鍬ノ峰
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残雪の北アルプスの展望を楽しみの・・・ |
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山域 |
北アルプス 鍬ノ峰 |
山行日時 |
2003年6月2日(月) |
天気 |
晴れ |
登山形態 |
残雪期 ハイキング |
メンバー |
T世 |
行程 |
白沢先の登山口⇒鍬ノ峰⇒登山口 |
温泉 |
自宅 その他温泉 松川村 すずむし荘 (500円) |

記録的な早さの5月31日に上陸した台風4号のおかげで、この週末は久しぶりに山に行かなかった。その台風も通過し、月曜日は晴れそうな気配。たままま月曜日は仕事が早朝だけで終わったので鍬ノ峰に行くことにした。朝家のそばから見てみると、北アルプスには雲がかかっており、鍬ノ峰も山頂あたりに雲があった。台風が通過して、冷たい空気を引き込んだようだ。その寒気の影響で、山に雲がかかっているようだった。その雲も時間とともに取れていきそうな気配があった。
登山口(8:50発)⇒鍬ノ峰(10:10〜50)⇒登山口(12:00頃) |
8時過ぎに家を出た。餓鬼岳の登山口を見送り、さらに地図に載っていない道を奥へと向かう。登山口には車が5台くらい止まっていた。月曜なので登山者とは思えない。仕事の車かまたは釣りの車か・・・・
七倉ダムと裏銀座の山々
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登山道は中部電力の巡視路。いきなりの急登だが、道は階段状に整備されている。しばらく登ると、送電線の鉄塔があった。さらに登ると裏銀座の山々が見えるようになってくる。烏帽子から蓮華にかけてである。餓鬼岳と蓮華岳の山頂には雲がかかっていた。
右からの尾根と合流し、左に向きを変える。ここまでも一応は尾根道だったが、この先は木が潅木となって、まさに尾根歩きといった感じに。尾根道は緩急を繰り返し、たまに下りを交えながら山頂へと向かう。途中結構きわどいヤセ尾根もあり、スリルがあった。南峰を越え、少し下って本峰である北峰へと最後の登り。
昨日インターネットで見た記録では、登りのタイムが100分とか2時間とか書いてあった。まあ、一応2時間みておいたが、実際は1時間20分とかなり早く着くことができた。山頂は開けており、360度の大展望!この山頂で3時間いたという記録を見たが、それもうなづけるような気がした。周囲の木も淡い新緑で、なかなかの雰囲気だ。冷たい空気に覆われているせいか、空の澄み切った青が気持ちよかった。山頂には3等三角点があり、大町高校山岳部と書かれた指導標もあった。仏崎方面にも道がついているようだ。あとは餓鬼岳と蓮華岳と爺ヶ岳の山頂にかかっている雲が取れてくれたら言うことなしだ。粘ろうかとも思ったが、雲が取れたところでさほど変わらない感じだったので下ることにした。
新緑と後立山方面
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下っていると、最後の鉄塔あたりで雲が取れた餓鬼岳が見えた。そのうち取れるだろうとは思っていたが、本当に取れてしまった。
鍬ノ峰は北アルプスの前衛峰にもかかわらず、安曇野から結構目立つ山だ。これまで何度か登ろうと思いながらも、なかなか実現しなかった。山頂は予想通り北アルプスの眺めがよい。ウチから30分くらいで登山口まで行けるというお手軽なう山なので、また季節を変えて行ってみたいと思った。
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