シャルマン火打スキー場から放山に登って、二本木ルート?を下りてきました。放山には何度か登りましたが、これまでは全て笹倉温泉から。シャルマンから登るのは初めてです。標高差200m、小1時間で登れるというのが最大のウリですな。そして、山頂からは焼山、火打山などの大展望が!で、二本木まで600mの滑降。美味しいとこ取りのルートなんだけど、シャルマンまで家から2時間半かかるのが…
日程: 2019年3月10日(日) 天気: 快晴のち薄曇り ジャンル: 山スキー エリア: 糸魚川 メンバー: M野、T世 コースタイム: シャルマン火打スキー場トップ(9:00)⇒放山(10:10~11:10)⇒スキー場(12:05) 登山口情報 シャルマン火打スキー場から リフト1本500円 温泉: 柵口温泉 権現荘(500円) 食事: 能生 KORO(シフォンケーキ) 糸魚川 なかしま(お菓子屋) |
昨日は吉尾平から鉢山コルへ。まあまあ1日仕事だったので、今日はお手軽に放山です。天気は下り坂傾向ですし。シャルマン営業開始は8時半。能生の道の駅で泊まってたので、朝はのんびりできました。今日、シャルマンでは何やら大会があるようで、それっぽい人たちが朝から大勢いらっしゃいました。
シャルマンから山に入るには、センターハウスで計画書を書いて提出。受け付けてくれた係の方の柔らかい物腰といったら…。朝から気分良くなります。リフト上のパトロールに声を掛けて入山し、下山したらセンターハウスのインフォメーションで下山連絡…という流れになるみたい。乗るリフトは1本のみ500円というのもありがたいです。
パトロールに声掛けてスキー場を出ます。出たとこに展望台。思わず立ち寄ります。朝はまだ澄んだ青空で、太陽の向きもいい感じ。焼山&火打山の大展望がいきなり見れました。このあと地形図で池のところまで滑りますが、北向き斜面は手強いモナカが出来上がってました。どうなることやら~
スキー場から一歩出るといきなりこの景色!
焼山アップ!
火打山アップ!
放山への登りは主に尾根の北側を登ります。なので、焼山&火打山の展望はしばらくオアズケ。それでもブナの森の中を登るので気持ち良いです。あとは滑る雪が問題。多少悪いのは目をつむるけど、この大モナカが続くと辛いなあ…。山頂直下を登ってる時、先行者が早くも滑っていきました。見た感じ普通に滑ってたなあ…。上手いからかなあ。
地形図の池のところから登り開始
権現岳&鉾ヶ岳は一つの山みたい
ブナを縫いつつ進みます
放山に近づくにつれ疎林になっていきます
久しぶりの放山です。相変わらず景色が素晴らしいです。とにかく立地がいいんです。高い山々を少し低めの目線から、しかも谷越しに見れますからね。見えてる山自体がカッコイイのは勿論のことですが。ただ、だんだんと空が白くなってきました。展望については写真をご覧あれ!
焼山と高松山
火打山と焼山
権現岳&鉾ヶ岳
放山の一番高いところに行っておきます
一昨日の雪で白がリセットされました
1000mほどの山をは思えません
今日も無風でポカポカ陽気
大毛無山
不動山と容雅山
高松山に登る尾根 トラバースのシュプールの下から雪崩れてる
昨日さんざん見た阿彌陀&烏帽子
さて、問題の滑り。…の前に、山頂から一段下は平坦で複雑な地形。地図見てると、二本木への尾根に乗るにはピンポイントで通らないといけない箇所がありますね。山頂から確認しときます。近付くとわからなくなるだろうけど。まあ、違っても少しの登り返しで戻れそうなので、深く考えない方がよさそう。
山頂からの斜面。さすがに雪はギュッと縮まってるけど、北斜面の雪はまだ気持ちよく滑れます。しかし、少し向きが変わったり、斜度が緩くなると途端に腐ります。それでも平坦になるまでの100mほどは良い雪滑れました。
一段下った複雑な地形、先行者がいたのでトレースをパクります。まあ、これが一番合理的だな。違うところに行ってしまわないように気を付けとかないと…ですが。真冬の雪が深い時なんかは、この平坦地は滑らないから下りラッセル必至。どうせシールになるのなら、いいとこ滑って潔く登り返すのが良いとみた。
下り基調になってからは概ね快適に滑れました。ただ、下るにつれて雪の腐り具合が激しくなってきます。普通に滑るにもパワーが必要。普通に滑るだけで息が上がります。このコースは雪が締まってからの方が良さそう。もしくは浅い新雪か。新雪滑りたいならスキー場滑ればいいし。斜面自体はなかなか楽しかったです。橋を渡ってスキー場に帰還。圧雪されたゲレンデの気持ちいいことといったら!
放山山頂からの一段目 まあまあの雪
中段の斜面 だんだん重くなってくる
橋を渡る頃にはグズグズに
橋を渡ってシャルマン火打スキー場に戻ります
下山後温泉は帰り道にある権現荘。設備も良く、座敷もあって寛げます。500円と値段も良心的。そのあと能生の街中にある『小さなお菓子屋さん KORO』へ。ここは民家の一角を店舗にしたシフォンケーキのお店。そしてそして、糸魚川市街にある『なかしま』へとスイーツ巡りに。なんだかんだで夕方の帰宅となりました。