新緑の鍋倉山で2019年のスキーシーズンを納めました。最近のスキー納めは、ここ鍋倉山か乗鞍岳のどちらかになります。最後にまったりって感じで。しかし鍋倉山はすごいですね。この標高でシーズンインもわりと早いし、パウダー率高いし、5月の新緑の時期まで滑れちゃうわけですので。
登山口(9:50)⇒鍋倉山(11:15~40)⇒登山口(12:05)
西の沢出合のチェーン着脱所まで車が入れます。この日で半分程度の埋まり具合でした。ここが登山口。
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平日と同じ時間に目を覚まし、7時前に安曇野を出発。下道たらたら走って9時半過ぎに関田峠の途中の車止めに到着。車はあふれかえっているかと思いきや、意外とというか、思ったよりかなり少なかったです。先週が多かったのかな…とも思ったり。車の半数は道路脇で遊ぶちびっ子たちのものみたいだし。あとは到着した時に出発していった大人数の人たち。
登山口の駐車スペース
駐車スペースの雪壁
いつもは車止めの先のところから取り付き、川を渡って対岸のブナの林へ。最初のへんで藪っぽいことが多いので、今日は車道を戻って川を渡ったところから取り付きました。川を渡る必要はない代わりにトラバースが長く、どっちもどっちって感じですね…。雪の量は昨年のGW最終日に来た時よりも少し多かったです。
ブナの新緑の中を滑れるところって鍋倉の他にどこかあるのかなあ…?新緑が始まる時期に残雪がないといけないわけで…。豪雪地帯ならありそうだけど、ルートとしてキレイなところはどうなんだろ…。鳥海や月山はブナの上まで車道が行ってしまいますからね。鍋倉はこの時期の車止めが絶妙な位置にあるように思います。
取り付いたところ
ブナの新緑!
根元が融けてるのも雰囲気あります
新緑の明るさです!
しばらくこんな中を登っていきます
鍋倉山のこのあたりは立派なブナが多いです
稜線直下はブナの疎林
ブナと無木立の境目があるのが面白い
取り付きから稜線までの間、滑ってきた1人とすれ違っただけでした。稜線で3人ほど、山頂でプラス1名。なんだか静かな鍋倉山です。着いたとき出ていった団体さんは、おそらく残雪&ブナの新緑狙いなのかなと。まあ、静かな方がいいんですけどね。ちなみに、サンチョの標柱はまだ雪の上でした。
天気は青空が優勢。予報的には薄曇りで、たまに日が差せばブナの新緑が映えるかな…って感じだったけど、思いがけず澄んだ青空が広がりました。ブナの新緑+残雪+青空の三拍子そろってくれました。
滑る方はまあヨシとしましょう。雪は古くなってて、ゴミ?も多いし、気持ちよく滑れる雪ではないです。…が、それにあまりあるブナの新緑の気持ちよさかな。ゆっくり登ってゆっくり滑って、2時間そこそこのお手軽なスキー納めとなりました。
稜線に這い上がりました 黒倉山
関田山脈北部の山並み
妙高山&火打山
鍋倉山山頂です!
標柱はまだ雪があります