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暑寒別岳

暑寒別岳に登ってきました。2回目のトライです。1回目はかなり前になりますが、南暑寒荘から雨竜沼湿原経由で。あえなく南暑寒岳でくじけて戻ってきました。ただでさえ長い行程なうえ、南暑寒荘から見る暑寒別岳は絶望的な遠さだった覚えがあります。今度は一番楽そうな箸別避難小屋からです。登頂優先って感じかな。

無事登頂できましたが、やっぱ長いですね。標高差はたいしたことないけど、裾が長い山なので距離が長いです。平らなところを歩くのはなんだか疲れます。あとヒグマを初めて見ました。登山道にフンを多数残しながら登り、9合目手前のお花畑をウロウロしてる様子でした。人に気付いてるんでしょうけど、逃げてくれない厄介な熊でした。

日程: 2019年8月14日(水) 天気: 曇り時々晴れ

ジャンル: ハイキング

エリア: 北海道 増毛山地

メンバー: T世

コースタイム: 

箸別避難小屋(6:50)⇒3合目(8:05)⇒暑寒沢コース分岐(10:15)⇒暑寒別岳(10:30~55)⇒分岐(11:05)⇒1420mヒグマ待機(11:15~35)⇒三合目(12:55)⇒箸別避難小屋(14:00)

登山口情報

箸別避難小屋には舗装された広い駐車場あり。トイレあり。

温泉: サンフラワーパーク 北竜温泉(500円)

食事: らーめんや天金 

前日は駒ヶ岳。天気が順調なら大千軒岳の予定でしたが、道南が天候不順なので暑寒別岳までやってくることに。北竜町の道の駅から留萌経由で登山道へ。全体的に雲の多い天気ですが、暑寒別岳の山頂あたりはなんとか見えています。箸別避難小屋へは道は狭いけどきれいに舗装された道が続いていました。駐車場も舗装。先客は3台。いずれも北海道のナンバーでした。

箸別避難小屋から暑寒別岳に向かいます

箸別避難小屋の標高は500m弱。暑寒別岳は1500m弱。単純な標高差は約1000m。距離が9キロもあるんですよね…。アップダウンはあまりないけど、前半がユルユルです。高度計の標高を見ながら歩くので、標高がなかなか上がらないとストレスになります。1合目、2合目…と標識が設置されています。距離や時間ではなく、標高で付けられているような。だいたい100mが1合ってところ?


きれいに舗装された広い駐車場


ここから登山道になります

4合目からはクマの匂いがプンプンです

4合目付近から熊のフンが目立ち始めます。しかも新鮮な…。かなり短い間隔でフンをしながら登山道を登っている気配です。両側は濃い藪なところが多いから、やっぱり登山道は登りやすいんだろうか…?向こうもこっちも登山道だと、遭遇する確率はとても高くなります。やだなぁ~


雰囲気はわりと良い 道の整備具合も


遠くに暑寒別岳 少し雲が

7合目くらいから開けてきて、8合目あたりからお花畑に

6合目の先くらいだったか、1番手の人が下りてきました。8合目と9合目の間で熊に遭ったとか…。やっぱり…。見通しの悪くなる場所では、熊鈴を大げさに鳴らします。お花畑になって展望が開け、周囲を見回しながら登りましたが、とりあえず熊の姿は見えず。

天気は登り始めの頃よりも雲が増えてきました。9合目から上に雲がかかるように。お花畑になってからはロケーション良さそうでした。2番手の人とすれ違います。この方は熊は見てないとのこと。3番手の方も見てないみたい。人が通り始めたので熊も避けるのかな…?偽ピーク暑寒荘からの道が合わさります。そこから山頂まではもう登りはほとんどないけど、距離がちょっとありました。


樹林に囲まれてたのが笹原に


そしてお花畑に  ただ、時期がちょっと遅い


時々雲が上がってきます


登ったところが暑寒沢コースとの分岐


振り返ると低いところに雲が


あとは平たんな尾根を暑寒別山頂へ


海側の方が少し雲が薄いです

暑寒別岳山頂は残念なことに展望なし・・・

山頂は意外にも無人。他のコースからもっと登ってるのかと思ってました。天気はちょっと残念な感じです。東側からの風が山に当たって雲が沸いている様子。雲が薄くなった時に日本海がギリギリ見える程度。山頂から雨竜沼湿原が見えるのかなあ…と気になってましたが、雲で見えなくて検証できず…。

暑寒別岳…悪くない山だけど、再チャレンジするのはなあ…。スキーで登りやすそうな山なので、できれば次はスキーかなと思います。ただ、林道が開くのが4月で、GWには雪がなくなりそう。適期が限られるのでチャンスは少なそう…


雲に覆われた暑寒別岳山頂


と思ったら時々晴れてみたり

9合目の少し下にヒグマがいました!

熊に遭わないことを願いながら下りましょう。遠目の怖くない距離なら見てみたい気もしますけど。9合目から少し下りたところで3番手のおじさんがじっと立っています。近くに熊がいて、遠ざかるのを待っているところでした。

右手のお花畑の斜面を黒い影がうろついています。距離にして100mくらい?下るには熊に近寄ることになるので、できればもう少し距離が開いてい欲しいです。笛を吹いたりしてるので、こちらに気付いてるはずですが、人間から離れようという雰囲気はないです。あまり人を気にしないのかな~。かといって、積極的に襲うってわけでもなさそうで…。

暑寒別岳は熊が多いという話を聞きます。普通は人を避けるので目撃されないけど、この熊は人を気にしない感じなので、必然的に目撃されやすくなります。だから熊が多いってことになる…と勝手な想像。

時々雲が流れてきて視界がなくなります。雲がなくなっても熊が見えなくなりました。一気に遠くへ行ったとは思えないので、斜面の起伏の陰に隠れたのかな…?ガスってたり、熊が見えない状態だったら、なんにも気にせずにスタスタ下ってたことでしょう…。下から2人登ってきました。やっぱり熊には気付いていませんでした。そんなわけで、うちらも下ります。おじさん居てくれて助かりました。人数は一人でも多いほうがいいですもんね。あとは熊が登山道を下山してくるのだけ警戒しながら下っていきました。

その後も2組ほど登りの人とすれ違います。2合目から先、斜度がなくなってからが長かったです。想像もしてたし、覚悟もしてたけど長く感じました。


距離にして100mくらい離れてたかな~

下山後の温泉、ラーメンなどなど

下界はほぼ晴れのお天気で暑い!山には雲がかかってますね。北竜町の道の駅に戻って温泉です。明日の作戦会議。大雪山は晴れてくれると見込んで旭川へ。天金でラーメン。有名店なので少し行列あり。お味はまあまあ。このあと東川町の道の駅へ。混んでるかと思いきや、わりと空いていました。お盆休みなのに…。天気がイマイチだし、台風10号を警戒して、本州からの人が少ないのかなあ…と思ったりしました。

行動 天気 車中泊 温泉
グルメ
8/10  フェリー  曇り時々晴れ  フェリー  フェリー
 
8/11  余市岳  くもり  西川家  湯の花 朝里殿(650円)
 おお田、彩美(札幌市)
8/12  函館へ  曇り、雨、晴れ  きこない  こもれび温泉(400円)
 味彩(函館市)
8/13  駒ヶ岳  晴れ時々くもり  サンフラワー北竜 ちゃっぷ林館(430円)
 麵屋 空(千歳市)
8/14  暑寒別岳  くもり時々晴れ  ひがしかわ道草館  サンフラワー北竜温泉(500円)
 らーめんや天金(旭川市)
8/15  大雪山  晴れ時々くもり  ちっぷべつ  森のゆ花神楽(650円)
 ラーメンの蜂屋
8/16  札幌へ  くもりのち雨  道の駅とうべつ  北のたまゆら東苗穂(440円)
 すみれ(札幌市)
8/17  函館へ  くもりのち晴れ  酸ヶ湯駐車場  乃木温泉 なごみ(430円)
 滋養軒(函館市)
8/18  八甲田大岳  晴れ時々くもり    鶴の名湯温湯温泉(250円)
 ちくに(村上市)

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