北、中、南アルプス以外に、日本にはたくさんの○○アルプスがあるようです。その中でもわりかし有名な?須磨アルプスを歩いてきました。須磨浦公園から電車で移動したり、途中で大きな団地を突っ切ったりと、都会ならではの山登りを楽しめました。アルプスばりの岩稜帯『馬の背』はごくわずかな区間のみ。都会と海と明石大橋の眺めがウリですね。
ちなみに、〇〇アルプスは今のところ沼津アルプスに行ってます。面白いので他のアルプスも歩いてみたい!
板宿駅(7:45)⇒八幡神社(8:00~10)⇒馬の背(9:05)⇒横尾山(9:25)⇒鉄拐山(10:45)⇒旗降山(11:00)⇒須磨浦公園駅(11:35
須磨浦公園の有料駐車場(最初の1時間200円、以降1時間100円)
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■2018-19 年末年始は九州の山々へ! 2018-19年末年始は8泊9日で九州へ。昨年も九州だったので2年連続となります。東北スキー三昧もいいんですが、天気が悪いことが多いので山はなかなか楽しめません…。スキー場ばかりも大変だし…。それに比べると年末年始の九州は気楽に山を楽しめます。夏場は不快な低い山も快適ですし。今年は天気にも恵まれて、計画してた山に全部登れちゃいました!ただ、九州は遠いです…。高速使わざるを得ないので金もかかるし…。
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28日に仕事を終え出発。土岐まで下道走って中央道、名神と高速に乗って吹田SAで仮眠です。翌朝6時半くらいに須磨浦公園の駐車場に到着。2年前にも須磨アルプスに挑みましたが、この時は小雨模様で駐車場敗退でした。
須磨浦公園から歩き始める人が多いみたいだけど、下山したところに車がある方が気が楽なので、先に電車で板宿駅に移動しておきます。その板宿で今日一緒に歩くY崎家と合流です。Y崎家は明石の人なので地元民。須磨アルプスも既に数回踏破!そんなわけで、道中は地図を見るまでもなく、金魚のフン状態で付いて行くのみ!
須磨浦公園駅からはじまりです
阪神電鉄に乗って板宿駅まで
板宿駅から須磨アルプスの取り付きであります八幡神社を目指します。板宿あたりは震災の時に火災の被害が大きかったところのようです。神社で道中の無事を祈り、神社の脇から縦走路へと入ります。尾根道は常緑樹で展望はほとんどないです。はじめ頃はひたすら歩く感じです。
路地を縫って八幡神社を目指します
階段を登ると八幡神社です
とりあえず道中の安全祈願
常緑樹のトンネルを歩きます
時々樹林の隙間から都会の景色
海に太陽が映ってます
だんだんそれっぽくなってきたのか・・・
ダラダラと登っていくと、展望の良い場所に出ました。『東山』みたいです。横尾山の東にあるから東山なのかな?そして、横尾山との間に見えてきましたのが『馬の背』と呼ばれる岩稜帯。『アルプス』の由来となってる場所ですかね。他は樹林に覆われてるのに、ここだけ露岩。ちょうどコルが露岩なのでキレットっぽくなってて迫力ありますね。
解説中かな
横尾山と手前には馬の背
海が見えるのが須磨アルプスの魅力
山と住宅地の境目が極端
少し下ると馬の背の看板が立ってます。岩稜帯というよりも、『土』稜帯って感じ。風化して土になってます。両側が切れ落ちてるのでスリルはあります。歩く幅は十分にあるので、よほどヘマこかない限り落ちる…なんてことはなさそう。切れ落ちてる左右の景色が住宅地というのが、須磨アルプス特有のロケーションなのかな。
いよいよ須磨アルプスの核心部へとはいります
馬の背核心部へと下っていきます
ここが馬の背
確かにやせ尾根ですな
馬の背の標柱があるところ
陰影の効果で険しさが増幅
馬の背標柱のところから見下ろしています
コルから見上げています
歩いてきた方を振り返っています
馬の背からのきつい登りを登り切ると、須磨アルプス最高峰であります横尾山。312mです。明石海峡大橋が見えてきました。さらに歩いて行くと栂尾山。ここには丸太でできた立派な展望台がありました。前半は見晴らしの良い場所が少なかったけど、このあたりは開けた場所が多くなりました。
須磨アルプス最高峰の横尾山
明石海峡大橋が見えてました
栂尾山より高倉台の団地と須磨アルプス後半の山
都会が近いのも須磨アルプスならでは
栂尾山からは怒涛の階段下り。階段はなんと400段!標高差にして100m以上はあります。これが登りだったらキツそう…。今日は下りで良かった。ただ、高倉山への登り返しの階段は避けられませんね…。階段を下りたところが高倉台という大きな団地。団地の中を突っ切ります。このへんが都会の山登りって感じでいいですね。
長~~い階段を下って高倉台へ
下から見上げるとこんな感じ
片側二車線の大きな道路を歩道橋で渡り…
高倉台の団地の中へ
高倉山への階段を登っていくと『おらが茶屋』。土日営業とあったけど、やってる風ではなかったな。このへん舗装路を歩きますが、しばらくでまた山道に。鉄拐山は巻道あったけど、最初で最後の可能性もあるので寄ります。短いけど急なピークで太ももに堪えました。登った甲斐があって、展望はすこぶる良好!本日一番の展望だったかな。六甲山と海の間にところ狭しと乱立する神戸の街、小さな弓状の砂浜が連続する須磨海水浴場、アクセントになる明石海峡大橋…などなど、田舎の山にはない楽しい展望でした。
下ってきた階段ほどではないけど、階段はしんどい
栂尾山と高倉台
登り切ったところが高倉山
明石海峡大橋がだいぶ近づいてきました
こんな尾根道を進んでいきます
鉄拐山の山頂は展望素晴らしい
須磨海水浴場の弓なりの浜がおもしろい
これは釣りするところ?
須磨アルプスの方もよく見えます
明石海峡大橋をアップで
鉄拐山からは常緑樹の平坦な尾根道。須磨アルプスも大詰めです。残すは旗振山と鉢伏山を残すのみ。旗振山には茶店がありました。Y崎さんちのお母さんは、ほぼ毎日旗振山に登りにきてるそうな。〇千回の登頂らしい。すげー。
このあたりロープウェイやカーレーターで上がってこれて、山上が公園になってるみたい。廃れた感は少々ありますが…。そんなこともあって気分は既に下山モードで、最後の名の付く山頂『鉢伏山』はパス。須磨浦公園に下る道もいくつかあるようで、ちょっと大回り気味に下りたようでした。最後の下り道だけ、あまり楽しくない道だったな…。他は楽しめました!お付き合いいただいたY崎さん夫妻に感謝であります。
鉢伏山からの下りは展望あまりなかったです
無事下山の図
電車でやってきたY崎さんちとは、須磨浦公園駅でお別れ。このあと近くにある『ジェームス山 月の湯舟』という温泉へ。内湯のみだと430円、露天とサウナのフルコースで850円という変な料金設定でした。別の風呂なのかと思いきや、そうではなくて、露天に行っちゃダメ…みたいなスタイル。ローカーの鍵の色で判別してるのかな…とか思ったり。まあ、安く入れるにこしたことはないので、ありがたかったです。
第二神明に乗り、博多に向けて高速をひた走ります。博多ラーメンを食べようという魂胆です。広島の手前で渋滞に捕まりながらも、8時過ぎて博多に着いたのかな。博多のラーメン屋は中心部にあるのが多く、遅くまで営業しています。その中から『博多一双』へ。こんな時間にもかかわらず行列が…。しかし、とにかく回転が速いので、あれよあれよで席に着き、席に着くやすぐ着丼。そして、とっても美味しかったのでした。
夜は嘉麻市の道の駅うすいまで移動して車中泊です。
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・ | 行動 | 天気 | 車中泊 | 温泉 |
グルメ | ||||
12/29 | 須磨アルプス | 晴れ時々くもり | 道の駅うすい | ジェームス山 月の湯舟(430円) |
博多ラーメン 博多一双 | ||||
12/30 | 脊振山 | 晴れのち雪 | 道の駅くるめ | 吉野ヶ里温泉(700円) |
久留米 大砲ラーメン | ||||
12/31 | 俵山 | 晴れ時々くもり | 上天草サンパール | 久木野温泉 四季の森(300円) |
熊本ラーメン 桂花 ゆめタウン店 | ||||
1/1 | 三角岳 | くもり | 道の駅 坂本 | スパ・タラソ天草(500円) |
玉名ラーメン 桃苑 | ||||
1/2 | 市房山 | 晴れ時々くもり | 道の駅 フェニックス | 湯山温泉 元湯(300円) |
チキン南蛮 おぐら | ||||
1/3 | 霧島 韓国岳 | 快晴! | 道の駅 北竜 | 霧島 神乃湯(370円) |
コンビニ | ||||
1/4 | 阿蘇 中岳、高岳 | 快晴! | 道の駅 きくがわ | くさみ温泉(750円) |
行橋 金田家 | ||||
1/5 | 元乃隅稲成神社 | くもり | 実家 | 田万川温泉 憩いの湯(410円) |
実家 | ||||
1/6 | 信州へ | 雨のちくもり | 家 | 家 |
豊科 丸亀製麺 |