ASC-OB企画の2日目は神奈山。藤巻尾根から険しくなる手前の1450m付近まで。今日は昨日とは打って変わって、終始雲一つないスカッ晴れ!まだ2月だけど陽気も雪も春真っ盛り!そのぶん雪は微妙なところもありましたが、やっぱり山は晴れてナンボ!を感じさせる一日。気持ちの良い一日でした。
休暇村スキー場(9:20)⇒藤巻尾根約1050m(10:05~15)⇒約1450m(11:20~55)⇒約1150m(12:10~30)⇒休暇村スキー場(13:00)
休暇村妙高ルンルンスキー場の駐車場 下山後温泉へ
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前夜は黒姫のシャーウッドで宴会。始まりが早かったので、みなさん睡眠バッチリ…かな?そして、朝から快晴です!ゆったりと朝メシの鍋とうどんを頂きまして、登山口であります関温泉手前の『休暇村妙高ルンルンスキー場』へ。スキー場にはお金は落としませんけど、下山後に8人温泉に入れば駐車場代にはなるかな。
休暇村スキー場に停めさせてもらいます
ゆっくりしてたので既に9時。どこまで登るかにもよりますが、往復なので時間的には余裕かな。スキー場の脇から除雪されてない林道へ。『コース外滑走禁止』の目立つ看板があるので、よい目印になります。林道が幕の沢を渡ったところから、藤巻尾根へと延びる小尾根に取り付きました。
先行者のトレースあり。もう少し東の方にもトレースはあったけど、登りはこの小尾根が効率良さそうです。とっても登りやすいトレースだったし。ここ20年で一番雪が少なかった2007年に三田原山から神奈山をグルッと周りました。藤巻尾根までの斜面がヤブヤブで大変だったけど、今年くらい雪があれば樹間もバッチリですね。
ゲレンデ脇から林道へ
幕の沢を渡ると藤巻尾根の取り付き
藤巻尾根の支尾根に取り付きました
妙高本山が見えています これ以降ずっと見えなくなる・・・
・少し登って振り返ります
尾根に上がると、シュッと真っすぐ伸びたブナの森。尾根の幅も広くてゆったりしてます。緩くなったり、少し急になったりを繰り返しながら高度を上げていきます。ブナの中は展望ないけど、歩いてて気持ちいいですね。
カンバが混じるようになるとブナ帯はオシマイ。無木立斜面に。一気に展望が開けます。正面には神奈山、右には容雅山から大毛無山にかけて、後ろは関田山脈とその向こうに越後山脈の真っ白な山々。
藤巻尾根はブナ林
細くてシュッとしたブナが多いです
ブナ帯を抜けると無木立に
神奈山も見えてきました
1400m過ぎまでは丸みのある尾根だけど、その先からアルペンチックな細尾根となります。こんな大人数山行には向きませんな…。行くなら最初からそのつもりで気合入れていかないと。ということで、本日はここまで~。無木立の尾根なのに無風です。景色もすごく良くてのんびりできます。
この無木立部分を滑って遊ぼうかという話もあったけど、吹きさらしの雪面はモナカ化してます。途中、下りの人の話だと上はカチカチだったとか。カチカチのままの方がマシだったかも…?さらに気温が上がるとモナカの皮が融けて、滑りやすい雪に変わるのかな…?好んで滑る状況にないので、ここを滑るのはナシに。
無風快晴展望良好
容雅山と大毛無山
上越市と日本海
斑尾山や関田山脈
大毛無山のアップ!
容雅山のアップ この裏側に滑り台のような斜面あり!
越後山脈もよく見えています
いえーい!
さて、下山です。好む好まざるにかかわらず、下山するには滑らねばなりません。モナカ帯はだましだまし滑ります。斜度が増すところからは日を浴びて既にモナカの皮は融けました。春のグサ雪です。デロデロも発生。これはこれで滑りにくいけど、モナカに比べるとだいぶマシです。
太陽の影響も風の影響も少ないブナ林は、極上ではないけど安定の雪質。木の間隔も程よくて楽しく滑れます。下るにしたがって引っ掛かる雪も出てきたけど、概ね快適に滑れました。藤巻尾根からの下りは、登りルートの小尾根は通らず、藤巻山を越えて斜面が広くなったところを下ります。こっちの方が滑りやすいけど、既に雪はグッサグサ…。林道に下り着き、休暇村まで歩いてオシマイです。
駐車のお礼も兼ねて休暇村で温泉に入ります。妙高周辺はあまり手頃な温泉はない感じですが、ここは500円と比較的リーズナブル。場所が良ければ言うことなしなんですが…。関温泉より北に行った時でないとね。昨日の朝集合した安曇野まで戻って解散となりました。楽しい2日間でした。みなさんありがとう!