山登りのページTOP 山行記録 山スキーのページ 沢登りのページ 北アルプス全山縦走 南アルプス全山縦走 リンク PLOFILE

HOME沢登り 山登りのページ




女鳥羽川 地獄谷

松本市内を流れる女鳥羽川を遡行してきました。ドブ沢かな・・・・・・
 
 山域  松本近郊 
 山行日時  2003年6月15日(日)
 天気  くもり
 登山形態  沢登り
 メンバー  Y井、T世
 行程  二俣⇒林道⇒烏帽子岩⇒二俣
 温泉  自宅   松本、南安曇の日帰り温泉施設  





梅雨入りして週間予報は雨マークが並ぶが、実際はくもりで経過する日が多かった。雨が降れば大町の人工壁、持ちそうなら女鳥羽川に行こうということになっていた。この日曜日もそんな感じで、朝からどんよりとしたくもり空。あまり乗り気ではなかったが、前日もボコダキ岩でフリーをしていたので、どちらかといえば沢のほうがよかった。

女鳥羽川は武石峰〜三才山〜戸谷峰あたりを源に、松本の市街地を流れて奈良井川に注ぐ川。松本市には縁の深い川だが、一般に沢登りの対象にはなっていないようだ。沢登りというよりも探検気分で沢に向かう。本谷は三才山有料道路沿いだが、本流は武石峰側の地獄谷。今回は地獄谷を遡行する。


二俣付近(9:00発)⇒林道(13:17)⇒二俣付近(15:20着)


三才山トンネル有料道路を登って行き、出合ドライブインの手前から沢に降りる道に入る。本谷を渡るところに車を止めた。はじめ少し林道を歩いてから沢に入る。水量は少ない。樹林が沢の低いところまでかぶさってきており、陰気な感じがする。また雨上がりだから余計に湿っぽい。しょっぱなからテンションは低かった。3つほど堰堤が出てきて、どれも高巻くことになる。最後の堰堤は昭和1桁のものだった。たま〜にナメっぽいところはあったが、前半はほとんどが気持ちの良くない河原歩きだった。Y井さんは2回目だが、よくこんなところ2回も来る気がするなあと感心していた。

境沢付近でうしろから単独の人が追いついてきた。しばらくで単調な河原は終わり、一応ゴルジュっぽくなってきた。滝も現れはじめる。滝の落差はあまりないが、直登不能の滝がいくつかあった。二俣を右に進み、地獄谷に入る。その先、地形図の「獄」の文字あたりの枝沢を左に入り、そこから次の枝沢を入って林道への最短を狙ったが、1つ目の枝沢を入るとしばらくで急傾斜の滝に出くわす。ここは無理をせず、戻って右側の沢に入った。右側のほうがもっと悪そうだったので、また引き返して左の沢に入った。実際近くに行ってみると、全然たいしたことはなかった。

ツメの段階に入る。水はチョロチョロと流れているが、枯葉が積もった中を流れているので飲む気はしない。水がなくなり、枯葉が積もった斜面を登る。ヤブ漕ぎ無しで林道に出ることができたのだけが唯一の救いだった。

下山は烏帽子岩経由の一般道。烏帽子岩は鋭い岩峰で、てっぺんを登山道が通っている。なかなか気持ちのよいところだった。いくつか岩登りのルートも開かれており、ザイルを持ってヘルメットをかぶった人が数人いた。ここからやや踏み跡の薄い登山道。草が濡れていて、靴がビショビショになってしまった。2時間チョイで車を置いた地点に戻った。



HOME沢登り 山登りのページ