いて登山口。最初は杉林の中だけど、尾根を歩くようになると雑木林に。紅葉は少し盛りを過ぎたくらいかな。しばらく緩く下ったりとなだらかな区間あり、そのあたりの紅葉が一番きれいでした。ただ、東に向かって歩くので、朝は眩しくていけませんね…。
なだらかな区間が終わると、山頂へ一気に登ります。途中には岩場も出てきます。2ヶ所ほど鎖場が出てきました。山頂が近づくと灌木に。葉っぱはほぼ落ちてしまってます。送電線が横切るところは切り開かれているので、眺めが良かったです。徐々に緩やかになって大滝根山の山頂に到着です。
紅葉終わりかけの明るい雑木林の道
鎖のる岩場その1
鎖のある岩場その2
頂上近くなると葉は完全に落ちています
山頂の少し下に送電線の切り開きがありました
切り開きは展望良好!
大滝根山の山頂は自衛隊の駐屯地になってます。三角点は駐屯地の中…。三角点マニアにはハードルの高い山ですな。でも、許可を得れば入れるとか…?山頂には神社がありました。これは駐屯地の外なのでお参りできます。あと北に少し進めば梵天岩。梵天岩に登ると北側の展望があります。アンテナがいっぱい立ってる隣のピークが見えました。
山頂には自衛隊の施設がありました
神社あり
山頂標識ではなかった・・・
三角点は駐屯地の中にあるそうな
梵天岩
梵天岩は北の景色が開けていました
梵天岩もあんまりゆっくりできる雰囲気ではないので、少し下った送電線の切り開きまで下りて休むことに。ここは西側の展望が開けています。昨日に比べると空気の澄み具合は落ち、安達太良山がだいぶ霞んでしまってます。年輩の4人組が登ってきました。下ってる時に単独2名とすれ違いました。今日の大滝根山はうちら以外に6人だけかな…?でも、ほかの登山口もあるしな。
はじめの急なところ、落ち葉が積もってて下りにくかったです。まだ膝が悪くて転べないから、余計に力が入っちゃいました。下半分は残り物の紅葉を楽しみながら下ります。切り開きで休んでる時は晴れてたのに、いつの間にやら曇りベースに。ま、ちょうど良かったってもんだな。最後の登りはやっぱり疲れました。
電線の切り開きが一番眺めがよかったです
日当り良好でポカポカでした
中腹の雑木林
仙台平への登り返し
下山後は白河ラーメンへ!『トラ食堂』は2回行ったので、今日はあえてはずしてナンバー2の『火風鼎(かふうてい)』に行ってみます。行列は短かったけど回転が悪く、なかなか順番が回ってきませんでした。着席から着丼までも30分近くもかかったし。麺が堅いので茹でるのに時間かかるのかも…?スープは美味しかったけど、麺はボソボソで好みではありませんでした。麺はツルッとしてる方が好きだな~。
既に2時近くになりました。昼過ぎには信州に向かってるつもりが…。明るいうちに走りたかったので、温泉は後回しにします。御池を越えて帰ろうと思ったら、すでに冬季閉鎖?仕方ないので六十里越で。小出に近付いて、『神湯温泉』でやっとお風呂。自宅到着は9時前でした。
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