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大渚山(山スキー)

 天気が良くて展望は最高!でも、雪が・・・・・・・腐れ雪だった
 
 山域  長野県小谷村
 山行日時  2003年3月16日(日)
 天気  晴れのちくもり
 登山形態  山スキー
 メンバー  I川、A野、H口、I波、Y田、T世
 行程  小谷温泉⇒湯峠⇒大渚山⇒大草連
 温泉  下里瀬温泉 サンテ・イン・おたり(500円) 小谷村 秘湯名湯めぐり 

大渚山の他の記録
2009年3月
2008年2月
2007年3月
2006年6月(無雪期)
2006年4月
2006年1月
2005年3月
2004年1月
2003年3月

2002年4月(記録なし)

2月は暖かい日が続いたが、3月になってからは、また真冬に戻ったような日が多い。おかげで山の雪が解けるどころか、どんどん増えていっている。車2台で小谷温泉まで入り、1台を下山口である大草連に回しておく。


小谷温泉(8:30発)⇒車道から離れる地点(9:05)⇒林道手前(10:00)⇒大渚山(12:15〜13:00)⇒大草連(15:00着)
湯峠への気持ちの良い斜面
湯峠へ向かう


スキーを手に持って車道を歩き始める。旅館の裏から入ろうとしたところ、旅館の人に林道の方が早いと言われ、除雪された林道を歩くことにした。しばらく歩くと北アが見えてくるが、今日はかなり霞んでいた。台地の上に出たところで、林道から離れる地点を探しながら歩く。

車道から離れスキーを履く。大渚山へは葛草連から登った方が早いが、今日は湯峠経由で登る。こちらがわのルートは急なところとか難所はないので、今日のような大人数の時は良いかもしれない。また天気が良く、気分の良いトレッキングという感じだ。大渚山、雨飾山など、少しずつ角度が変わっていくのでおもしろかった。

樹林越しに大渚山を望む
樹林越しの大渚山

もうすぐ林道というところで一息入れる。雪上車に運ばれる団体さんがいた。えらい大人数のようだ。雪上車は何度も行ったり来たりしていた。どうやらツアーみたいなのがあるようだ。しばらく歩くと湯峠。大渚山までの標高差は300mくらいしかないはずだが、ここから見ると1000mくらいあるように見える。大斜面のボトムに出る。ここからは前回と同じルートになる。大斜面には数十人はいると思われる団体さんがいた。

大斜面の途中で弱層テスト。先週の金曜日にまとまったカミ雪、土曜からは真冬並の冬型ということで、弱層があるとすればその間か・・・。シャベルポンポン方式でテストしたところ、まったくと言って良いほど弱層はなかった。先週の冬型はかなりの降雪があったと思われる。

もうすぐ山頂!
もうすぐ山頂

山頂はツアーと思われる団体さんに占拠されていた。広い山頂だからよいものの、狭いところだったらはみ出てしまうところだ。天気はまだ晴れだが、だいぶ上空の薄雲が増えてきた。太陽には笠もかぶっている。団体さんの一部なのか、全く別のパーティーなのか、大網方面に滑っていく人もいた。

例によってA野君が切り込み隊長で滑降開始。大斜面をできるだけ上から滑るために、極力高度を落とさないようにトラバース。雪はかなり緩くて、板を取られやすい。気持ちの良い大斜面は一瞬にして終わった。この一瞬の快感を求めるために登ってきているようものだ。大斜面の右側の沢状のと

大渚山山頂からの雨飾山
大渚山山頂からの雨飾山

ころに滑り込んでいくのだが、その沢状の中は団体さんがウヨウヨ。蟻んこの行列のようになっていた。右下に真っ白い台地があって、そこをめがけて滑り込んでいく。

いつの間にか太陽が弱々しくなり、南の方から湿っぽい雲が押し寄せてきている。間違いなく下り坂だが、スキーが終わるまでは問題なさそうだ。白い台地からは、もともと山道だったっぽいところをトラバース気味に進む。最後に赤いポールが2本たっていて、そこを右にトラバースしたら大草連の集落に出た。なかなか楽しいコースだったが、雪質が良ければもっと・・・。あとは車道を歩いて車のデポ地に下るのみ。こんなところによくまだ集落が残っているものだと、感心しながら歩いていた。少しと思っていた車道歩きは、結局35分もあった。最後にトラバースしたところを、トラバースせずにそのまま沢を滑れば、田中の集落に出ることができたかもしれない。

小谷温泉だともどることになるので、下里瀬温泉に行くことに。7人で1人分割引になるということで、ちょうどよかった。温泉を出ると雨が降り始めてきた。白馬まで登ると雪に変わり、大町に降りると雨に戻った。夕食は穂高の壽亭。うちらはハンバーグ定食と生姜焼き定食を食べた。次回はオムライスとラーメンを食べなければいけない。壽亭を出ると雪に変わっていた。




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