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木曽駒ヶ岳・三ノ沢岳

ロープウェイを使って木曽駒ヶ岳、中岳、伊那前岳、三ノ沢岳を日帰りで歩き回ってきました
 
 山域  中央アルプス  木曽駒ヶ岳、三ノ沢岳
 山行日時  1997年10月20日(日)
 天気  晴れ時々霧
 登山形態  無雪期 一般道
 メンバー  単独
 行程  千畳敷⇒木曽駒ヶ岳⇒三ノ沢岳⇒千畳敷



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先週の火〜木まで3日間、穂高に行ってきたばっかりだが、また休みになり、天気も良さそうなので、山に行くことにした。行き先は北八ヶ岳か木曽駒ヶ岳まで絞ったが、当日出発してもどっちにするか決めてなかった。気分的にはダル目だったので、結局はロープウェイで楽に登れる木曽駒ヶ岳に登ることに。

千畳敷(7:35)⇒浄土乗越(8:06)⇒中岳(8:20)⇒木曽駒ヶ岳(8:37〜9:03)⇒浄土乗越(9:22)⇒勒銘石(9:36)⇒浄土乗越(9:52)⇒宝剣岳(10:04〜16)⇒極楽平(10:29)⇒三ノ沢岳(11:35〜12:23)⇒極楽平(13:28〜34)⇒千畳敷(13:43)

ロープウェイ乗り場の駐車場は満杯状態。しらび平のロープウェイ乗り場も、人でごった返していた。千畳敷に上がっても、これまたたくさんの人でにぎわっていた。大半は一般観光客のようだ。

千畳敷から宝剣岳を見上げる
涸沢カールがなじみになっているせいか、千畳敷カールは思ったよりも小さく感じた。紅葉はとっくに終わっていて、すでに冬枯れ状態。一般観光客を抜きまくって浄土乗越へ。こんもりとした中岳を越えると、やっと木曽駒ヶ岳。天気はまあまあくらい。北、南ア、御岳などは見えなかったが、中央アルプスの主稜線はちゃんと見えていた。主稜線から西にはずれたところに、格好の良い山が・・・。地図を見ると三ノ沢岳だった。気になってしまう山容だ。

いったん浄土乗越に戻り、せっかくなので伊那前岳にも足を伸ばすことにした。勒銘石まで行って引き返してきた。本日3回目の浄土乗越。今度は宝剣岳に向かう。宝剣岳にまで一般観光客がたくさん来ていてビックリ。道を譲るとか全くないので、ちょっと気分悪目だった。
極楽平から三ノ沢岳
宝剣岳の山頂は一般観光客に占領されていた。タバコの吸殻やゴミがたくさん落ちていた。宝剣岳の印象派最悪となってしまった。せっかく良い山なのに・・・。千畳敷までロープウェイを架けてしまったことが全てだろう。

宝剣岳の南側はめっきり人が少なくなる。結構な岩場なので、さすがの一般観光客もここはエリア外だ。岩場を楽しみながら極楽平に到着。まだ10時半頃だ。予定ではこれで下山するつもりだったが、木曽駒ヶ岳の山頂で気になっていた三ノ沢岳に足を伸ばすことにした。
三ノ沢岳から主稜線を展望
いったん下って、カールの淵の気持ちの良い道を歩き、最後の登りを登り切ると三ノ沢岳の山頂だ。主稜線から少しはずれた位置にあるため、中央アルプスの主稜線が大パノラマで見渡すことができる。まるで中央アルプスの展望台のような山だ。

来た道を戻るのは、精神的にきつかったが、気持ちの良い道なので、そう苦痛には感じなかった。極楽平からは千畳敷まで駆け下った。下りのロープウェイは長蛇の列ができていた。うんざりしながら列に並び、ロープウェイに乗る。しらび平からのバスは、臨時便が出ており、スムーズに流れていた。

千畳敷から簡単に登れる山はもういいかなあ・・・。一般観光客がウヨウヨで、まるで観光地のようだった。おかげで、タバコの吸殻やゴミが目立ち興ざめ。揚句の果てには立ち入り禁止のロープの外で堂々とシートを敷いて弁当を食べている人たちもいた。本人たちは悪気があってしているのではないだろうが、逆にそれが一番タチが悪い。そうは言っても、あと越百山くらいまでは一度縦走しておかなければ・・・。



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