高峰山 ハイキング(おまけでアサマ2000)



午前券でアサマ2000で滑った後に高峰山ハイキング〜

高峰山山頂は展望スゴイ!

■2015年12月20日(日) ■浅間連山 高峰山 ■天気:快晴 ■メンバー:T世
 コースタイム 登山口(7:26)⇒夕張岳ヒュッテ(7:39〜43)⇒冷水コース分岐(8:49〜56)⇒望岳台(9:27)⇒憩の沢(9:48)⇒金山ルート分岐(10:45)⇒夕張岳(11:03〜31)⇒憩の沢(11:27)⇒望岳台(12:42〜54)⇒馬の背コース分岐(13:15)⇒登山口(14:08)
■温泉:武石温泉 うつくしの湯(500円) ■食事:家

2015年紅葉北海道シリーズも実質6日目。9連休で両端がフェリーになるので、山に登れるのは実質7日間。今のところ天気に恵まれ、5日連続山に登れてます。今日も登れそうな予報です。今日は夕張岳に登ることにしました。計画段階では、紅葉がメインだけど初めての山も登ろうか…と考えていました。でも、蓋を開けてみると、初日の塩谷丸山以外は二度目、三度目の山。初めての山より良い山に登りたいという欲望が勝ったようですね。

■朝から天気がイマイチですなあ・・・

夕張岳は短い山ではないけど、長い山でもない…。花の頃なら平日でも駐車場が心配だけど、今の時期なら大丈夫…かな。前夜は上富良野で泊まり、ゆっくりめの出発です。日の出前だからハッキリわからないけど、空は薄曇りなのかなあ。十勝連峰や芦別岳、夕張岳はちゃんと見えています。ところが富良野から夕張山地の西側に入ると一転曇り空。南に進むとさらに雲は濃くなり、林道入り口のダムでは霧雨まで降ってくる始末。テンション下向き。とりあえず登山口までは行って、そこで雨降ってたら中止だな。

下山後温泉は夕張にあるレースイの湯へ。ここは夕張駅のすぐ裏にあって、マウントレースイスキー場のベースという面白い立地。ホテル併設の日帰り入浴施設です。温泉を出て、北海道最終日に備えて苫小牧方面へ。途中、安平町の『レストランみやもと』で夕食。ここは洋食屋だけどカマンベールチーズが有名みたい。本日は苫小牧市にある道の駅『ウトナイ湖』で車中泊。

雪がないのでアサマ2000でゲレンデスキー

林道のゲートには車3台+バイク1台。やっぱり少ないな。天気は曇り。低い雲なので、もしかしたら途中で抜けるかも。それを期待して決行です。傾斜の強い林道をジグザグに登ると馬の背コースと冷水コースの分岐。夕張岳ヒュッテに寄るので、左の馬の背コースへ。ヒュッテは前泊に使うと良いとあるけど、少しだけど車から離れているので面倒臭そう。


初公開?テレ&アルペン滑り  なんか躍動感がなくて面白くない・・・

■雲の上に抜けることを信じて登り始めます

夕張岳のいいとこは上の台地。上の台地は約1350mくらいで、登山口が550m。下の800mはひたすら登るだけの道。それでも生えてる木の感じはいいし、道も良いので苦にはならないです。でもでも、相変わらず雲の中。周りの木に黄葉したダケカンバが混じるようになると、冷水コースとの合流です。晴れて日が当たるとキレイそうなのに残念…。

ダケカンバの黄葉は石原平あたりが絶頂。同時に上空の雲の厚みも薄くなり、時々太陽の気配が感じられるように。普通はすぐに雲の上に抜けるのに、今日は抜けそうでなかなか抜けません。山の斜面に沿うように雲があるんかいな…?結局は雲を突き抜けたのは望岳台の直前でした。望岳台で前岳の北側のコルを乗り越すんですが、ここを境に西側はビッシリ雲、東側は晴れ…という状態。ただ、晴れといっても高い雲が全体的にあるため、暗く寂しい感じでした。


車坂峠から登り始めます


白い鳥居が登山道入り口

■望岳台からが夕張岳のいいとこ!

望岳台からは北の展望が開けます。雲の間から芦別岳と思われる山も見えていました。望岳台からは前岳の裾を水平に巻いていきます。ひと登りで憩沢の水場です。ここからは夕張岳特有?の台地を進みます。台地の中にニョキニョキと岩峰が生えていて、それを縫いながら登山道が付いてます。夕張岳の山頂はまだまだずっと先。

夕張岳は花の山だけど、お花畑の規模は小さいです。ところどころ湿原になっていたり、蛇紋岩のザレ地になっていたりする程度。お花畑の規模というより、珍しい花が咲くから花の山。お花畑よりも笹原の面積の方がずっと広いです。で、その笹が刈り払われてなくて、かなり登山道に被さってきてます。掻き分け掻き分け進みます。足元はちゃんとあるから、ヤブ漕ぎってほどではないですが…。スッキリしたイメージの夕張岳に、この笹ヤブは似つかわしくないような…。


わずかに残る雪


尾根っぽくなると開けてきます


南の展望が開けると八ヶ岳!


富士山も!


粒ヶ平あたり


粒ヶ平の分岐の道標


高峰温泉の勧誘かや

■夕張岳山頂へ

ずっとダラダラ登りが続き、夕張岳の山頂へは最後150mの急登。急登の付け根に金山コースとの分岐があります。金山コースは長そうだなあ…。見どころも少なそうだし。山頂のすぐ下に夕張岳神社。そこに5人前後?いてビックリ。ここで泊まったみたい。地元の夕張山岳会の方々でした。神社からひと登りで夕張岳山頂です。

なんか微妙な天気…。西側は雲海だったけど、雲海は解消されて、その雲がポヨポヨと山の高さを漂っています。近くの山は見えたり隠れたりしています。夕張岳山頂にも時々その雲がやってきます。東側にある十勝連峰の眺めを期待したけど、なんかボヤ〜っとしてしまってます。今日はスッキリ晴れてる山はあったのかなあ…?


高峰山山頂


高峰山は南に張り出した尾根の先っぽ


初夏に行った池ノ平湿原  遠くには北アルプスも


北アルプスアップ!


黒斑山


山頂の岩には鉄拳が

■夕張岳をあとに下山します

夕張岳の紅葉…。1300mより上の開けた台地は既に終了。ナナカマドは終わるの早いですね。もともと紅葉する木も少ないです。笹が多い。見頃の時に来たらどうなのかは不明ですが…。今日に限っては、台地より下のダケカンバが見頃でキレイでした。下りは望岳台までがなかなか高度を落とさないので長いです。朝は雲の中だった石原平のダケカンバ、帰りは晴れてるかなと期待したけど曇り空でした。下山は冷水コース。馬の背も冷水もどちらも道は良かったです。それだけに上の笹が…。

夕張岳への林道に入るとこでは霧雨が降ってて、もしかしたら辞めたかもしれない夕張岳。スカッとは晴れなかったにしても、上は視界があったので登って良かったです。紅葉の夕張岳はイマイチよくわからんかったけど、花の夕張岳にもう一度登ってみたいなあ…と思いました。本日のお客さんは、単独×2と夕張山岳会のみなさま…の3チームでした。


道中もなかなか楽しく歩けます


車坂峠に到着です

■本日の温泉&夕食





山登りのページ 山登りのページ
山登りのページ −ぶなぱう−

ぶなぱう ホーム
ぶなぱう速報
山行記録(年度別)
山行記録(山域別)
山スキーの記録
沢登りの記録
北アルプス全山縦走
南アルプス全山縦走
いろんな百名山
北海道100日登山
You Tuube
リンク
プロフィール
メール