山登りのページTOP 山行記録 山スキーのページ 沢登りのページ 北アルプス全山縦走 南アルプス全山縦走 リンク PLOFILE




蒜山

帰省がてら登ってきました 晴れていれば気持ち良さそうでしたが・・・
 
 山域  中国山地 蒜山
 山行日時  2003年6月22日(日)
 天気  くもり
 登山形態  無雪期 ハイキング
 メンバー  T世
 行程  スキー場⇒上蒜山⇒中蒜山⇒塩釜冷泉
 温泉  休暇村 蒜山高原(500円) 




梅雨のうちに田舎に帰っておこうということで、6月21日から4日間の日程で帰ることに。そのついでに岡山の蒜山に登ることにした。日程を決めたところで、その週は天気が良い予報が出た。失敗だ・・・。こんなんだったら日をずらして、どこか沢登りにでも行った方がよかった。

スキー場(6:10発)⇒上蒜山(7:55)⇒中蒜山(8:40)⇒塩釜冷泉(9:55着)


前日の6時過ぎに蒜山のふもとの村である川上村に着く。まずは登山口の偵察。そして国民休暇村で温泉に入り、木の実(このみ)という韓国料理店で夕食。木の実は石焼の焼肉で、石の鍋に肉やら野菜やらタレやらがすでに入っていて、それを火にかけて食べるというもの。焼肉が終わったあとの残りの汁で作った焼き飯がおいしかった。登山口では泊まりにくそうだったので、川上村の道の駅で寝ることにした。テントはウチの一張りだけだったが、車の中で泊まっている人は結構いた。

車を止める場所までは偵察済みだったが、そこから先がわかりづらかった。車がかろうじて通れそうな道を歩いていると、左に民家が数軒あるところに出た。その少し上が牧場になっていて、ここからが本当の登山道になった。あとで聞いた話しでは、ここまで車で入れるようだった。でも、下山後に車を回収しなければいけなかったので同じことだ。

牧場から槍ヶ峰までは「マムシ注意」とのことなので、今回はその対策としてストックを持ってきた。結局マムシは見なかったので本来の目的では必要なかったが、山頂からの下りが大変滑りやすい道だったので、こっちのほうで大いに役立った。牧場を抜けて、はじめは針葉樹の林だったが、すぐに潅木の急登となる。開けていて明るそうな所だが、今日はガスが出ていたので展望はない。

槍ヶ峰の三角点があるところで休憩した。残念ながらガスで真っ白。歩き出すと少しガスが切れ、うっすらと蒜山の裾野と高原が見えた。まあ、だいたいどんな感じなのかわかっただけでもよかった。さらに登ると樹林の背丈が高くなってきた。普通、登ると低くなってくるのに・・・。

樹林の中の急登を登っていると、樹林の中にある上蒜山の山頂に着いた。えっ、ここが山頂・・・?伸びやかに開けた山頂を想像していただけに、キツネにつままれた感じだった。天気が良くないし、山頂も良くないのでさっさと出発。ここからの下りはよく滑った。泥も滑るが、石も滑る。鎖が3ヶ所設置されていた。下りきった所がユートピアといわれるところ。笹原の気持ちのよいところだった。

最後の急登を登っていると、いきなり避難小屋が現われてビックリ。中蒜山の山頂は広くて展望が良さそう。次回蒜山に来る機会があれば、塩釜冷泉からの中蒜山往復で良さそうだ。槍ヶ峰には行ってみたいと思うが・・・。ここからの下りもよく滑る道だ。この下りではたくさんの人とすれ違った。ここがメインの登山口なのだろう。

塩釜冷泉は観光地になっていて、水を汲みに来る人で賑わっていた。ここから登山口まで車の回収に行かなくてはならない。体力作りを兼ねて走っていくことに。登山靴を履いてのランニングは結構辛いものがあった。帰りに車のメーターで計ったら6キロあった。



TOPページ