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剣岳&奥大日岳

7月に剣山荘まで行って悪天で断念した、そのリベンジ山行
 
 山域  北アルプス 剣岳、奥大日岳
 山行日時  1993年9月21日〜22日
 登山形態  無雪期 一般道 小屋泊まり
 メンバー  M田



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■9月21日   晴れ   室堂⇒剣御前⇒剣岳⇒剣山荘

■9月22日   晴れ   剣山荘⇒剣御前⇒奥大日岳⇒室堂


ボクの初登山は立山・剣になるはずだったが、立山三山は予定通り縦走したものの、剣岳は台風接近のため剣山荘まで行って断念することになった。早めのリベンジを誓って撤退したわけだが、今回がそのリベンジ山行だ。前回は立山三山を縦走したあとに剣を目指したが、今回は剣重視ということで、初日に登ってしまうことにした。もし初日がダメなら、次の日もあるし・・・ということで。

逆さ立山 天気は薄曇りながら展望は良好で、山はクッキリと見えていた。風も穏やかで、池に波が立っていなかったので、鏡で見たような「逆さ立山」を見ることができた。

この天気なので、今日のうちに剣岳を登頂してしまいたい。コースタイムはちょっぴり長めだが・・・。
初秋の立山三山 7月の下旬に来た時は、まだ縞々に残雪があったが、9月の下旬にもなると、雪はすっかり消えてしまっている。早くも紅葉が始まりかけていて、北アルプスは秋の気配が濃くなっていた。
剣沢源頭より 剣御前を越え、最短の稜線通しに剣岳へと向かう。さすがに日本三大雪渓の剣沢だ。稜線直下にもまだ雪が残っていた。

写真は剣沢の源頭あたりから、スプーンカットにえぐられた剣沢を見下ろしている。下の小屋は剣沢小屋で、背景は後立山連峰。
カニのタテバイを登るM田氏 最大の難所とされている「カニのタテバイ」。ハイシーズンは渋滞するようだが、紅葉にはもう少し早いし、しかも平日ということで、貸切状態だった。

何もなかったら登るのは苦労しそうだが、鎖とボルトが完備されているので、とくに難しいと感じるところはない。M田さんはちょっとおぼつかない感じだったが・・・。

それよりも、手前にあった変な踏み跡に入ったところのほうがいやらしかった。正規のルートではないため、しっかり踏まれていなくて、けっこう不安定なところがあった。
剣岳山頂 予定通りに初日に剣岳登頂。雲は少し多くなってきたものの、展望には差し支えなかった。後立山、立山、薬師以南の山並み・・・等々、申し分のない展望だった。

時間があまりないので、急ぎ足での下山。もう9月の下旬なので、日の入りもだいぶ早くなった。前剣と一服剣の間で、落日を見ることに。剣山荘に着いて受付。時間が遅いので夕食は用意できないとのこと。まあ、仕方のないところだ。
奥大日岳からの剣岳 2日目はまっすぐ室堂に戻っても芸がないので、大日岳のほうに寄り道する。大日岳はイメージ的にマイナーな山だが、行ってみるとこれがまた素晴らしい山。

剣の眺めは良いし、称名川をはさんで見る弥陀ヶ原から立山にかけての雰囲気も良し。花の盛りにはさぞかし大規模なお花畑だろうなあ・・・というところも結構あった。


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